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トップページ ブログ > 税務について > 実は税金がかかってくる痛い給付金のお話

2020年6月6日実は税金がかかってくる痛い給付金のお話

こんにちは。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■6月は例年比較的落ち着く時期ですが、

 今年はとにかく忙しい…

 福岡県の持続化緊急支援金と、
 国の持続化給付金…

 この申請サポートで、
 本当に半端ない忙しさです(汗)。

 さて、この給付金関係をもらう
 という状況は、

 昨年に比べ売上高が下がっている状況
 ですので、

 今年は税金が出にくいのかもしれませんが、

 もしこれから業績が好調になってくると、
 税金の心配をしていかないといけないですね。


■ここで注意しないといけないのが、

 持続化給付金や福岡県の持続化緊急支援金
 については、

 どちらも税金のかかってくる収入
 に含まれるということ。

 これを完全に免税にしてくれれば、
 まだ良かったのですが、

 なんか厳しいですよね…(涙)

 もしかすると、

 こういった給付金関係をもらっている
 事業者に対し、

 将来的に税務調査が入るかもしれない
 などということも考えられます。
 (あくまでも私見ですが…)


■いずれにせよ、

 こういった給付金が税金の対象となってくる
 ということは、

 しっかりと考えておかないといけません。

 最低でも、所得税で5%・住民税で10%
 の税金がかかってくるので、

 15%の納税資金は確保しておきたいもの。

 もしあなたが100万円の給付金をもらっている
 としたら、

 15万円は納税資金として
 プールしておかないといけない

 ということですね。

 このほかにも、
 国民健康保険料も上がってきます。


■こういった将来の支出に備え、

 あらかじめ準備をしておくということは
 すごく大切です。

 ここ最近、給付金が入ってきたものの、

 「これを自由に使っていいんでしょうか?」

 といった問い合わせが増えていますので、

 「納税資金は最低限プールしておきましょう」

 ということを伝えるようにしているところ。


 給付金についてはもちろんのこと、

 今年の目標と予算を立てて、
 納税の必要があるようだったら、
 すぐ毎月納税の資金の積み立てを
 しておきましょう。

 【備えあれば憂いなし】

 というのは本当のことで、

 備えていなければ憂いまくってしまいます(汗)。

 しっかりと、将来のことを見据え、

 最低限の資金は貯めておくように
 しましょうね(^^)

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《本日の微粒子企業の心構え》

・持続化給付金と福岡県持続化緊急支援支援金
 には、税金がかかってくる(!)

・最低でも、給付金の15%は資金として
 プールしておくべし。

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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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