2025年6月4日「その行動、相手との信頼を壊していませんか?」
今日は早くも、 1社目の4月決算法人のお客様の 決算申告の最終のご面談でした。 3月と比べ4月決算法人は そこまで多くはないのですが、 6月の月初早々に決算申告の ご面談ができて、 なんだか幸先が良い感じが しています。 さて、本日の問題です。 ================== ■以前の記事でも度々書かせて いただいていることではありますが、 我々微粒子企業にとっては、 【人と人とのつながり】 こそがかなり大切であると 私は認識しています。 大企業の場合は、その資本力から 低価格での戦略をとることが 可能なのですが、 この低価格の戦略は、 一般的には大企業ならでは のものであり、 我々微粒子企業がここに参入すると、 どうしても資本力で負けてしまうため、 結果として大きな損害を追いかねない ということになってしまうでしょう。 ■逆に言えば、 【価格ではなく価値で勝負をする】 ということが重要であるわけですね。 そのような中で、 【人と人とのつながりを重視した商売】 というものが、最も大切ではないかと 私は考えています。 どうしても日々いろいろな方と 接していると、時に 「人と人との関係をないがしろに されているな…」 と感じざるを得ないようなことに 出くわしてしまいます。 ■例えば、我々税理士について言えば、 税理士とお客様との関係により 顧問契約となるわけですが、 それ以前にまずは「人と人である」 ということなんですよね。 (当たり前のことではあるのですが。) その関係をないがしろにして、 まさに三人称視点を持たずに、 こちらのことを軽視したような 言動を取られると、 どうしても信頼関係が 危ぶまれてしまうというものです。 <2019年9月14日【三人称】こそ 経営者が持つべき視点> https://muratax.com/2019/09/14/1573/ ■こういったことについては、 たとえ契約が終わった後であっても、 人と人との関係性という面では 切っても切れない部分もあるもので、 最低限、それ以前の関係性が それなりにあった場合においては、 その後の言動についても 配慮していくのが、 人の在り方ではないかと 思うところです。 ■こういったことについては、 まさに一時が万事であり、 その時起こってしまった瞬間的な 出来事のみならず、 そこで形作られたいわば 負の信頼関係が、 その後のあらゆる部分に 派生してしまい、 決して良くはない方向に 向かってしまうというもの。
■以前も書かせていただいたこと ではあるのですが、 こういった負のエネルギーは、 かなり強大な力を持っていますので、 ひと度この負のエネルギーを 感じることがあると、 その後の負から正への転換は かなり難しいと考えた方が 良いでしょう。 <2022年7月2日【負の言動】が伝播 していく恐ろしさ> https://muratax.com/2022/07/02/5368/ ■少なくとも私自身は、 こういった負の一定の力がお相手から 自らに加わってしまうと、 その力を加えたお相手の方への信頼が、 一気に棄損してしまうものであり、 その後の信頼が回復することはまず ないという感覚です。 ■いろいろ述べてはきたのですが、 まず、我々微粒子企業にとっての 経営戦略としては、 一般的には人と人とのつながり を最重視して、 その経営を進めていくことでは ないかと私は考えます。 もちろんそれだけではない と思うのですが、 こういった人と人とのつながりを 無視した言動は、 経営のみならず、 その後の人生においても、 大きな良くない影響を及ぼしてしまう ことは明白であるはず。 ■どうしても、時に人は、 自分の利益や心地よさのみを 重視して、 知らず知らずに他の人のことを ないがしろにした言動をとってしまう ことがあるものですが、 まず、そのようなことがある という大前提を自分の中に刻み込み、 一つ行動を取ろうとするたびに、 自然とそのようなことを想起できる ようになり、 決して信頼関係を棄損することの ないような関係性を考え、 的確に経営者として、 また一人の人として、 その行動をとっていきたいものです。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・我々微粒子企業の経営戦略として、 人と人とのつながりを重視した 経営を考えることが、 最も重要であるように思うところ。 ・こういった人と人とのつながりに ついては、経営のみならず、 人生全体において 重視すべきではないだろうか。 ・ひと度棄損された信頼関係は、 その後二度と回復することはないと 考えた方が良いだろう。 ・経営者として、そして一人の 人間として、常に人と人とのつながり を重視し、 三人称視点を携えて、 日々の言動をとっていきたい ものである。 --------------- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。