2025年6月14日【心身の不調】を感じた際に考えるべきこと
今日は何とか朝イチで メルマガ執筆を開始。 先日の記事の中で、 声高らかに(文高らかに?) 朝イチの習慣としてメルマガと筋トレを することを宣言したわけですが、 <2025年6月12日「今日から習慣を 変えます!」仮説と検証は爆速で> https://muratax.com/2025/06/12/9069/ これが2日目にして頓挫してしまい、 習慣化の難しさを身をもって 体感したところです。 ちなみに、原因は夜中の目覚めによる 睡眠不足で、朝動けなかった… というものです(滝汗&涙)。 そんな試行錯誤の日々ではありますが、 本日の本題です。 ================== ■経営者として仕事をしていると、 仕事が生活の一部となり、 いわゆるオンとオフの境目を つけることが難しくなります。 ■と言うものの、オンオフの 境目をつけようとすること自体が どうしても難しいという面もあり、 特にスタートアップの時期などは、 とにかく仕事をしていく他ない といった面もありますよね。 ■こういった仕事と生活が混同された 日々を忙しく送っていると、 どうしても体力のみならず メンタル面で不調をきたすことが 少なくありません。 ■ここで言う生活とは、 睡眠も含むところで、 どうしても睡眠時間を削ってしまうと、 免疫が下がり、脳がリフレッシュ できない状況が続き、 そういったことによって メンタル面を蝕んでいくということが 少なくないように感じるところ。 ■ひとつ前の時代は、 「運動では水を飲むな」、 「仕事や勉強は寝ずにしろ」、 などといった気合と根性論の風潮が ありましたが、 これが今となっては、 適切に水分補給をして、 睡眠を十分に取ることにより、 大きなパフォーマンスを得ることが できるということが 一般的になっています。 ■そうは言っても、経営者として 仕事をする面では、 どうしても仕事が終わりきれない ということが少なからずありますので、 無理をすることも避けられない ということも、当然のことながら あるかなと思います。 ■ただ、無理を重ねた結果に、 メンタル面で不調をきたして しまったり、 それが身体面でもストレスとして 表出してしまっているようであれば、 それはそういった仕事の仕方を 見直すタイミングが来ているのかも しれません。 ■結局のところ、 身体やメンタルに不調をきたして しまえば、その先の経営の 生産性や効率性は圧倒的にダウン するというもの。 ■そのような中でも、 上述したような気合と根性論で 突き進もうとする経営者も 少なくないのですが、 その一線を越えたその先には、 何かしらの身体の大きなダメージや、 メンタル面での取り返しのつかない 状況になってしまうことも考えられ、 そうなってしまえば本末転倒に なってしまうというものでしょう。 ■そのようなことから、 身体面やメンタル面で 不調を感じた際、 まずはそれを改善することが 大事かなと私は考えます。 自分が動けなくなって 何もできなくなればそれまで ですので、 どれだけ仕事が溜まっていようとも、 いったん全ての仕事を休止する勇気を 持つことが必要であるといえます。 ■そのような状況というのはつまり、 キャパオーバーを起こしている というもので、 そもそもキャパオーバーしている ことを認識して、 その原因を取り除く必要が あるというものでしょう。 ■では、キャパオーバーの原因として、 どのようなものが考えられる でしょうか。 場合によっては、 売上の単価が現状と見合っていない かもしれませんし、 自社の人員からして、 仕事のボリュームが多すぎるのかも しれません。 ■または、超絶な労働集約型に なってしまっていて、 身体的に無理をしている状況が あるのかもしれませんし、 経営において、 いろいろ手を出しすぎている 可能性もあるかもしれません。 ■こういった心身の不調は、 経営の見直しの良いきっかけで、 こういった時にこそ 「引く経営」を心がけたいな というところです。<2024年12月3日足すのではなく 【引く経営】を考えてみる> https://muratax.com/2024/12/03/8426/ 大切なのは、身の丈に合った ビジネスをしていくこと。 身の丈は状況によって 変わるかもしれませんが、 今の自社の現状に合った経営を 組み立てていくことこそが重要です。 そのような経営を実現することで、 キャパオーバーを防ぎ、 心身ともに健康な経営が可能になる と私は考えます。 ■気合と根性も大切ではありますが、 もし心身に明らかな影響が 出ているようであれば、 それは経営改善のサインかも しれません。 ■私自身も最近はそうした不調が 出てきているところではありますが、 だからこそ現状を冷静に見つめ、 お客様やスタッフの状況を 俯瞰しながら、 経営のあるべき方向性を的確に したいものです。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・経営者として、仕事と生活が良くない 意味で一致しているということは 少なくないもの。 ・そういった状況が行き過ぎると、 キャパオーバーとなり、 心身に不調をきたしてしまうことが 考えられる。 ・心身に不調が出たその先には、 取り返しのつかない、再起不能と なってしまうこともまた想定される。 ・そういったサインが表れた際は、 ぜひ経営全体を見渡して、 極力シンプルに、かつ、無理なく 経営を練り直し、 心身ともに健康な状態を保ちながらの 経営の方向性を模索したいものである。 --------------- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。