2018年8月7日労働集約型ビジネスは我が身を滅ぼす・・・
「仕事の仕方を変えなきゃですね・・・」
昨夜は、お客様との食事会。
それはそれは美味しいお料理!
・・・ではありながら、お話する内容はなかなかシビアなもの。
税務というより、経営のことをいろいろ語り合った時間でした。
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.定期的なお食事
私はよくお客様とお食事をご一緒します。
純粋に楽しい・・・ということもあるのですが、お食事の際リラックスできる環境は、腹を割って話せるから、というのが大きな理由。
結局のところ、本音で話せない税理士など、経営者にとっては意味をなさないように思うのです。
もちろん、仕上がった数字をチェックし、税務的に問題がないか、などを確認することが税理士のメインの仕事。
ただ、そのベースとなる数字が上がってくる過程で、経営者の心を知らないことには生きた数字が手に入りにくい状況があるわけです。
2.話の中で出てくる危機感
これは、どのお客様にも共通して出てくる話題なのですが、
創業初期はどうしても経営者自らが営業に出て、作業をし、収入を得ていく。
このようなスタイルになることでしょう。
ただ、当然のことながら、経営者の身体は一つしかないわけで、
将来的に限界は必ず訪れます。
この仕事の仕方は【労働集約型】。
要は、自分が肉体を駆使して動かなければ、売上が立たないという状況。
考えてみると、コワいですよね…
でも、大丈夫。このことに気付くことがまず一歩です。
3.収入のポケットを増やすことの意義
労働集約型のビジネスは、それだけでは自らの身を滅ぼすことになりかねません。
ですので、場合によっては雇用をして、いわゆる誰でもできる【作業】の部分を他人に振ること、
また場合によっては、月会費制で何らかのサービスを提供するシステムを作ること。
このようなことをすることにより、自身が動かなくても収入が得られていく仕組みを作ることができます。
自分が手いっぱいになった状態は、第一段階の過渡期。
この過渡期を、正しい判断をして、上手に乗り越えることが、経営者として大切なこととなるでしょう。
・・・私自身も、今ちょうどこの過渡期なのです。
ですので、お客様とのお話にも自然と力が入ります。
ちょうど同時期に創業したお客様が多いので、
税理士の顧問でもありながら、ビジネスの仲間でもある。
なんともありがたい関係でしょう。
本当に感謝ですね。