2020年7月12日ドラッカーの言う、『情報』と『知識』の違いとは?
こんばんは。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■今日は丸一日家族と過ごすことと決めた
日曜日。
こんな日は中途半端な気持ちで仕事をするより、
一つのことに集中した方が良いので、
いっそのことすべての仕事をストップすること
としました。
さて、
昨日は面談もない日だったので、
少し自分の身の回りの整理をしてみました。
そのようなことをしていたところ、
過去に申し込んでいたセミナーの教材や、
読み終えてない大量の書籍を目の当たりにし、
少し青ざめていた次第(笑)
申し込んだり、
本を買ったりするその瞬間は
ヤル気マックスなのですが、
少し時間が経ってしまうと
どうしても意気消沈してしまう…
ということが少なからずあるものです(汗)。
要は、
『やった気になっている』状況ですね。
これだと何の進歩もない…
実際のところ、
私自身がそのようになっているわけですが、
本当に
そのような読み終えていない本や、
購入したままのセミナーの教材などは、
宝の持ち腐れと言えます。
■さて、
ドラッカーは
このようなことについて
次のように言い残しています。
「『知識』は、本の中にはない。
本の中にあるものは『情報』である。
『知識』はそれらの『情報』を
仕事や成果に結びつける能力である。」
(「創造する経営者」より。)
要は、
本を読んでその内容を取り込むことや、
セミナーを受けて学習していくことが、
【情報】であり、
それを実際に行動して
自分のものにしていくのが
【知識】ということなんですよね。
■このようなことから考えると、
セミナーに申し込みっぱなし、
本を買いっぱなしである状況は、
『情報』にすらなっておらず、
単なる
【お金の無駄遣い】
になってしまっている状況と言えます(汗)。
有用なセミナーに参加したとしても、
その時は勉強した気になり、
成長した気になるものなのですが、
それを実際に行動に移していかないと、
何も実を結ばないことになってしまいます。
いわゆる
【インプット】と【アウトプット】
というものですね。
インプットをすることは必須である
のですが、
それを適切にアウトプットしていかないと、
全くもって身にならないもの。
ただ私は、
このインプットとアウトプットに加え、
【第三者からのフィードバック】
が必要なのではないかと思っている次第。
■結局のところ
人は一人で頑張ることはなかなか難しく、
【適切な第三者の干渉】
がないと、
動きが止まってしまう。
ということが
少なからずあるんですよね。
これから新たな学びをスタートするのも
良いことでしょうが、
これまで申し込んだり、
買い求めていた過去のものを
再び洗い出してみて、
それをまた学び直し、
(内容が時代の流れとともに
陳腐化しているものであれば
それは良くないですが…)
再度、
『情報』として
【インプット】
し、それを適切な自分の行動として
『知識』にすべく
【アウトプット】
してみることを、お勧めいたします。
そして、できることならば、
第三者にそのことを宣言し、
【第三者からの監視】
をも、適切に受けていくことができたと
したら、
なおのこと良いと言えますね(^^)
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《本日の微粒子企業の心構え》
・買いっぱなしの本、
受けっぱなしのセミナーは
ないだろうか。
もしあるとするならば、
今一度その『情報』を吟味してみて、
適切に『知識』にすべく、
実施してみるべし。
・広く浅く学ぶということも
重要であるが、
それ相応の知識を身に付けたいのであれば、
インプットした情報を
しっかりとアウトプットし、
それを『知識』として、
自らの血肉とすることにより、
しっかりとそれを落とし込んでいくことも
また重要である。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。