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トップページ ブログ > 経営のこと > 【副業×複業】で盤石な仕事を

2021年11月22日【副業×複業】で盤石な仕事を

今日は仕事ややるべきことが溜まっており、
2時起き&爆速&爆集中力(?)で仕事中。


■「確かに一社だけに依存は
 怖い状況ですよね…」


 以前からの友人で
 サラリーマンをしながら
 副業もしていた方が
 いらっしゃるのですが、

 その方の会社が今年初め頃に
 倒産することになってしまい、
 現在はその『副業』をメインに
 仕事をしている

 とのこと。

 順調な会社ではあったのですが、
 コロナの影響によりだんだんと
 業績が下がってきてしまい、

 従業員の給料やその他の固定費も
 多くあったことから、やむなく廃業…

 そして友人に関しては『退職』
 ということになった状況でした。


■そんな中、


 友人に関しては『副業』として
 既にビジネスをしていたので
 それがせめてもの救いだったわけですが、

 大半の社員の方はそのような状況ではなく、
 途方に暮れている

 とのことです。

 ただ、『副業していた』ということが
 イコール安心というものではなく、

 その中での課題が、

 【とある一社とだけ
 取引をしている状態である】

 ということ。

 このことで危惧されるのが、

 この仕事を請けている
 先方の会社が同じく経営不振などに陥って、
 その売上がなくなったとしたら、
 たちまちその友人も廃業となる
 可能性があるということ…



■このように、


 売上を考えるにあたり、
 
 【極端に少数の得意先に依存している】

 ということはかなり危険である
 と言えます。

 これは上述したように、
 その売上を依存している会社が
 立ち行かなくなってしまうと、

 【その支払いが滞り、
 こちらの売上がなくなってしまう】

 ということ。

 こんな状況は何としても
 避けたいものですよね。


■そんな中で検討したいのが、


 【経営においては
 複数の収入口を持っておく】

 ということではないでしょうか。

 いわゆる『複業』とも言えますね。

   現状では複数の収入口など  ないかもしれないのですが、  【どうやったら安定した収入を作れるか】  ということを考えることが  極めて重要であるのではないか  ということ。  とは言え、『一攫千金』を狙うような  再現性のないビジネスは  現実的ではないため、  どちらかと言えばコツコツと  『信頼』を積み上げていき、  【その信頼を通じて複数のルートから  仕事をもらえるようになれば万々歳】  なのかなと、私は考えている次第です。 ■どうしても、  少数に依存している状況で、  その売上も現状では  満足のいくものであれば、  その状況に浸かり、  何の手立てもなく、  経営を継続してしまう  というもの。  いわゆる『ゆでガエル』理論ですね。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B9%E3%81%A7%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB    しかしながら、  【先行き不透明なこの状況下においては、  それはかなり危険である】  と言わざるを得ません。  場合によっては、  『ランサーズ』や『クラウドワークス』、  『ストリートアカデミー』   などといった  全国で仕事をすることができる  サービスもあります。  始めは低価格かもしれませんが、  実績を通じて信頼残高を積み上げ、  その信頼のもとに仕事が  回ってくるようになると、  場合によってはかなり強いものになるでしょう。 ■そしてこのことは、  自身が仕事をお願いしている  『外注先』においても言えること。  【その外注先が数社に依存している  状態であればあるほど、  そのリスクは高まる】  というもの。  というのも、  【外注先に万一のことがあり、  その代わりがいないとなると、  受注した仕事が進まない】  ということになってしまうため、  得意先の信用までも失ってしまう  結果となりかねないからです。  これはつい先日の記事でも  書かせていただいたように、  やはり  【有事に備えておく】  ということもまた、  かなり大切になってくるというもの。  https://muratax.com/2021/11/20/4606/ ■今日は、  友人の副業を通じて  思いを致したことを  記事に認めさせていただきました。  我々税理士に関しても、数社で高額な  顧問契約を締結している状況では  これは怖いことなんですよね。  税理士であっても、  【財務を用いたコンサルティングや、  何かしらの数字を使った隣接業務を  同時に並行してやっていく】  ということも考えた方が良いのでは  ないかと思っているところです。  かく言う私自身も、当然そのような  『思索』を積み重ねており、  来たるべき将来に備えて  盤石な体制を築こうとしているところ。  【有事に備える】  ことは、常に経営者として意識下に  置いておきたいものであり、  経営の思索を徹底的に重ねていくべき  であると言えるでしょう。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・得意先が少数に限定されている状況で、  その少数のルートからしか  収入がない状況は、  【この先行き不透明な現代においては  極めて危険なことである】  と言える。 ・仕事は、  【信頼の積み重ねにより成就する】  というもの。  そしてその信頼は、  徐々に積み上がっていくものであるため、  当初は大変ではあるものの、  牛歩のごとくでも  その信頼を獲得する術を考え、  【将来の複数の収入のルートに  繋げていくべきである】  と言える。 ・複数のルートを信頼のもとに持っておく  というのは、売上だけでなく、  『経費の支払い関係』においても  言えること。  得意先であっても、  経費の支払い先(外注先など)  であっても、  【しっかりと人と人との  信頼関係を重視したお付き合いをし、  その信頼関係のもとに、  より強固な人間関係を築いていくこと】  は極めて重要であるものと  心得ておくべし。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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