2022年8月15日「君の名は。」から見て取れる微粒子企業の生き方
■先日のことですが、
家族で「君の名は。」の
DVDを観ました。
<映画『君の名は。』公式サイト>
http://www.kiminona.com/
以前は映画館まで一人で足を運び、
映画自体は観ていたのですが、
今回は家族でまったりと鑑賞。
映画や読書は不思議なもので、
その時の自分のステージによって、
その見方や捉え方も変わるんですよね。
今回も、以前は感じ得なかった感情を
持ったように感じます。
■映画の中で、
『組紐』というものが出てきます。
いろいろな縁の中で
人は生かされており、
すべてのものはつながっている
…というのは私の解釈ではあるのですが、
そのような印象が強く
心に残っています。
先日開催させていただいた
女性社長限定のTEAM MURATAXでも、
同じようなことを感じた次第。
<2022.8.9【TEAM MURATAX女性社長の会】
を開催しました!>
https://muratax.com/2022/08/09/5502/
福岡での開催だったものの、
思わぬところで、
全国規模で人と人との縁が
つながっており、
初対面だと思いきや、
実は初対面ではなかった
ということが複数ありました。
少人数の中でのこういったことですので、
本当に世間は狭いな…
と思うところ。
■逆に言えば、
人と人とのつながりはどんどん
派生していくもので、
ある一つの言動が
その後広く大きく
広がっていくということもまた
予想されます。
人の良縁がこのように
広がっていくのは、
本当に嬉しいことですよね。
■その一方で、
何かしらの悪態に関しても、
同じように伝播していくことが
考えられます。
「だからと言って」
悪い行いをしてはならない
というのはまた論点が違うのですが、
【すべてのことはつながっている】
という認識は持っておいた方が
良さそうです。
上述した悪態というのは、
【人を不幸にするような言動】
を表した次第なのですが、
その一方で、経営においては、
自らの立ち位置を
しっかりと表明しておかなければ
なりません。
■たとえ、
それが特定の相手にとって
都合の悪かったこと
であったとしても、
結果そのことにより、
本来大切にすべき人たちの
幸せが守られるとするならば、
ある程度そういったことも
必要であるわけです。
何もかも、聖人君子のように
振る舞っているようでは、
逆に、上述した幸せでいてほしい人が
不幸せになってしまう
ということも考えられます。
■剣と盾を持ち、
盾で自らの身はもちろんのこと、
周りの大切にしたい人…
(経営的に言えばお客様が
代表的なものかと思いますが、)
そのような人を守りながら、
剣を盾の補足的なものとして
使っていくということ。
これが大切ではないかと思う次第。
剣は、一般的に
攻撃をするものとして
使われるのですが、
これを防御の補足的なもの
として考えると良いのではないかと
思うんですね。
■やはり、何事においても、
剣を振りかざして周りを攻撃していく
ということは、
あまり得策ではないという気がします。
そもそも、そんな人には
誰も近づきたくないですよね(汗)。
あくまでも、
盾で身を守りながらの剣であり、
そのことは前提として
私は持っておきたいな
と思っているところです。
■上述した『君の名は。』に出てくる
組紐のように、
やはり
【すべてのことつながっている】
という大前提に立ち、
自らの立ち振る舞いを
今一度見返すとともに、
感情でその場を斬ってしまう
のではなく、
あくまでもその都度、
自分自身を俯瞰して、
自分や周りの人の幸せなど…といった
【自分にとってのあるべきベース】
に立って、
物事を冷静に判断したいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『君の名は。』に出てくる
組紐のように、
【すべてのことはつながっている】
という認識を持っておいた方が
良いように感じる。
・悪態をつくのは、
もちろんご法度であるが、
自分や周りの人の幸せを守るため、
信念を貫いていくことは必要
であると言える。
・そんな中、
『剣と盾を適切に』
持っておきたいもの。
盾は自分や周りの人を守るための
防御策として使い、
一方剣は、その盾の効力を
補足するものとして、
あくまでも防御する補助的なもの
として利用したいもの。
・すべてのことつながっているがために、
そういった剣と盾も、
その信念を貫き、
使っていくことにより、
周りの人の理解も得られ、
そのことが逆に信頼につながるように
考えられる。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。