2023年1月29日「自分がいなくてもどうにかなる!」という発想の転換の必要性
早いもので、1月ももう最終週ですね。
税務のイベント目白押しの1月では
ありましたが、
11月決算法人の申告ももう少し
というところで、
一つ目のヤマ場を越えれそうかなという感覚。
(とは言えまだ複数の山々が
そびえたっていますが(笑)。)
さて、本題です。
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■最近になって
【有名企業が続々と人員削減】
をしているというニュースを
耳にするようになってきました。
大企業と言えども安定していない
この時代。
私たちが本当に身に付けるべきは
【自分で収入を得る力】
なのかもしれませんね。
現に税務相談の中でも、
【会社員の方で副業】
をしている方からの
確定申告に関する相談も
多くなってきているような印象です。
■相談される人によっては、
【本業とも言えるサラリーマンの
給与と並ぶほど、
副業での収入を得ている】
という人もいらっしゃったり、
副業といっても、サブ的な
位置づけとはもはや捉えられず、
【メインの収入とも言える存在に
なっている】
ということもまた少なくない
ように感じている次第です。
■大前提として
サラリーマンであっても
経営者であっても、勤めている
企業や自分の会社が
【今後どうなるかわからない】
ということは念頭に置いて
おいた方が良いでしょう。
そのように考えると、
投資において分散して
いろんなファンドに投資するが如く、
ビジネスの面でも
【分散した収入源を持っておく】
ということは重要なのかもしれません。
そして、もし現在勤めている会社の
将来性がないようであれば、
【早々に副業などをスタート】
し、その副業の方を育てて、
【将来的にはそちらの方に
全シフトしていく】
ということまでも、場合によっては
考えた方が良いのかもしれません。
■そんな中で、
次なる悩みとして上がってくるのが、
退職するにあたり、
【会社に言いにくい】
ということでしょう。
私自身も、長年勤めていた
最初の税理士事務所を退職する際は、
「自分が退職してしまったら、
どうなるんだろう…」
といった漠然とした不安を
持っていたのをよく覚えています。
こういった感情に関しては、ある程度
【サラリーマン万人に共通するもの】
なのかもしれませんね。
■しかしながら、
結論としていえば、
【物事はどうにか進んでいく】
というものです。
退職に関しても、通常の場合
【前もって会社に報告をし、
数ヶ月後に退職…】
ということが
通常なのでしょうが、
場合によっては家の事情などや
病気などの入院により、
【即日で退職をせざるを得ない】
という状況も考えられるでしょう。
■もしそうなった場合、
会社はどうなるでしょう。
そのような状況下においても、
会社がすぐさま倒産するなど
ということは考えにくく、
現在いる社員の方が
代替してくださったり、
または外注で突発的に対応したり、
すぐさま新規の社員を雇用して
追加の人員が入ったり…
といったことにより、
【どうにか会社は回っていく】
というもの。
どうしても、「自分しかいない…」
といった想いで、先入観を持って
行動を伸ばしてしまう
ものなのですが、
【案外どうにかなる】
ということは念頭に置いて
おいた方が良いかもしれません。
意外と自分がいなくなったとしても、
【その代わりとなる人はゴマンといる】
もので、この現状をまず念頭に
置いておきたいというところ。
■そして、
もし退職という話を出した際に、
【会社に引き止められる】
としたならば、もしかすると
【会社にとっては必要な存在】
なのかもしれません。
(もしかすると、と言うとなんだか
失礼な気もしますが…)
そのような状況であれば、
場合によっては
【賃金の値上げ交渉】
をすることが
できるかもしれません。
■結局のところ、
【自分に代替する存在は
少なからずいる】
というのが通常ではあるのですが、
その逆に、会社や取引先に、
【自分しかいない】
と思わせるような存在に
なれたとしたら、
その瞬間に
【代替不可能な存在になり、
先方からもぞんざいな
振る舞いはされなくなる】
というものでしょう。
■そういったことから考えると、
自分を的確に客観視し、
【自分の勤めている会社や
取引先にとって自分が
どういった存在か】
ということを見定め、
その現状を踏まえた上で、
今後の取るべき行動を
考えてみるというのも
また良いのではないでしょうか。
■どうしても、
現状を変えようとすると、
【抵抗心が生まれてしまう】
ものですが、
案外自分がそこから外れる行動を
取ったからといって、
【その影響を周りが受ける
ということは意外と少ない】
もの。
「自分の人生は自分で
切り開いていくいくもの。」
常にそういった
【将来に関することなど】
を考えつつ続け、その時々で
有用な経営や人生の判断を
していきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・退職のことや、
取引先との取引の継続などにおいて、
【現状を変えようとする際は
どうしても抵抗心が出てしまう】
というもの。
・しかしながら、
【自分の代わりがゴマンといる】
ということは、
念頭に置いておいた方がよいだろう。
・逆に、
自分がその取引先や
会社にとってなくてはならない、
【代えがたい存在】
になるとしたら、それほど
強力な武器はないと言える。
・そのように考えると、
【経営や人生の進む方向は
大きく広く見えてくる】
というもの。
そのためにもその時々で
【自分自身を俯瞰して、
その時々の取るべき行動を
的確に選択していく】
ということを
心がけてみてはどうだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。