2023年4月7日「だから、会計・経理は大事なんです」というお話
子企業の身の丈ご機嫌ビジネス【1342号】
こんばんは。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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今日は3ヶ月に一度の歯科検診に。
そして年に一度のレントゲンを撮る日
でもあったのですが、
歯の状況は良いようで、ひと安心。
あとは健康診断に早めに行かねばです…
身体は資本ですからね。
さて、本題です。
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■以前の記事でも申し上げておりますが、
確定申告が明け、また新年度に入り、
【心機一転で経営の見直しを…】
ということもあろうかと思います。
そして、経営の見直しとともに、
【会計制度の見直し】
についても検討したいところ。
■もしあなたが、
現在の会計に
問題を抱えているとしたら、
これを機に改善しておきたい
というところでもありますよね。
その会社の状況によって、
当然対策をするべき会計についての
ことは異なるものですが、
【一度決めたことは基本的に継続】
していかなければなりません。
■当然、
その時々の経営状況の変化に応じて、
【会計の社内的な制度も柔軟に
変化させていく】
必要はあるものの、基本的に
【芯はブラさずに、淡々粛々と
継続していくことが重要】
となります。
とは言え、業務には繁忙期もあり、
決めた通りに進めると言っても、
【どうしてもその業務の状況により
継続することが難しい】
ということもあるでしょう。
■しかしながら、
会計に関して言えば、
一度その決まったことを
曲げてしまうと、そのまま
ズルズルいってしまう…ということ、
また、面倒なことでありますので、
【楽な方へ流れていってしまう】
ということもまた考えられますので、
こういった言わば
【惰性の動きには要注意】
ですね。
■会計の制度とは、
具体的に言えば、
【現金に関しては毎日入力をして
財布と帳簿の残高を合わせる】
ということ、また、
【決まった日に
売上の請求書を発行する】
ということ、
【決まった日に経費の支払い処理をする】
こと、
【決まった日に資金を移動する】
こと…
そのようなルーティン化された
会計の業務というものが
あろうかと思います。
■これを
【淡々粛々と決められた通りに実行する】
ということが極めて重要である
ということなんですね。
基本的に
【会計は経営成績を見る】
という動きに直結しますので、
このルールを守らないことには、
その月毎の損益の動きや
資金の動きも、
【的確に判断する
ことが難しくなる】
というものです。
■特に
損益に関しては、
【月々の売上や経費の推移表を
見ることにより経営の分析をする】
ことも少なくありませんので、
こういった経営の分析に
その月毎にバラつきがあるようでは、
【数字として見えなくなってしまう】
ということなんですね。
どうしても繁忙期になると
「時間がない…」
ということで会計の業務を
先延ばししがちなものなのですが、
【会計は経営成績を直接的に
把握するツール】
として必須のものと考えられます。
■そのようなことを考えると、
「会計をする時間がない!」というのは、
【経営の放棄をする】
ということにも繋がるように
私は感じていて、
【会計は経営の中でも優先して
手をつけるべきこと】
ではないかと思っている次第です。
■そのようなことから、
【会計については経営の状況把握に
直結する大切なもの】
という認識を持ち、
4月のスタートとともに
今一度会計の自社の制度を
見直してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・会計については、
【経営成績を把握するための
直接的なツール】
として位置づけられるもの
と心得ておくべし。
・会計については、
決まった業務がある
ことが考えられるが、
この決まった業務は、
【適時にかつ的確に処理をしていく】
ことが重要である。
・その会計の実施をする月に
バラつきが出てしまうと、
月別の損益が把握しにくくなる
ことも考えられるため、
要注意である。
正確には、損益は把握できるものの、
【資金の動きにムラが出てしまう】
ため、そういった点で
注意が必要であると言える。
・会計に関しては、
上述してきたように経営の根幹を
担っているものであるため、
経営の中で会計の時間を天引きし、
【適時適切に会計の制度を運用し、
会計の処理をしていくこと】
を検討したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。