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トップページ ブログ > 税務について > 個人事業の【通帳からの適切な経理】の仕方

2023年7月16日個人事業の【通帳からの適切な経理】の仕方

今日から千葉に来ています。

また多くの出会いと学びの場で貴重な
体験ができそうで、
今からすごくワクワクです。

ただ、少し寝不足ではあります笑。


さて、本題です。


------------------


■早いもので今年も7月に入り
 後半に突入しています。

 納税についての準備をされている方は、
 
 【下半期がスタートしたこのタイミングで
 税務相談にお見えになる】

 ということも少なくありません。

 そこで今日は個人事業主についての
 
 【税務対策についてのお話】

 をしていきたいと思います。


■これは私自身がよく推奨していること
 ではあるのですが、

 【個人事業用の通帳とプライベート用の
 通帳を分類する】

 ということは、
 
 【経理を明確化したり、
 経営成績を把握したりするため】

 に大変オススメなことなんですね。

 どうしてもプライベートの通帳に
 事業の売上が入ってきたり、

 逆に事業用の通帳から
 プライベートの支出が出たり
 しているようでは、

 現金の出入りが見えづらくなって
 しまうため

 【本当に儲かっているかどうかが
 わからなくなる】

 というもの。

 そのような状況ですので、極力
 
 【事業用の支出や入金は事業用の通帳】

 から、

 【プライベートの支出や入金は
 プライベートの通帳から】

 ということで管理したいというものです。

 
■しかしながら、

 【突発的な理由などのやむを得ない状況】

 もあろうかと思います。

 代表的な例としては、

 事業用の通帳に生命保険金の入金があったり、
 その他の突発的な収入があったりすること。


■そのような状況において、
 事業用の通帳に入っているのだから

 【これは収入として申告すべき】

 ということを
 錯覚しがちなものなのですが、

 【全くもってそんなことはない】

 ということになります。

 逆に、プライベート用の通帳に
 事業の売上が入ってきたとして、
 
 「これを申告しなくて良いのか」

 と問われたら、

 【決してそうではない】

 ということなんですね。

  ■どうしても事業用とプライベート用の  通帳を区分けすることで、  そこに入ってくる入出金が、    【そのままその通帳の用途通りに限定される】  と考えがちなものなのですが、  決してそうではなく、  【実態としての取引を  見ることにより税務判断をしていく】  ということになるわけです。 ■場合によっては、上述したように    プライベートの通帳に売上が入ったとして、  これを申告していないとなると、  売上の計上漏れということで、  【場合によっては重加算税の対象になる】  ということも。  逆に、事業用の通帳に事業とは  関係ない収入が入っていて、  これを売上として申告をしていれば、  当然その分の  【余計な税金を払っている】  ということになりますので、  【相当もったいないことになっている】  ということに。    このケースでは基本的に税務署は  教えてくれないため、  ただ損をして終わり…  ということになるわけですね。 ■特に個人事業については、  所得税や住民税のほか、  個人事業税や国民健康保険料も  増えてきますので、  申告の仕方を慎重にしないことには、  上述したように  【余計な税金関係を払ってしまう】  ということにもなりかねないわけです。   ■そのようなことから、  通帳の用途は事業用とプライベート用に  区分けする必要があるというものの、    【全ての収入や支出がその通帳の用途に  限定されるわけではない】  ということは  把握しておくようにしましょう。 ■事業用とプライベート用の  通帳やクレジットカード、  財布などを別にして、  【経営成績を適切に把握する】  ことに加え、上述したように、  【その取引は実態を見る】  ということを意識して、  それを基に適切な税務判断をし、  【余計な税金を払いすぎないように、  また、払うべき税金の払い漏れが  ないように】  心掛けたいものです。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・取引の実態として、  【事業用とプライベート用の  通帳などを区分けする】  ことにより、  経営成績を把握していきたいところ。 ・上述したような、事業とプライベートの  入出金についてはは  適切に区分けすべきではあるが、    これは  【区分けをした通帳への入出金が、  そのままその通帳の用途について  限定されるということではない】  ということは理解しておきたいもの。 ・どうしても事業とプライベートそれぞれの通帳に  【それとは逆の用途の収入や支出がある】  ということも考えられるが、  【あくまでも取引の実態として  税務判断をしていく】  ということを念頭に置いて、    【正しい経理と税務申告をすること】  を心掛けておきたいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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