2023年9月26日【他人の知見を自分のものであるが如く振舞ってしまう】ことの弊害
今日はTEAM MURATAX(お客様の会)
の開催日!
午後は女性版、夜は全体版の開催。
今日はいずれも4名のご参加で、
少人数で濃い話ができそうです。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、ここ最近は
多くの社長とお会いするとともに、
【同じく多くの本を読んでいる】
ということを書かせていただきました。
<2023年9月24日【書籍紹介も】先延ばしの
悪癖を改善するためには・・>
https://muratax.com/2023/09/24/6956/
どうしても、自分の常識はごく狭い範囲
のものですので、世界に目を広げると、
【気付きもしないようなことが
相当散らばっている】
ということが。
そのような中で、多くの社長と
お会いすることを通じて、
経営の事例や、失敗例や成功例を
お聞きすることができ、
その見聞きしたことを自らの経営の
要素に取り入れていくことにより、
【大きな経営の転換点を迎える】
ということも少なくないかもしれません。
■またそれとともに、
多くの本を読むことにより、
著者やテーマは違うものであっても、
【どこかで根本が繋がっている】
ケースがあったり、
また、とある専門分野の内容
一つにとってみても、
共通して言われていることに
気付いたりなど、本と本の間を通じて、
【関係が有機的に繋がってくる】
ということは往々にして
考えられるというものです。
そのように、
多くの見聞きしたことを統合して、
【より高い次元で昇華
していくことができる】
ということが、人とお会いしたり、
本を読んだりすることの醍醐味なんですよね。
■そして、人とお会いする中で
知り得た知見に関しては、
これも本と同じく、
【高い次元で昇華させ、
自分独自のものにしていく】
という視点は極めて重要である
と言えるでしょう。
■そんな中で注意が必要なのが、
【人から見聞きした知見を、まるで
自分が当初から知っていたかのように
表現し、人に伝える】
ということ。
そのような行動を繰り返していると、
【それが本当に自分自身で
知り得た情報と錯覚】
してしまい、
【教えていただいた当のご本人に
対しても、それを伝えてしまう】
ということがあります。
そのようになった際、
伝えたご本人にとっては、
「そのように自分のアイデアを
利用されているんだ…」ということで
【大きな不信感を買ってしまう】
ということにも繋がりかねません。
まさに、鳶に油揚げをさらわれる
ようなもの。
<参考・Wikipediaより>
鳶に油揚げをさらわれる
■もちろん、ご本人の承諾を得たり、
その内容がちょっとしたことであれば
まだ良いのですが、
場合によっては、経営に直結する
ビジネスのヒントなどをまるで自分が
当初から知っているかのように振る舞う
ことにより、
【その方の権利を侵害する】
ということにもなりかねないでしょう。
法的に権利を侵害するとまでは
言い切れないにしても、
【その方からの信頼を失墜してしまう
ということは避けられない】
というもの。
そのようなことから、
本に関してはまだ良いにしても、
人から直接知り得た知見に関しては、
「これは教えていただいた情報なのですが…」
という一言を添えて、
他の人に伝えるようにするのが
得策ではないかと思う次第。
■どうしてもいろいろな人に
お会いしていると、
そういった錯覚に入ってしまいがち
なものでありますが、
そういった点には十分注意して、
情報の収受と伝え方を考えるように
心掛けたいものです。
■何はともあれ、
【大切なのは人と人との信頼関係】
であるということは、
否定しようがない事実でしょう。
人と人との繋がりを最重視し、
経営者としてのあるべき立ち居振る舞い
を考えたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・多くの本を読むことや
多くの人と会うことにより、
【それぞれ散らばっていた情報が
有機的に統合されてくる】
ということは往々にして
見受けられるもの。
・本に関しては公開された情報であるため
まだ良いにしても、
人から直接知り得た知見に関しては、
伝え方を考えないと、
【その方との信頼関係が大きく壊れて
しまうことになりかねない】
ものと心得ておくべし。
・どうしても、経営者として自分の力を
誇示しようとするため
そのような行動に出てしまいがちなもの
であるが、そういった点には謙虚になり、
【「ここから知り得た知見である」
という前提を置いて、伝え方を考える
ことは、経営者の品格として重要である】
というものであろう。
・何はともあれ、
経営にせよ人生にせよ、
【人と人との信頼関係なしでは
その前進はない】
ものであるため、
適切にそういった信頼関係を重視し、
一人の人間としての品格を持ち、
その行動を取りたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。