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トップページ ブログ > 税務について > 経理は「シンプルイズベスト!」

2023年11月1日経理は「シンプルイズベスト!」

11月がスタートしましたね!
今日も3年前から毎月欠かしていない
高宮八幡宮への朔日詣りに
いってまいりました。

今日の様子をインスタに上げていますので、
もしよかったらご覧ください。

https://www.instagram.com/p/CzGZcB4RaJ9/?img_index=1 さて、本題です。 ------------------ ■過去の記事の中で、  個人事業主の方については  【事業用とプライベート用の銀行口座や  クレジットカードを分離した方が良い】  ということを度々お話しさせて  いただいています。  今日はその中でも、『事業用のこと』  について少し踏み込んでお話を  してみたいと思います。  今回の論点については    【個人事業主のみならず  法人についても同じことが言える】  ものですので、参考にしていただければ  というところです。 ■私は税理士としていろいろな事業者の方の  会計帳簿を見せていただくのですが、  【経営の状況を把握するためには  極力シンプルな状況である】  ということが望ましいというところ。  そのように考えると、    【極力普通預金の口座や  クレジットカードは少ない方が良い】  ということになりそうです。  クレジットカードについては、    【ポイントなどのメリットもあり、  複数のものを使っている】  ということも考えられます。 ■ただ、ポイントに重点を置いた  カードの分散をすることで、    会計での管理が煩雑になり、  場合によっては、いろいろカードを  所有している中で、  【所有していることを忘れている】  などとして、知らず知らずのうちに  年会費が引かれていたりなどということも。  そうなると、年会費の分  【これまで頑張って貯めていた  ポイントが消滅してしまう】  というもので、  それは本末転倒とも言える結果  となりそうです。 ■また銀行口座については、  場合によっては、  取引先の振込料を軽減するために  その取引先が使用している銀行口座を  あえて開設し、  【振込手数料を削減している】  ということもあるのではないかと思います。  しかしながら、そのためには、メインの  売上の入金口座から、サブとも言える  銀行口座に複数の資金移動をし、  そこからまた取引先に振り込む必要がある  というもの。  そして法人であったあれば当然  ネットバンキングの利用料が  それぞれの銀行にかかりますので、  たとえネット振込にして振込手数料が  無料になったとしても、    【ネットバンキングの利用料の分で  マイナスになってしまう】  ということも考えられます。 ■またネットバンキングを利用せずに  無料になっている状態だとしても、  【ATMなどに行き、振り込む】  という手間を考えると、その振込料が  免除されたということを超えた  労力が必要となり、  結果として本末転倒になっている  ということが少なからずある  のではないでしょうか。  そのように考えると、  たとえ振込料の負担があったとしても、  口座は極力1つにまとめ、  そこでネットバンキングを開設し、    【ネットバンクから振り込んでいく】  という行動を取ることにより、  ネットバンクの振込手数料が安い  ということから考えると、    結果として手間がかからず、    【経営もスマートに、なおかつ  スムーズになるのではないか】  と思う次第。 ■どうしても  【目先のちょっとした経費の削減】    に囚われてしまいがちなものですが、  総合的に考えて、経営にとっての  労力と時間、そして経費などの面を  総合勘案し、  的確な判断をしていきたいものです。  こういった点においては、    【知らず知らずのうちに経営にとって  マイナスの選択をしている】  ということが見受けられます。  ぜひあなたも、心当たりがある  ようでしたら、そのような見直しをし、  【適切な経営に関する思索】  をされることをお勧めいたします。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・経営を把握するにあたっては、    【極力シンプルな状況にしておくこと】  が大切であると言える。 ・そのような中で、     事業においてのクレジットカードや  銀行預金については、  【極力少数にまとめることが重要】  である。 ・どうしてもポイントや振込手数料などに  重点を置いてしまいがちなものであるが、  経営においての時間や労力の面も含めて  トータルで考えた際、  【その選択は本当に有用なもの】  となっているだろうか。 ・往々にしてそれは  【正解ではないとも言える  選択となってしまっている】  ことが考えられるため、  適切に現状の把握をし、  経営においての最適な手を打って  いくことを心掛けたいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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