2023年11月4日【プロに頼まない】リスクを考えてみる
世間一般的には3連休の中日。
世間が動いていない時は、
外部からの情報が止まるため、
動いておく絶好のタイミングです。
今年も残すところあと2ヶ月。
悔いのないよう、やれることは全力で
取り組んでいきましょう!
(かなりの自戒を込めて・・)
さて、本題です。
------------------
■先日のことですが、
顧問のお客様にとある専門家の方を
紹介させていただきました。
その方と私はそこまで知り合ってからの
日は深くはないのですが、
すごく価値観が同じで温度感も近いような
気がしており、
ぜひ一緒に仕事をしたいなと思っていた
というところ。
どうしても専門家となると、
その道のプロというプライドから、
専門家目線での提案になってしまったり、
【お客様のニーズなどを聞き出さないまま
前に進めてしまう】
ということも少なからずあるというもの。
■我々税理士にとってもそれは
同じことが言え、
ただ杓子定規に目の前の物事を
当てはめてそれを税務判断の材料として
利用しようとしても、
往々にしてそれは誤っているということがあり、
適切にお客様の声を正面から
聞かないことには、
【税務の解釈も誤ったものになってしまう】
ということがあり得るわけですね。
そのような点において、
【まずは人と人との信頼関係や対話を重視】
して、専門家としての提案をしなければ
ならないのかなといった感覚です。
■今回お話を伺ってみて、
私が通常の知識として知っていたことは
もちろんのこと、
それを超えた私の知らない分野の
お話なども多く聞かせていただき、また、
【知らず知らずのうちにリスクを
抱えてしまっているという可能性】
も教示していただき、
大変有意義な時間でした。
■こういったとある専門性の分野に関して
【なんとなくの知識で動いている
こと自体が、大きなリスクである】
ということなんですよね。
税法においてもまさにそうで、特に
消費税に関しては
【届出書一つで納税額や還付額が
大きく変わる】
などということに。
■こういった点には細心の注意を払い、
【決して独断で判断すべきではない】
ということなんですよね。
独断で判断しないためには、
【適切にその道の専門家の知見を頼る】
ということ。
これが大変重要ではないかと思う次第です。
今回に関しても、その専門家の方から
多くの情報を伺ったことにより、
置かれている問題点の全体像が把握でき、
顧問のお客様にとって、経営においての
有用な一手が打てそうだなという感覚。
■そのような点において、
【専門家の専門性を対価を
払って買っていく】
ということは相当重要なものであるはず。
とは言え、どうしても資金の流出を伴う
ものですので、
【経営としてはマイナスに捉えてしまいがち】
なもの。
しかしながら、
その対価を払い身銭を切ることを通じて、
【経営においてのいろいろな
リスクから身を守る】
ということを考えると、
【決して高い買い物ではない】
ということが往々にして考えられます。
どうしても支出に関しては慎重に
なってしまいがちなものですが、
【経営においてのリスクの度合いと
その資金流出の度合い】
を考慮し、トータルして良い方向に進むべく、
経営の一手を打っていきたいものですね。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においては、
そのステージにおいて
【様々なリスクが目の前に立ちはだかる】
ということが往々にして見受けられるもの。
・そのようなリスクに対応するため、
【その道の専門家の知見を買って、
そこを対処してもらう】
ということは、経営において
重要な要素ではないだろうか。
・大切なのは、
経営におけるリスクとその資金流出の痛み
を十分に考慮し、
そのバランスを見る中で、場合によっては
【資金の流出を受け入れ、
経営のリスクを減らしていく】
ということ。
・どうしても経営のリスクを
見て見ぬふりをして、
万一に備えないということが
見受けられるものであるが、
消してそのような解釈はせず、
【リスクを最小限にするための
経営においての最善な一手】
を打っていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。