2024年1月2日目標設定から考える【経費についての2つの捉え方】
昨日から発熱中・・
と言いながらも、今は少し落ち着いています。
大晦日は家族ではしゃぎすぎて、不摂生になり、
免疫も下がってしまってたのかなと反省・・
昨日は石川県の地震のこともあり、
不安な日を過ごすことになりましたね。
被害が大きくならぬよう、祈るばかりです。
さて、本題です。
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■新年を迎えたということで、
【心機一転また経営の計画を立てよう】
ということもあろうかと思います。
経営の計画を立てる際は
【希望ある未来に向かった目標を立てる】
とともに、税務の面では(経営の面でも
同じなのですが)、
【極力リスクを考慮して、慎重に目標を立てる】
こともまた重要です。
■そんな中、目標設定の際に当然数字を使って
いくことになろうかと思うのですが、
その際に経費に関する項目については、
【経営者の考えやカラーが表れる】
というもの。
大きくこれを2つに分けるとするならば、
【極力経費を積み上げて税金を減らそう】
というタイプ、そしてもう一つは、
【経費を極力減らし、経営を上向きに
持っていこう】
とするタイプではないかというところ。
税金というだけでどうしても
拒否反応が出て、
【何とか納税せずに済ませたい】
という感覚になりがちなものですが、
実際のところ、
利益を出して納税をし、その結果
手元に残るお金を増やさないことには、
【現金は貯まっていない】
ということになります。
■つまり、実際のところは受け入れがたい
事実なのですが、
【利益を出して納税をすることにより、
結果として手元により多くの現金を
残すことが可能になる】
という面があるということは、
念頭に置いておいた方が良いでしょう。
中には、どう考えても
【プライベートとしかとられないような
支出を経費に入れ込もうとする】
社長もいらっしゃるかもしれません。
また場合によっては、何とか税金を
減らそうと、「税金を取られる位なら・・」
ということで、
【お金を強引に使おうとする】
社長もいらっしゃるかもしれません。
■上述したことについては、
前者のプライベートの支出を経費に
入れ込もうとする考えは、
私としてはどうしても
受容することができず、
【どうしても経営の応援をする
気にはなれない】
というところなんですね。
もしその会社に従業員がいらっしゃる
としたら、
【その従業員がそのような
社長についていこうとする】
ものでしょうか。
その答えは明白でしょう。
■社長として、
経営の理念を真っ直ぐに持ち、
その経営理念に向かって一直線に!
とまでは言いませんが、
【ある程度潔白な状況で進んでいくことは
かなり重要】
ではないかというところ。
(あくまでも私見です。)
そして後者の、税金を減らすために
現金を使おうとするという状況に関しては、
冒頭に述べたように、結局のところ、
【利益を出して納税をし、資金を貯めない
ことには、手元の現金がプールされない】
ことになりますので、結果として
【お金を使い過ぎな状況になっている】
というものです。
■上述した前者でも後者でも、
【そもそもの経営の視点を忘れている】
ということはないでしょうか。
【一体何のために起業して
経営をしているのか】
ということ。
決して税金を減らすためという
わけではなく、当初掲げた目標があって、
そこに向かって進んだのが、
そもそものスタートではないでしょうか。
■どうしても上述したような思考に
入ってしまうと、そういった
【本来の経営の目的からは大きくかけ
離れてしまった脳の使い方】
となってしまい、
経営に全力投入すべき脳のリソースを
そのような余計なところに持って
いかれてしまい、
【結果として判断を誤ってしまう】
ということが考えられるわけです。
■そのようなことではなく、今一度
経営者として真っ当に経営を見据え、
自社の従業員や得意先、
さらにはその先の方々に幸せを
届けるために、
経営者としての進むべき道を、
この新年のタイミングだからこそ
今一度見直してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・目標設定する際、
【経費の捉え方は社長によって様々である】
ように感じる。
・どうしても税金を払いたくない
という思考に入ってしまい、
私的な支出を経費を乗せたくなるもの
であるが、そのような姿勢は社長として
いかがなものなのだろう。
・そもそも、
【起業を志した当初の経営者としての気持ち】
はどのようなものであったであろうか。
そのような当初掲げた理念を見返すと、
決して税金を減らすことが目的
ではなかったはず。
・経営者として、
そして一つの会社を担う社長として、
また従業員の雇用をする社長として、
希望ある未来に向かって、
真っ当な経営の目標を見据え、
新年のタイミングだからこそ
今一度目標を定め、
【的確に経営を前進させることを考えたい】
ものである。
(自戒をこめて。)
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。