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トップページ ブログ > 税務について > 知っておきたい【所得税の納付方法】について

2024年1月13日知っておきたい【所得税の納付方法】について

酷使してきた喉もだいぶ治ってきました。

仕事は土曜日である今日も、
ガツガツとやっています。

土日はチャットなどの連絡が
そこまでない日になるので、

繁忙期の今はここがアドバンテージを
つける最大のチャンス!

変なゲーム感覚のゾーンに入りつつ…
本日の本題です。


------------------


■早いもので、本年もスタートして
 もう半分が過ぎようとしています。

 年度が変わったということは
 すなわち

 【確定申告の時期が近づいてきた】

 ということでもありますね。

 そこで今日は

 【確定申告についての申告期限や納期限】

 についてのお話をしてみたいと思います。


■基本的なところからお話しすると、
 『確定申告』については

 【2月16日から3月15日までの間】

 にすることになります。

 そしてどの税目でも共通しているのですが
 
 【申告期限はそのまま納期限を表す】

 ことになりますので、
 
 納付の漏れがないように
 注意するようにしましょう。

 そして『消費税』についての申告期限
 については、

 【3月31日】。

 しかしながら今年度については
 3月31日が日曜日ですので、翌日の

 【4月1日月曜日が納期限】

 となります。


■そして、
 これは意外と知られていないのですが、

 本来確定申告をする必要がない方が
 所得税の還付をしてもらうための
 『還付申告』については

 【実はもう受付がスタート】

 しています。

 そして還付申告については、
 内容によって例外もあるのですが、

 『過去5年間分』は遡って
 還付申告をすることができますので、

 そういった点も知っておきたい
 ところですね。


■還付申告をする際の
 具体的なこととしては、

 【医療費控除の漏れがあった】

 こと、
 
 【配偶者控除や扶養控除を申請し忘れていた】

 ことなど、そのような事由があれば
 
 【還付申告の対象となる】

 わけですね。

 「3月15日を超えてしまったので
 還付ができなかった…」

 などというお話も聞くのですが、
 決してそんなことはなく、

 過去5年以内であれば還付申告は
 できることとなりますので、

 損をすることのないよう
 還付申告をするようにしましょう。


■そして納付についてのお話なのですが、
 基本的な納付方法は

 【納付書によって
 銀行窓口などで現金にて納付】

 することです。

 しかしながら例外として
 いろいろな手段が設けられています。
 
 最もメジャーなのは『振替納税』ですね。

 振替納税については、

 【事前に税金の振替をしてもらいたい
 口座を税務署に届ける】

 ことにより、

 【自動的にその税目が口座振替される】

 という制度になります。


■そして大きなメリットとして、
 
 【振替日が約1ヶ月後になる】

 ということなんですね。

 具体的に言えば、
 今年分の確定申告については、

 口座振替について
 
 【所得税は令和6年4月23日となり、
 消費税については令和6年4月30日】

 となります。

 もし資金繰りなどの関係で期日までの
 納付が厳しいような状況であれば

 この振替納税を検討することも有効
 かもしれませんね。


■また、納付を忘れるということも
 考えられますので、

 そういった際にもこの振替納税は 
 有効であると言えるでしょう。

 ただ一点注意が必要なのが、
 この振替納税の振替日に

 【残高不足などで税金の振替が
 できなかった場合】

 は本来の納期限として、
 所得税であれば3月16日から、

 消費税の場合であれば(今年については)
 4月2日から

 【延滞税の対象】

 となってしまいます。

 こういった点には
 十分注意するようにしましょう。


■そして、その他の納付方法も
 ここ最近は認められています。

 上述したように振替納税も
 使えるのですが、
 
 【インターネットバンキングで納付】

 をすることも可能となります。

 振替納税との違いは、
 
 【事前に銀行の登録をすることは
 必要なく、その時に口座を指定する
 ことができる】

 ということ。

 これは結構便利ですよね。

  ■そして次に、『クレジット納付』により  納付することもできます。  ただ、クレジット納付については、  基本的に決済手数料が0.8%ほど  上乗せされますので、  【クレジットカードのポイントが  1%を上回る位つかないと、  損をしてしまう】  ことになりますので注意  するようにしましょう。  また、国税庁のホームページによる  確定申告書等作成コーナー、  コンビニ納付用QRコード作成専用画面から    【納付に必要な情報をQRコード】  として取り込み、それをもとにコンビニで  納付することもできます。 ■また最後に、  【Pay払いを利用した納付】  も可能です。  具体的に言えば、『PayPay、d払い、  au pay、LINE Pay、メルペイ  Amazon Pay』といったものです。  ただ、このPay払いの条件として  【納付金額が30万円以下】  であることが必要となりますので、  十分注意するようにしましょう。 ■というわけで今日は、    【確定申告に関する申告や納付について、  意外と知られていないこと】  についてお話をしてまいりました。  どうしても  【申告期限間際にならないと  確定申告が終わらない】  ということが少なからずあるものですが、  前もって早期に準備して、万全な状態で  確定申告に臨むようにしましょう。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・原則として  【所得税の確定申告は3月15日まで】  であるが、還付申告については、  【5年まで遡って、還付申告を  することができるもの】  と心得ておくべし。 ・還付申告については、  【2月16日の確定申告スタート】  を待たずして、還付申告を  することが可能となる。   ・申告期限がそのまま  納期限となるのであるが、  【振替納税については納期限が  1ヶ月ほど延長になる】  ということは知っておきたいもの。 ・現金納付や口座振替による納付のほか、  ダイレクト納付やクレジット納付、  QRコードによるコンビニ納付、  Pay払いによる納付という方法もある  ということを把握し、  【自分にとって最も有効な  納付方法を検討】  したいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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