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トップページ ブログ > 経営のこと > 決して無視できない【コミュニケーションコスト】について

2024年2月24日決して無視できない【コミュニケーションコスト】について

そう言えば、昨日2月23日は
税理士記念日でした。

<日本税理士会連合会HP->
税理士記念日について

妻からLINEでひと言。 「税理士記念日おめでとう。」 …ありがとう(でいいのか?)。 …なんで知ってるんだ… …なぜ隣にいるのに直接言わないんだ… と一抹の恐怖を覚えた昨日。 さて、そんなことを思い出しながらの 今日の本題です。 ------------------ ■以前の記事の中で、    【頂戴する代価と提供する商品やサービス  の品質は均衡しているべきである】  ということをお話しさせていただきました。  <2024年2月10日常に俯瞰して見直したい  【お客様との関係】>  https://muratax.com/2024/02/10/7432/  上述したことに関しては、  商品やサービスの品質そのものと  その頂戴する代価という視点に見られる  ものなのですが、  実際はそのような狭い概念ではなく、     【もう少し視野を広げた概念であるべき】  と私は考えます。  と言うのも、この商品やサービスを  提供するという行為の間にも、  実にいろいろな工程があるというもので、    その工程をスムーズに通過し、その結果  【さらに品質の良い商品やサービスの  提供ができる】  というものでしょう。 ■上述した『狭い概念』で  考えたところでいくと、  そもそも代価と商品やサービスの品質が  均衡していないということになると、  こういった面においては  【価格の面に問題がある】  というものでしょう。  そしてその次の論点として、  たとえ結果としての商品やサービスの  品質とその頂戴する代価が均衡している  ように見えたとしても、  その過程において、  【決して気持ちの良いといえない  人と人とのやりとり】  が見受けられるかもしれません。 ■その中でも、    売手と買手という間柄の中に  上下関係が知らず知らずに作られて、  【買手が上位に立ち、売手の存在を  下に見ている】  ということもまた、一般的に  見受けられるもの。  そうなると、商品やサービスの品質  うんぬんというより前に  【人と人との関係性に問題がある】  ということですので、そうなると    【どうしてもその商品やサービスに  気持ちが乗らない】  というものではないでしょうか。 ■さらにもう少し視野を広げて考えると、  売手側が積極的に良い品質を提供しよう  と相手側に動きかけているにもかかわらず、  買手側が提供されたものに対して    【迅速にレスポンスをくれない】  ということもまた、   大きな弊害であると言えそうです。 ■売手としては適切なタイミングで  問いかけをし、  適正な品質を提供すべく、  その回答を待っているにもかかわらず、  相手側がそのレスポンスをしない  ということにより、    場合によっては売手側が、  【そもそも必要のない残業などをして、  労力や時間を使う】  ということにも繋がるもの。 ■何より、    早急にレスポンスが来ない  ということは、    【以前どのような問いかけをしたか  ということ自体を忘れてしまう】  というもので、そのことにおいては  【相当なコミュニケーションコスト  がかかってしまう】  というもの。  経営において、  このコミュニケーションコストは  決して無視できないもので、  上述した『思い出す作業』に多くの時間を  費やすことにより、     【その他のお客様に対して、  本来的供されるべき高品質の商品やサービス  を提供する機会や時間が奪われる】  結果となり、最終的にその他のお客様の  迷惑になってしまうということ、    それに加え、    【売手側の相当なストレスに繋がる】  ということも考えられるでしょう。

    ■こういった点を総称して、  【頂戴する代価と提供する商品や  サービスの品質は均衡しているべき】  ということなんですね。  どうしても、売上として代価を  頂戴している以上、  『買手の言いなり』にならなければ  ならないと、意識的・無意識的に関わらずに  考えがちなものですが、  決してそんなことはなく、    上述した『広義』での、   頂戴する代価と商品やサービスの品質が  均衡しているべきである  ということを念頭に置くとしたら、  【様々な現状の弊害が見えてくる】  のではないでしょうか。 ■大切なのは、なんとなく、  上述してきたような無理難題を  受容することにより、  【いろいろな弊害が生まれている】  ということを把握することであり、  これをあえて排除すべく、  取引自体を停止することにより、  【さらなる大きな付加価値を生む】  ことができるとしたら、それはそれで  経営の進むべき方向の一つでは  ないでしょうか。  私たちに関しても、こういった広義での  【商品やサービスの提供の品質と  頂戴する代価が均衡していない】  ということが見受けらるようであれば、  極力早期の段階で、  スタッフとそのことを共有し、  今後の進め方を検討している  というところです。 ■どうしてもなんとなく  自転車操業的に経営を進めてしまいがち  なものですが、    こういった『根本の部分』こそ大切にし、    今一度、経営の進むべき方向を  見定めてみてはいかがでしょうか。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・頂戴する代価と提供する商品やサービスの  品質が均衡しているかどうかは、  料金のみならず、使う時間や労力、  そこにかかる本来不要なストレスなどを  相互勘案して判断すべきである。 ・その中でも決して無視できないのが、  売手側と買手側とのやりとりの弊害と  なっている  【コミュニケーションコスト】。 ・このコミュニケーションコストに関しては、  時間や労力が奪われるのみならず、  そのやりとりをしている本人の  【相手に対する信頼感が  大きく欠損する結果】  となり、またその本人が  【大きなストレスを抱えてしまう】  ということも考えると、  【経営においての大きな弊害に繋がる】  というものであろう。 ・大切なのは、『代価と品質』  ということを広義の意味で解釈をし、  【真に自社が進むべき経営の道】  を見据え、本来的な経営の方向性を  見定めることではないだろうか。 ・どうしてものんべんだらりと    自転車操業的に経営は進んでしまいがち  なものであるが、  こういった根幹の部分こそ大切に、  今一度『経営の進むべき方向』を  検討することを心掛けたいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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