2024年3月5日【経営者の仕事】を常に考え続ける意義とは
寝る以外は食事も最短に、
仕事のみになるこの時期。
まだまだ山は続きますが、
なんとか乗り越えていきます。
さて、本題です。
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■私は仕事柄多くの経営者の方と
お会いする機会があるのですが、
経営に関する価値観を伺うと、
【本当に経営者によって様々だな】
という感覚です。
【プレイヤーとして全力で動いていて
利益を大きく出している】
という方もいらっしゃいますし、
また場合によっては、
【スタッフや外注先などに協力してもらい
ながら、経営を伸ばしていっている】
という方ももちろんいらっしゃいます。
そして往々にして感じるのが、
【うまくいっている企業ほど
経営者の手が空いている】
という感覚なんですね。
■結局のところ、経営となると、
【マネージャーとしての役割】
を経営者がしていくべきものであり、
プレイヤーとして動いていると
そのうち限界が来るというもので、
どうしてもそこからのステップアップ
は難しいというものでしょう。
よって、最善なのは、
【経営者の仕事をする】
ということなんでしょうね。
■経営者の仕事とは、
当然その人によって感覚が異なる
ものであるのでしょうが、
一般的なお話としては、経営者がプレイヤー
として前線で動くのではなく、あくまでも
【マネージャーという立場を徹底して、
業務の采配をしていく】
ということなのかなというところ。
どうしてもプレイヤーとして動いていると、
当然仕事をさばくことができる量や
スピードは上がってくるわけですが、
【限界が遅かれ早かれ来てしまうため、
経営としての成長はストップする】
というものでしょう。
■そこで大切なのが、
【経営者の仕事をするようするには
どのようにすれば良いか】
という『問いを立てる』ということ
なんですよね。
この問いを立てることにより、
【その解を積極的に探し出すことができる】
というものですし、何より
【自分自身が動かないという前提で
経営を組み立てる】
ことができ始めますので、相当経営に
とっては有効な行動であると言えるでしょう。
■私自身もそうなのですが、
ともすると、どうしても自分で動いて
しまいそうになりがちなもの。
しかしながら、その先の未来は
【スタッフの成長もなく、
経営自体が疲弊していってしまう】
というものでしょう。
そのようになっては経営としては
本末転倒ですよね。
■そのようなことから、
【経営者としての本来の仕事を
するためにはどのようにすれば良いか】
という適切な問いを立てて、
【そのことに向かって解を考え続けていく】
という行動を経営者として心掛けるように
したいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・特に開業初期の段階は、
経営者である一方、
プレイヤーとして全力で動いていく
ことにより仕事をこなし、
売上を伸ばしていくという動きが
必要なのかもしれない。
・どうしても経営者がプレイヤーとして
そのように動いていくとしたら、
本来の経営者の仕事である
【業務を采配すること】
という主要な仕事が蔑ろになってしまう
というもの。
・したがって、
【本来の経営者としての仕事をする】
ためにはどのようにすれば良いか
という問いを適切に立てて、
その解を導き出すべく、社長としての
本来の仕事を考える習慣をつけ、
遠回りではあるように感じるものの、
【経営においての最善の一手】
を検討したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。