福岡の税理士「村田佑樹税務会計事務所」。会社設立、独立起業、税金、資産運用など税務の事ならお任せください。

村田佑樹税務会計事務所

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ

メニューを閉じる

ブログBLOG

トップページ ブログ > 経営のこと > 売上目標は【あえてリミッターを外して】設定を

2024年3月16日売上目標は【あえてリミッターを外して】設定を

確定申告を追えて、
気分はもぬけの殻・・

とはいかず、
これから1月決算法人の決算と申告業務に
入っていきます。

3月はどうしても確定申告で
通常業務が圧迫されてしまいますので、

少しだけ休んでまたしっかり気を
引き締め直して、
取り組んでいきたい気持ちです。


さて、本題です。


------------------


■確定申告がようやく終わりましたね。

 個人事業主の方は無事申告を終えられて
 いるでしょうか。

 今から思えば、新型コロナウィルスが出て
 きたのが2020年の3月で、
 当時本当に驚いたことに、
 
 【確定申告期限が4月15日に延びた】

 ということが。

 人間不思議なもので、確定申告期限が
 延びると、そのことにより3月15日までに
 終わらせようというモードではなくなり、
  
 【きっちりと4月15日に照準を
 合わせて動いていく】

 というものなんですよね。

 現に、私の当時の確定申告についても、
 資料のご依頼をしていても、

 3月15日前に揃わないということが
 多くあったような記憶です。


■当然、実際に

 【コロナの影響により書類の準備が遅延する】
 
 ということも考えられるのでしょうが、
 往々にしてそのように、

 【目標を設定した通りに動いていく】

 ということが、先日も述べさせて
 いただいたような『パーキンソンの法則』
 にも見られるように

 【人間の心理的なもの】

 なのだろうなと感じざるを得ません。

 <2023年12月1日【たった5分だからこそ】
 仕事が進むという事実>
 https://muratax.com/2023/12/01/7188/

 
■そんな中、確定申告のご説明とともに、
 今後の展望を伺ったお客様が
 いらっしゃったのですが、そのお話の中で、

 「毎月の売上高を200万円に設定すれば
 何とか目標はクリアできますね」

 という話になりました。

 しかしながら、上述したように、
 私の感覚として、

 【期限を延ばせば、その期限通りに
 間延びしてしまう】

 ということがありましたので、
 これは売上目標においても同じ
 という考えで、
 
 「どうせ200万円を目指すなら300万円に
 売上目標を設定してはどうでしょうか」

 ということを提案させていただきました。

 当然、毎月の売上が100万円
 変わるわけですので、

 その方にとっては、当初動揺したように
 見受けられました。

 しかしながら、私が大切にしているのが、
 
 【現状の状況をいったん取り払って、
 あえて高い目標設定する】

 ことにより、

 【どうすればその目標に到達できるか】

 という問いを立てることができ、

 【自然とその問いの解決に向かって
 思考が進んでいく】

 ということがあります。

 そのようなことを実際にその場でも
 お伝えしたのですが、

 その現状の制約条件を取り払って
 問いを立てて、短時間ではあったのですが
 ご一緒に考察してみたところ、

 【従来考えてもいなかったような
 売上向上のヒント】

 がいろいろと出てきて、ご本人もすごく
 驚かれていたというような状況でした。

   (こういう時間は、私がすごく好きな  時間でもあります。) ■このように、  経営においての計画を立てる際、  どうしても現状の条件を前提に  経営を組み立ててしまうものですが、  あえてそのような制約条件を取り払う前提で、  自分自身が到達したい目標を目指すべく、  目標数値を設定すると、  【思わぬ経営のヒントに繋がる】  ということが少なくありません。  そのような問いを立て、その解決策を考えた際、  従来の行動パターンではとても到達し得ない  ということに気づくというもので、  【そこからまたこれまでとは違った  『経営の良い思考』が生まれてくる】  というものでしょう。   ■今日は、確定申告が終わった直後  ということで、    【ちょうど来年度の目標を  設定する良いタイミング】    でもあろうことかと思いましたので、  今後の経営の目標についてのことを  私なりに考え、その内容を記事に  させていただきました。  確定申告で前年度の数字の結果が  的確に見えた状況ですので、  これからまた新年度の心構えを新たに持ち、     【前向きな経営の目標】  を考えてみてはいかがでしょうか。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・経営においての目標や、期限の目標、  数値目標を設定する際、往々にして  【その目標通りに到達するように  思考が動いていく】  ことが考えられる。 ・そうなると、  あえて目標を上回る数値を設定し、  【それに追いつくにはどうすれば良いか】  という問いを立ててみてはいかがだろうか。 ・その問いを解決するための策を  考えることにより、  【現状の思考のリミットが取り払われ、  また新たな発想に繋がる】  ことが想定される。 ・往々にして、  経営についての思索は、  そのような制約条件を前提に組み立て  られているものであるため、    定期的にそれをあえて無視し、    まっさらな状態で経営の未来を考え、  実際の経営目標を考えてみては  いかがだろうか。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

ご相談はお気軽に

創業・助成金・節税対策・個人の資産形成はお任せください!
税務の専門家としての知識と経験を最大限に生かし、御社をサポートいたします。

ページトップ