2024年5月17日経営分析において意識したい【部門別の損益】
今日は満期が近付いた自動車保険の見直しを。
今の保険会社もかなり安くなっていると
思っているところだったのですが、
いざ見積もりをしてみると、
なんと年間15,000円も変わりました・・
ちなみにうちの車の保険料は、
27,000円ちょっと。
さらに前の頃は5万位かかっていた
記憶ですので、
今から考えると恐ろしいですね・・(汗)
さて、今日はいろいろ立て込んで
遅くなってしまったのですが、
本日の本題です。
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■先日の記事の中で、
税務の面と経営分析的な面で、
【損益計算書のみならず、貸借対照表の
項目を確認すべきである】
というお話をさせていただきました。
<2024年5月15日会計の確認は
【貸借対照表の科目確認】を怠るべからず!>
https://muratax.com/2024/05/15/7740/
今日も少しそのことに似たよう話題
としてのお話を進めていきたいと思います。
■上述した税務的な視点と経営的な視点は、
税務署の観点から見たところでの『税務的な
視点』、そして、経営分析的な視点としては、
読んで字のごとくなのですが、
『経営がどのように推移しているかを
見る指標としての視点』なんですね。
この経営分析的な視点でもう少し
掘り下げて見てみることにします。
■自社において複数の事業を営んでいる場合、
【その複数の事業それぞれにおいて、
適切に利益が上がっているかどうか】
を確認する必要があるでしょう。
当然、貸借対照表や損益計算書は
会計に基づいて作っていくものであるため、
全社の損益の状況は把握できるわけですが、
【部門単体での損益の状況は、的確に管理を
していかないことには把握できない】
というところ。
その事業別(部門別)の損益の状況の把握
に関しては、売上高をはじめとして、
【経費についてもこの部門別に
区分する必要がある】
というところ。
■逆に言えば、部門別の損益について、
適切に売上と経費を部門別に分類する
ことができるとしたら、それにより
部門の採算性が見えるというもので、
【経営分析にとって有効な
資料が出来上がる】
ことでしょう。
そういった面においては、
【部門を損益に振ることは大変重要である】
と言えそうです。
■上述してきたように
部門を取ることの目的は、
【部門別の損益を把握する】
ことなんですね。
そのように考えると、損益計算書は
部門別にする必要があるのですが、
貸借対照表については部門別の『損益』
という字のごとく、これは関係しないため
【あえて分類する必要がない】
ということになります。
もっと言えば、
【貸借対照表の分類は事実上難しい】
ということもあります。
■いろいろと述べてはきたのですが、
複数の事業を営んでいる場合はやはり、
【部門別の損益を把握する必要がある】
ということは念頭に置いておきたいものです。
そのように部門別の損益を把握して、
【適切に部門別か全社の損益を把握する】
ことにより、
【本来的な経営の分析ができる】
というもの。
そのようなことを前提に、今一度
【売上のほか、経費の部門別の分類】
をされることをお勧めいたします。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営分析において
複数事業を営んでいる場合、
【部門別の損益の把握は必須である】
と言えるであろう。
・逆に部門別の損益を把握
できないようであれば、
全社の損益の状況しか把握できず、
【各個別の事業の損益の状況が見えない】
状況になってしまっているため、
【経営の判断を誤る可能性がある】
というもの。
・そのような状況から、
現在において部門別の把握をしていない
のであれば、
売上のほか経費も適切に部門に分類し、
最適な経営分析をすべく、
会計処理の仕方などを今一度再検討
してみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。