2024年7月2日経営は【数値で捉える!】
源泉所得税の業務がなかなか終わりません…
大変ありがたいことに、お客様が増えている
ことからの、業務量が爆増中というところ。
このあたりも、チームの力でいろいろと
業務効率化を進めていくことができれば
という想いです。
お尻も悲鳴を上げています笑。
(詳細はあえて語りませんが・・)
さて、本題です。
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■先日の記事の中で
TEAM MURATAXを開催させていただいた
ということをお話しさせていただきました。
<2024年6月30日TEAM MURATAXを開催
しました!【社長それぞれの色のこと】>
https://muratax.com/2024/06/30/7889/
その中で、『経営のお悩みシェア会』という
コーナーを設けて、
それぞれの社長の経営の課題について
話をし合ったのですが、
経営を進めるにあたり、とにかく数値化
をして進めていくという経営に関する意見も
あったところだったんですね。
それに対し、感覚として経営を進めても
良いのではないかといったことの
意見もあったのですが、
経営者として経営判断をしていく際、
やはりどうしても数値は最低限避けられない
ものと言えるのではないでしょうか。
■商品販売に関しては、
仕入商品の原価率そして利益率を的確に
把握しておくべきでしょうし、
当然、人件費や家賃などの固定費
についても、その毎月かかる額を把握し、
適切に経営分析をしていく必要がある
というところ。
そしてその数値の根拠となるのが『財務』であり、
その財務を明確にするためには
『適切な会計処理』が必要というところですよね。
■また、上述した人件費に関しても、
できることであれば、明確な昇給基準などの
設定もあった方が良いかもしれませんし、
経営の事業を撤退するという面においても、
デッドラインとしての数値目標を作って
おくべきかもしれません。
そのように数値を明確にすることは、
やはり経営上のいろいろな指標を考える上で、
大変重要ではないかと思う次第です。
そして、この数値を明確にするためには
先ほども申し上げたように、
財務を明確にすること、そして
その財務を明確にするためには、
的確な会計処理が必要である
というところでしょう。
■そうなると、経営に関する数値を
適切なものにするため、
『本来的に経営に必要な支出』のみを
経費として計上するべきである
ということも、当然言えるはず。
どうしても経営者として納税は
資金が出るものでありますので、
悩ましい存在ではあるのですが、
適切な売上と経費を計上して、同じく
適切な利益を算出しておくということは、
経営判断において大変重要である
ということもまた事実。
■そのような中で、
経費を増やして利益を減らし、
税金を減らしたいという気持ちが先行して、
本来的に必要とは言えない経費を
損益計算書に計上しているということは
ないでしょうか。
当然、どう考えても経営には関係しない支出を
経費にすることは、
税務の世界で当然NGであり、
そのようなことは、経営者というよりも
一人の人としてするべきではないこと
なのですが、
そういったことを取り払って考えても、
経営においての判断をする際、
本来的に必要でない支出が経費として
上がっていれば、財務の適切な内容が
見えないというものでしょう。
■そうなると、本来的に必要な経営判断が
できないことになってしまい、
結果として、経営判断を誤ることにも
繋がり、
経営において大きな痛手を負うという
ことにもなりかねないわけです。
そういった面において、経営において数値は
必須ではないかと私は考えます。
■というわけで、そのような数値を重視する
背景を念頭に置いて、
適切な経営判断をして的確な会計処理をし、
財務内容をもれなく明確に把握して、
誤りのない前向きな経営判断をすることを
心掛けるようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営判断をする際、
どうしても財務内容に基づく数値による
判断が必要となるというところ。
・そのためには財務の数字を明確にする
必要があるというところで、
その源泉となる会計処理もまた適切に行う
必要があると言える。
・その会計処理を明確にするための
大前提として、
経営において本来的な数字である売上と
経費を真っ当に計上することが必要である。
・そのような健全な経理処理をすることにより、
経営の財務状況を適切に把握し、
決して誤ることのない経営判断をして
経営を前に向けて進めていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。