2024年7月6日積極的に【異業種の経営を参考にする】ことの重要性について
ようやく体調も戻ったかな、という感覚。
喉の痛みは少し残っているものの、
やっとのことで通常通りに仕事をすることが
できています。
何より、珈琲を飲みたくなっていることが、
復活の証かなという感覚です笑。
かなり体力も落ちているので、
筋トレやウォーキングも再開せねばです…
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、TEAM MURATAX
(お客様の会)の中で、
『経営のお悩みシェア会』というものを
開催させていただいたということを、
お話しさせていただきました。
<2024年6月30日TEAM MURATAXを開催
しました!【社長それぞれの色のこと】>
https://muratax.com/2024/06/30/7889/
どうしても経営者として動いていると、
基本的に自らの会社のみに腰を据えて
経営をしていくということが通常ですので、
こういった異業種の社長同士の関わりという
ものはなかなかないものではないでしょうか。
■ただ、その業界の常識の中で動いていると、
その業界の中での最適解しか見えて来ず、
その業界の最適解は、決して社会全体で
見た際の最適解とは言えないもの、
ではないかと私は感じている次第です。
現にこの会の中でも、経営に関する
いろいろな視点が飛び交い、
その中で経営に関する着想を得られた…
ということも少なからずあったような
感覚です。
■我々税理士事務所に関しても、税理士の
根幹の業務はありつつも、
実はその業務のフローが実に進化を
遂げていないということも見受けられ、
従来の手書きの伝票であったり、
対面での面談であったり、
決算書の製本であったりなどという
アナログな作業こそ見直すべき対象
ではないかと思うところなんですね。
■しかしながら、こういったことは、
税理士業界にのみいたとしても、
どうしても気づきにくいということも
現実問題としてあるんですよね。
ここ最近だからこそDXなどが進んでいる
のですが、そういったものが見えていない
時代においては、
そのこと自体が常識となっており、
形骸化しているということがあった
ように感じています。
■そういった際に、例えばですが
IT業界に目を向けると、
そのIT業界に関しては基本的なやりとりは
メールやチャットなどで進んでいくもの
でしょうし、
納品物に関してもデータでの納品
というのが通常でしょう。
こういったことに関しては、税理士業界と
IT業界で全く異なるものと考えがちなもの
ですが、
「このIT業界の常識を税理士業界に
持ち込んでみるとどうなるだろう」という
『問いを立てる』ということは、
相当重要ではないかと考えます。
■そうする中で、データというツールを
税理士業界に持ってくるとしたら、
どのような効果がもたらされるか
という考えに繋がるものですし、
もしそのことが難しいとしたら、
その難しい原因はどこにあるのか
ということを考えるべきでしょう。
大切なのは、常に現状の経営においての
問いを持ち、その問いに対する解も
模索して、
また次の課題が出たらその課題に対しての
解決策を模索していく…
こういった動きを繰り返すこと
ではないかと思う次第です。
■時代は日々変化しているものですので、
経営においても、
決して現在の経営の進め方が最適解ではない
ということは容易に想像がつくのでは
ないでしょうか。
そのように考えていながらも、行動を起こす
ことができないということは、
どうしても日常の業務に追われているから
こそのことではないかとも思います。
ただ、こういった点が相当大切であるのは
事実でありますので、忙しい日々だからこそ、
毎日数分でも良いので経営の全体を見渡し、
問いを立てる習慣を身に付けたいところ。
■またそういったことに加えて、
例えばですが、我々で言うTEAM MURATAX
などの経営者が集う会に参加して、
いろいろな異業種の社長のお話を聞いたり、
意見交換をするという機会も大変重要である
ように感じるところです。
経営者として常に経営に対する問いを立てて、
今考えられ得る経営の最適解を考え、
常に経営の前進と変化を続けていきたい
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・どうしても自社の業界の常識で経営を
動かしてしまいがちなものであるが、
そこに留まると、その業界の常識内の
最適解に留まってしまうということを
心に留めておきたいもの。
・しかしながら、経営のスケールは、
異業種の経営のことを知り、
それを実際に自社の経営に取り入れる
ことにより、
それが可能となることもまた事実である
ように感じるところ。
・大切なのは、決して現状の経営に満足する
のではなく、常に変化や進化を目指し、
今ある経営に問いを立てて、その最適解を
模索する経営者としての姿勢では
ないだろうか。
・毎日数分でも良いのでこういった
経営の思索をする時間を設けて、
常に経営を前進させ、発展させていくべく、
経営者として日々取り組んでいきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。