2024年8月25日【従業員の方のミス】があった際、経営者としてどう捉えますか?
この週末は、滞っていた業務を前に進めて
きたような感覚です。
もうすぐ9月に入ることもあり、
様々な業務を前倒しで動かして
いかないとな、というところですね。
さて、本題です。
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■先日のことですがTEAM MURATAX
を開催させていただきました。
今回も前回と同じく、前半は経営の
お悩みシェア会をし、後半は懇親会
といった流れでの開催でした。
そんな中、経営のシェア会の方の議題
として上がったのが、
従業員の方の雇用に関すること
だったんですね。
■これに関しては、
チームを作りたいかどうかといったことや、
一人でしたいかどうかといったこと、
そして人と仕事をすることに対する
億劫さのようなものを感じたりだとか、
その他にも、様々な経営者の方の主観による
考え方が多く、私自身すごく学びのあった
時間でした。
そんな中、大切なのが、やはり経営者の方が、
その従業員の方のことを思いやり、
その従業員の方に対して、それを表すような
振る舞いをしていくということなのだろうな
と感じた次第。
■結局のところ、
従業員の方も一人の人間ですので、
そういった一人の人間としての尊重を
しないまま経営に取り組んだとしても、
どうしてもそういった言わば
真っ向から見ていない経営者の視点には
従業員の方も勘付くものですし、
そこから信頼が生まれるということは
なかなか考えにくいのではないか
と思うところです。
■当然、経営において、
従業員の方に動いていただくことにより、
経営上の何かしらの弊害もある
かもしれません。
しかしながら、それを経営の弊害と見るのか、
従業員の方の経験値として見るのかによって、
大きく経営の舵取りが異なってくるの
ではないでしょうか。
■従業員の方の経験としてみれば、
その経験はどんどん積み重ねることにより、
大きな経験値となり、
その積み重ねが従業員の方の成長に
繋がるものですので、
むしろそういったいわば『弊害』と
思われがちなことは、
かなり大切なことではないか
というところなんですね。
■そのような従業員の方のミスなどを
経営の弊害として捉えてしまうとしたら、
その先には経営者が従業員の方に、
感情任せで叱責するということにも
繋がりかねないので、
そういった従業員の方の気持ちを考えない
状況での叱責というものは、
その従業員の方の信頼を大きく失墜する
行為ではないかと考える次第です。
■大切なのは、
その会社全体として、お客様に対し
適切な商品やサービスを提供する
ことであるはずですので、
そのお客様にとっては、
経営者であれ、スタッフであれ、
その会社の商品やサービスを
提供してくれる人なんですよね。
■そのようなことから考えると、
やはり経営理念を全員で心に据えて、
その経営理念の基に商品やサービスを
提供していく
ということが大変重要ではないか
と思うところです。
■どうしても経営においての
ミスが生じてしまうと、
その目先のことのみにとらわれて
しまいがちなのですが、
真に大切なのは経営の成長なのでは
ないでしょうか。
そのような点を念頭に置き、
そのようなことを経営のプラスに転換し、
経営者、スタッフともに経営理念を
心に据えた経営を進めることを
今一度考えてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者にとって従業員の存在は
どのようなものであろうか。
・場合によっては、
従業員のミスを経営の弊害と
捉えることもあるかもしれないが、
従業員を一人の人間として見た際、
そのミスは後に大きな経験に繋がる
というものではないだろうか。
・真に大切なのは、
自社の商品やサービスを品質よく
お客様に届けることであり、
そのために経営理念が存在するという
ところである。
・そのようなことから考えると、
全社で経営理念を心に据えて、
その経営理念のもと、全社一丸となって
経営を進めていくことが大切であるため、
そのようなことを念頭に置き、
真に大切な経営についての行動を
とっていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。