2024年9月3日積極的に【クラウド会計を活かした】経理を試みる
9月初旬ではありますが、
スタッフと共に怒涛の業務となっています(!)
忙しくなってくるとミスも出やすいものですので、
しっかりと一つひとつ業務をこなしていきたい
ところです。
さて、本題です。
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■弊所ではすべての顧問のお客様に関して
『マネーフォワードクラウド会計』を
利用していただいています。
マネーフォワードの良い点として、
やはりインターネットバンキングや
クレジットカード、
そして通販を行なっている場合などの
PayPalやSquare、
そして店舗商売を行っている場合の
Airレジなど、
インターネットを通じた取引に関して、
その利用履歴が会計ソフトに
飛んでくるような仕組みが作られている
ということがあります。
■従来は、上述したようなデータを
一つひとつ手打ちして会計入力を登録して
いかなければならなかったのですが、
上述したようなインターネットデータを
直接マネーフォワードに取り込むことにより、
その取引に関する仕訳を、
うまくルール付けすることができれば、
ほぼ自動的に確定させていくことができる
という点において、
大変このクラウド会計の仕組みを利用した
マネーフォワードは、大変使い勝手が良い
というところなんですね。
■そのような点において、
極力手打ちを避けるために、
上述したようなインターネットを
介在させた取引をあえてすることにより、
マネーフォワードにデータを連携させる
という視点で経理を組み立てたいところ。
■ただ、どうしてもクラウド会計に
紐付かないものとして、
『現金の売上』があります。
現金売上に関しては、実際に現金での
受け渡しをする売上となるため、
どうしてもこのインターネット上を
介さない取引になってしまうわけですね。
■こういった点においては、
経理の簡略化からは遠い取引
となってしまい、
そういった取引が増えれば増えるほど、
経理が煩雑になるということが考えられます。
ただ、こういった現金の取引も、
上述したようなAirレジを介在させること
により、
これもまた自動的に現金売上を
入力することができる、ということも。
■要は、現金での売上が発生した際、
Airレジにその都度現金売上の部分を
入力しておくことにより、
会計処理の際はその手打ちした現金売上が、
Airレジを通じてインターネット上での取引
として、マネーフォワードに反映されてくる
ということになるわけです。
こういった点において、通常は
インターネットを介在させない取引
においても、
あえてマネーフォワードを通じた処理とする
ことは大変重要であるかなという感覚です。
■こういった取引を設定することにより、
極力手打ちを少なくする、もっと言えば、
手打ちをゼロにするという工夫は
必要と言えるでしょう。
こういった仕組み作りさえすれば、
自社の経理が大変楽になりますし、
よりリアルタイムでの経理が可能となる
のではないでしょうか。
■従来はクレジットカードの利用明細書は
翌月にしか届かないため、
その利用明細書の到達を待って
会計処理をしていたのが、
現在は、場合によってはその日の取引が
リアルタイムでマネーフォワードに
反映されてくるわけですので、
相当なリアルタイムの状況で会計処理が
可能となっています。
■そして上述した現金の取引については、
税務調査でも指摘されやすく、
また、入力上の漏れも出やすいので、
そういった面においても
あえてインターネットを介在させた形の
処理をしていくということは、
かなり重要であると私は考えています。
■というわけで今日は、
マネーフォワードを通じた連携データを
利用することにより、
会計処理がラクになること、そして、
主に現金売上などについての
漏れがなくなる
ということについてのメリットを
お話しさせていただきました。
■時代はクラウドを始め、
AIなども台頭してきていますが、
こういった存在を敵対視するのではなく、
むしろ積極的に有効活用することにより、
経営の効率化を図り、
より経営の未来に早く近づけるよう、
経営を組み立てていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・マネーフォワードなどのクラウド会計を
利用することにより、
インターネットを介在している取引
については、ほぼ会計ソフトに連携させる
ことが可能となっている。
・現金売上などについても、
Airレジを介在させることにより、
上述したようなインターネットを介した
取引となるため、これもまた
マネーフォワードへの連携が可能となる。
・どうしても手打ちになると抜け漏れが
出やすいため、
上述したようなマネーフォワードに
連携させることを意識的にすることにより、
そのような入力の抜け漏れがなくなり
やすくなるというところ。
・上述したようなことは
経理のスピードアップにも繋がり、
よりリアルタイムでの財務状況の把握が
可能となるため、
より会計の効率化を意識して、
経営の判断スピードを上げるべく、
経理の効率化を考えてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。