2024年9月22日真に求められる【社長の背中】とは
昨夜はすごい風雨でした。
今日は外出の予定があったのですが、
昨日の状況から取りやめ、
今日は家族と過ごすとともに、
たまっている部屋の片づけに
勤しむことにもなりそうです。
…ただ、強い風もおさまって、
結局出かけてよかったのではないかと
いうところですね笑。
まぁ、今日はそうなってたんでしょう。
全てのことはベスト!と捉えて、
楽しく頑張っていきます。
さて、本題です。
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■税理士としての仕事を通じて
大変多くの経営者の方とお話をさせて
いただくのですが、
うまくいっている会社ほど、社長自身が
素直で、誠実で、勉強熱心である
というように感じる次第です。
そのような方は、常に改善点を見い出し、
経営を向上させるためのことを
念頭に置いているようなイメージなんですね。
■逆に、
そのようでない社長の経営者としての
心構えが前に出てしまうと、どうしても、
そういう姿勢が周りの人に伝わるという
もので、
特に自社のスタッフに対しては
知らず知らずにそういったことが
伝わってしまい、
社長に対する信頼感というものが
大きく失墜してしまうということも
実のところはあるものです。
■よく聞くお話なのですが、
スタッフの給料や勤務面での待遇を
蔑ろにして、
その上で、社長自身が何かしらの高級
なものを買ったりなどして
そういったことをスタッフの方に
自慢するといったようなことが。
■推測ではあるのですが、
その社長としては、会社がしっかりと
成長しており、
その会社の力でこういった贅沢ができて
いるということを明示したいのかな
と思いもするわけですが、
それをスタッフの方が見た際に、自分たちの
勤務面の待遇や給料は蔑ろにされ、
社長だけが私腹を肥やしているように
見えかねないわけですね。
■ものの道理を考えると
当然なことではあるのですが、
どうしてもそういった自分の利益のみを
追求する社長の心が根底にある状況では、
本人も知らず知らずのうちに、
そのようなことになってしまうのでしょう。
■そして往々にして、
そのような社長の心構えでは、
場合によっては、
助成金や補助金を、本来決して許容できない
形で不正受給をしていたりだとか、
通常では考えられないような仕組みにより、
会社に利益をもたらしているということが
見て取れるかなというところも
正直な感覚です。
大変残念なことではありますが、
(あくまでも私見ですが)
社長としてのあるべき(あってほしい)心が
そこにはなく、
その姿勢をスタッフも嫌々見ている
というようなことは、
意外と少なくない状況です。
■もちろん、助成金や補助金に関しては、
正式な要件を満たすことにより受給できる
ものであるため、
受給できるように、ある程度計画的に
その受給要件を満たしていくことは
かなり大切ですし、
逆に、そういったことを考えずに
助成金や補助金を申請しても、
その趣旨からして当然もらえるべき状況
であったとしても、
小さなとある要件を満たさないことにより
もらえないものとなってしまう
ということもあるわけです。
■しかしながら、どう転んでも
事実ではない申請をして、
そういった受給をしてしまうということは
言わば犯罪行為であり、
決して経営の一環としてのビジネスとは
呼べないものなんですよね。
ただ、残念なことに、そういったことを
ビジネスと称してやっている業者も
少なからずいるのも事実です。
それはビジネスではなく、詐欺です。
当然のことと言えば当然なのですが、
どうしてもこういった行動が蔓延化
している社長の考えについては、
そのようなことが加速度的に当然のように
行われ、そのようなことをスタッフが
気づいた際、
そのスタッフの気持ちを考えると、
その会社や社長についていこうとする気持ち
がなくなってしまうのではないでしょうか。
少なくとも私はそのように感じます。
■いろいろ書いてはきたのですが、
冒頭に書かせていただいたように、
真の社長の姿は、誠実で、素直で、
勉強熱心であるということではないか
と私は考える次第です。
当然、ビジネスにおいて、戦略的に物事を
進める必要はあるのですが、
上述してきたようなことを前提に、
真っ当なルートを通じて
正当に人を幸せにしながら利益を得る
ビジネスを作ることを通じて、
スタッフを始め、周りの方々の信頼を
得るということがかなり重要ではないか
と感じています。
■私自身も、今回の記事を通じて文字を
認(したた)めることにより、
自らの行動を今一度俯瞰して、
経営者としてあるべき姿勢や行動に
徹していきたいと、
気持ちを新たにしたところです。
どうしても利益を得るということに
一直線で進んでしまいがちなものですが、
上述してきたようなことを念頭に置き、
経営者として真っ当な行動を
心掛けたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・事業が順調にいっている社長の性質として、
素直で、誠実で、勉強熱心である
ということが感じられる。
・また謙虚な姿勢ということも
また大切なように感じており、
そのような心構え的なことは、
スタッフにダイレクトに届く要素と
なるであろう。
・逆にそのような状況ではなく、
社長として相応しくない言動を
とっていると、
スタッフをはじめ、周りの方々の
信頼を失墜することは明白であろう。
・そのようなことから、
真の社長の姿を追求し、
周りの幸せを通じて自社の利益を求め、
経営者としてあるべき姿を持って、
その経営を適切な方向へ導きたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。