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トップページ ブログ > 税務について > くれぐれも注意したい【税金の納付漏れ】について

2024年10月3日くれぐれも注意したい【税金の納付漏れ】について

三重・名古屋出張も終わりを迎え、
今はセントレア空港より配信しています。

とても実り多き2日間だったので、
また改めてこの2日間のことは記事にさせて
いただきたいと思っています。


さて、本題です。


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■今年ももう10月に入り、残すところ
 あと3ヶ月ほどとなりました。

 そんな中、個人事業主の方については
 3月15日に確定申告を終えて、

 ここ最近で、いろいろな納税が発生している
 のではないでしょうか。

 所得税については予定納税が2回、
 個人事業税についても2回の納税が
 あるとともに、

 消費税の課税事業者の方で、
 それ相応の納税額があった方については、

 消費税の予定納税も出ていること
 かと思います。

 その他にも、住民税の普通徴収により
 年4回納税があることもあり、

 相当納税の種類が多いというものですよね。


■そんな中、

 気をつけないといけないのが
 納期限についてのことです。

 特に税務署については、昨年現金納付以外
 のオンラインでの納付をされている方
 については、

 納付書が送付されないということも
 起こっていることから、思わぬところで
 納付漏れが出ることが想定されます。

 この納付漏れについては、延滞税がかかる
 ことはもちろんのこと、

 外部からの評価としてもあまり
 良くないことになりますので、

 そういった点でも十分注意をしておきたい
 ところですね。


■金融機関の評価などについては、

 納税証明書をもって、その融資の可否を
 判断されるものともなりますので、

 そのような融資の検討をされている方は
 この納期限については十分注意が必要である
 と言えるでしょう。

 基本的に、この納付漏れを防ぐには、
 振替納税を選択して、

 自動的に銀行口座から振替をしてもらう
 ような設定をしておくことが有用です。


■個人事業主の方については、消費税や所得税、
 そして都道府県についても、
 (都道府県にはよるのですが、)

 個人事業税についても口座振替に
 対応している状況が多くあるのではないか
 と思います。

 上述してきたことは個人事業主のこと
 だったのですが、法人においても、

 税務署に対する法人税、都道府県に対する
 法人都道府県民税、市区町村に対する
 法人市区町村民税など、

 多くの税目が存在し、それぞれに、
 個人と同じような形で予定納税が出てくる
 ことになります。

 法人については
 口座振替の制度はないのですが、

 ダイレクト納付というものが使えますので、

 申告後漏れなく納付をするように
 心掛けるようにしたいものです。


■どうしても、
 こういった予定納税などについては、

 税目が多いこともあり、見逃して
 しまいがちなものですが、

 予定納税の額がある程度判断できた
 タイミングで、

 前もってカレンダーなどにその予定納税の
 額と時期を明記して、

 その時期が来た際にくれぐれも納付漏れを
 しないように、それぞれで心掛ける
 ことにより、
 
 納付漏れをなくしていきたいものですね。

 


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《本日の微粒子企業の心構え》


・個人事業主の方については、

 様々な税目の予定納税などの納税が
 一年の間に多く発生するため、

 その管理には十分注意が必要である
 と言える。


・納付漏れが出ると、延滞税が発生するほか、
 金融機関の評価などにおいても

 大きく影響が出る可能性があるため
 十分注意したいというところ。


・したがって、そのような税額の発生が
 予見できた際には、

 即座にカレンダーなどにその旨を記載し、

 くれぐれもその時期に納付漏れが
 出ないように十分心掛けたいものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

 

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