2024年10月6日【共同での経営】を考える際に注意したいこと
今日は娘たちの通うスクールの運動会でした。
あろうことか、全員参加のリレーで最初の
ランナーとなり、
気合いが入りすぎていきなり転倒・・
腕を擦りむいてしまいました笑。
その後は、約20年ぶりの草野球をしたのですが、
なんだかすごく楽しい時間でしたね。
こういうリフレッシュの時間は、
神経を張り詰めてやっていく仕事とは別に、
必須の時間だなと感じています。
かなり全身が痛くはあるのですが・・
ここから今日の本題です。
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■経営を考えるにあたり、
現状のビジネスがどうしてもうまく軌道に
乗らないということがあるかもしれません。
そういった際は、その他の隣接する
ビジネスを考えることが有用ではある
のですが、
新たなビジネスについては、
慎重に思考を巡らさないと思わぬの
方向に経営が進んでしまう
ということが考えられます。
したがって、その前にまず、
現状のビジネスで改善できる点がないか
を見返すことが大切であると
言えるでしょう。
■順調にいっていない原因は何なのか
ということを見定めることが重要です。
よく記事の中でも書かせていただくのですが、
企業が利益を生むためには
売上を上げるか経費を減らすかしかない
というもので、
うまくいってない原因としては、
売上の面か経費の面なのか、
はたまたその両面なのかということを
考えなければならないでしょう。
■経費が増大していっている状況では、
どうしても資金の流出が多くなって
しまうため、
利益は上がりにくい体質になるものですし、
たとえ経費がごく少ない状況であっても、
売上が立たないことには収入自体が
見込まれないものであるため、
経営としては厳しいものとなる
ところですよね。
■そのような状況においては、
もしかすると現状のビジネスが
市場のニーズに適合していない状況に
なっているのかもしれませんし、
同業他社が多く参入していて、自社の
入る余地がないということもある
のかもしれません。
そういった際に新規のビジネスを
考えるわけですが、その新規のビジネスを
スタートさせるにあたり、
他人を介在したものを検討することが
あるかもしれません。
■しかしながら、
その方と共同でビジネスなどをする
といった場合に、
その利益の分配や経費の負担などについては
十分に注意をするようにしたい
ということなんですよね。
というのも、共同で事業を行う際においては、
私の感覚値として、9割はその未来において、
何かしらの事情で決裂して、経営はもちろん
のこと、人間関係までも崩壊してしまう
ということが見受けられる状況です。
■自分とは違う他人の価値観と共に
経営を進めていくわけですので、
共同でやっていくことを考えると、
どうしても難しいということは想定される
ものでしょう。
とはいえ、ある程度の影響力を持つ
他人の力を借りないことには前に進む
ことが難しいということもあるでしょう。
そういった際は、永続的に共同で
進めるのではなく、まずは単発としての
利益の分配だけの約束にしておく
というのが得策なのかもしれません。
■こういった点においては、
経営全体の話にも繋がるものなのですが、
経営を進めるにあたっては、まずは
スモールスタートで進めるというのが
鉄則であると私は考えます。
そのようなことから考えると、当然共同で
ビジネスをするにあたっても、
少しずつ信頼関係を積み上げていくことが
大切ですし、そもそも、共同経営は
うまくいきにくいということは、
知っておいておいた方が良い
ところでしょう。
■そういったことを念頭に置き、
共同でビジネスをする際は、
十分な注意をするようにして、
その経営の将来を見据え、現在においての
有用な一手を経営において投じて
いきたいものです。
どうしても希望的観測をもとにビジネスを
組み立てがちなものですが、
上述してきたような他人が介在する
リスクも強く念頭に置き、
自社にとって有用な経営の一手を
模索するようにしたいものですね。
共同経営については、8年ほど前に書いて
いるこの外部ブログでの記事が、
かなりクリック数が多く、
共同経営については、やはりみなさん
気になっていることなのだろうなと
感じているところです。
<2016-08-14>
共同経営って、 簡単なようで・・・
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営に行き詰まった際、
他人の手を借りてビジネスを考える
こともあるだろう。
・しかしながら、自分以外の他人が介在する
ということは、
その他人の価値観とともに経営を進めて
いくことであり、
これは想定外に難しいものである
ということを心に留めておくべし。
・もしそのような他人を介在させる
ビジネスをするにしても、
まずは極めて小さな状態からスタートして、
単発の共同でのビジネスを組み立てること
が必要であろう。
・どうしても他人となるとコントロールが
効かないものであるため、
その共同経営を永続させるような
ビジネスモデルは極力敬遠し、
経営の未来を見据えた際に現実味のある、
またそれでいて希望ある未来を見据えて、
その経営の行く先を常に模索し続けたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。