2024年10月31日「昨日はTEAM MURATAX開催!」&【個人事業の国保で考えたいこと】
昨日はTEAM MURATAX(お客様の会)を
開催させていただきました。
昨日のインスタ投稿↓
https://www.instagram.com/p/DBw8eybyeT0/?img_index=1
昨日のテーマは「経営の効率化・時間管理」
について。
社長それぞれの色が混ざり合い、
すごく有意義な学びの時間となりました。
ご参加いただいた方の大きなパラダイムシフト
が起こったような感じもあり、
ちょっとした熱気に包まれていました。
さて、本題です。
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■過日のことですが、お山の樂校主催の
樂園マルシェが無事に終わりました。
当日は子どもたちの出店のほか、私自身も
税務&経営相談ということで、ブースで
出店させていただきました。
https://www.instagram.com/p/DBm7gEiyPUR/?img_index=10
相談料は、全額お山の樂校の運営資金
充てさせていただいたのですが、
思ったより相談していただく方が多くて、
すごく救われた気持ちでした笑。
そんな中、税務相談があった中で、
一つ事例を取り上げてお話をして
みたいと思います。
■今回の論点としては、
個人事業主として活動をしているものの、
国民健康保険料が大きくなってしまって
いるという状況のご相談だったんですね。
というよりも、税金を含めてどのように
すれば最善の対策が打てるのかという
相談だったのですが、
その大きな要素としては、上述した
国民健康保険料がネックとなっていた
ような感覚です。
■どうしても売上が上がってきて、
利益もそれなりに残ってくると、
国民健康保険料が大きくなり、
また、扶養親族が多ければ多いほど、
国民健康保険料の場合はそれに伴い
料金が上がってくるものですので、
家計にとって相当大きな負担になること
が想定されます。
その反面、法人で社会保険に入った場合
を考えると、
社会保険の場合はどれだけ扶養が増えよう
とも、料金は変わりませんので、
そういった点においては、大変有意義な
選択であるのが法人設立である
と言えるでしょう。
■また、いろいろお話を伺っていると、
その方は本業のほか、
ちょこちょことした本業に付随するものの
売上も上がっている状況であったため、
マイクロ法人という形で法人を設立する
ことにより、
そのちょこちょことした収入分を法人の
売上として持っていき、
そこに自らに対する役員報酬を最小限
充てがう形で、
その役員報酬にかかってくる社会保険料
も最小化する選択がベストということに
なりました。
■ただ一点問題点があり、
その方の奥様は別に自営業をされていて、
その収入からすると、どうしても
社会保険の扶養から外れてしまうという
状況だったんですね。
そのような際に検討したのが、その奥様
の方はマイクロ法人には一切参画せず、
また扶養にも入らず奥様ご自身で国保と
国民年金のまま居続けるということ
でした。
■これこそが、
ご夫婦における税務と社会保険料の
最善解かなというところだったんですね。
こういった点においては、ご主人だけの
状況で判断していたとしたら、
それは大きな判断ミスとなり、奥様の方の
収入や所得をしっかりとヒアリングする
ことにより、
初めて最善解が見い出せるという
ものでしょう。
■こういった税務や社会保険料の
判断に関しては、
かなり広い視野を持って、現在の状況、
そしてその近い未来の状況を
適切に俯瞰して、
全体を見渡した上で決定する必要がある
というものです。
どうしてもこういった判断は自分の判断
のみによると誤ってしまいがちな
ものですので、
適切に税理士などにその対策を相談し、
決して誤ることのないような税務判断を
心掛けたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・個人事業主に関しては、
所得が増えれば増えるほどどうしても
国民健康保険料が大きくなってくる
というところ。
・国保の最大の特徴として、
扶養(世帯人数)が増えれば増えるほど
その負担が大きくなるということは
把握しておきたいところ。
・そういった点においては
マイクロ法人を設立し、
自身に最小限の役員報酬を
支払うことにより、
その最小限の社会保険料を負担する
ことが得策であると想定される。
・また、マイクロ法人の設立にあたっては、
同居家族の所得の状況なども
適切に加味して、
近視的な判断にならず、全体を広く俯瞰
する目を持ち、
全てにおいて最善な税務や社会保険の
判断を心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。