2024年11月9日チームで動くための【共通認識の擦り合わせ】について
今日は土曜日に主催しているウォーキング会
からスタート!
図らずもマンツーマンでのウォーキングと
なり、かなりいろいろと語り合うことが
できました。
運動しながらご一緒いただく方のお話を
伺う中で、様々な価値観を知ることができ、
すごくありがたい場だなと思うばかりです。
さて、そんなことから本日の本題です。
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■先日の記事の中で、弊所において
ミッション・ビジョン・バリューの
研修を行ったということを書かせて
いただきました。
当日の様子はこちら↓
https://www.instagram.com/p/DCDMEwWz76w/?img_index=1
毎回このミッション・ビジョン・バリューの
研修の中で話題に出るのが、共通認識の
擦り合わせということなんですね。
弊所のミッション・ビジョン・バリュー↓
https://muratax.com/about/
人はこれまで歩んできた半生により、
その経験値が形成され、そこから価値観や
考え方が決まってくるものであるため、
自分の常識は他人にとっての非常識という
ことが、むしろ一般的であるものと考えて
おいた方が良いでしょう。
■こういった点においては、昔ながらの、
「背中を見て学ぶ」ということであったり、
軍隊的な集団行動で、他者を一括りにして
律するということもあるのでしょうが、
そのようなことは、この『共通認識の
擦り合わせ』ということから考えると、
少し危険であるのかなという感覚です。
というのも、たとえ同じ経験をさせた
としても、その経験から感じるものは
まさにその人それぞれの半生に基づく
価値観によるものであるため、
その時点でその感覚に齟齬が生まれる
ことが通常であると考えられるわけです。
■そのようなことから考えると、
ごく小さなところから、この認識の擦り
合わせをすることが大変大切になってくる
のではないかというところなんですね。
特に「なるべく早く!」などという
抽象的な表現に関しては、
人によれば30分以内かもしれませんし、
またとある人にとっては、3日後という
感覚を持っているかもしれません。
こういった点においては、なるべく早く
という表現をする前に、
具体的にどの程度の時間や日数をイメージ
しているのかということを
自分の中で想定し、
その想定した具体的な日時を言語にする
ということが大変重要である
と言えるでしょう。
■幸せという定義にしても、
人によれば健康かもしれませんし、また
とある人によっては金銭によるもの
かもしれません。
またとある人にとっては、一人で気ままに
ゆったりと過ごすことであるかもしれません。
こういったことが、あらゆるところで
それぞれの認識として飛び交う状況ですので、
まずはこの認識を擦り合わせるということから
考える必要があるというところでしょう。
■またそれ以前に、
それぞれのチームのメンバーが
どのような価値観を持っているのか
ということを知っておくと、なお良い
のではないかと考える次第。
認識の擦り合わせをする前に、
「この人はこういう価値観を持っている
から、こういった言語のチョイスをした方が
良いだろうな」ということが、
その人の価値観を知ることにより
想定できるため、
そういった意味において、相手の価値観
を知るということはかなり重要
ではないかと思うところ。
■そしてそのためには、
相手が安心して何でも話して自己開示できる
ような環境を整備することが大切であり、
そのために仕事以外の雑談的な要素を入れる
ことが必要であるということを以前の記事にも
書かせていただきました。
<2024年11月7日【写真あり】MVVミーティング
で得た組織の団結!>
https://muratax.com/2024/11/07/8341/
上述してきたように、まずは言語の擦り合わせ
や認識の擦り合わせを徹底するべきであり、
具体的な数値を入れることにより、そういった
認識のすれ違いは少なからず起こりにくくなる
というものでしょう。
■どうしても、自分の常識は他人にとっても
常識であるという錯覚をしがちなものですが、
大前提として、他人(夫婦や子どもなども含み
ます)は自分とは何もかもが異なっている
という前提を持ち、
その前提に沿って、相手との対話をする際に
言語の選択を適切にすることを心掛けて、
より一層共通認識を強固にして、
組織内のコミュニケーションを円滑にし、
その先に経営の発展を目指していくことを
考えたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人の価値観は十人十色であるため、
まずはその価値観を理解することが大切
であろう。
・この価値観を理解したその先に、
遣う言語や、認識の擦り合わせをすること
が大変重要であると言える。
・理念を構築しその理念をもとに
行動することは大切であるものの、
そのような言語や認識のすれ違いが起こって
いるとしたら、各人が思っても見ない方向に
進んでしまう結果となり得るというところ。
・したがって、そういった言語や認識の
擦り合わせをするため、
まずは各人を理解し、その先に経営理念に
根ざした経営の発展を目指して、
チーム一丸となって取り組んでいきたい
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。