2024年12月7日【真に大切にしたい商売】を考えてみる
今日は土曜日。
というところではありますが、
実のところ、今日も仕事でフル稼働です。
平日に比較して、お問い合わせなども
少なくなる土日ですので、
このタイミングを利用して、
一気呵成に滞留している業務をこなしていこう
と思います。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
TEAM MURATAX(お客様の会)を
開催させていただいた旨をお話しさせて
いただきました。
こういった会においては、
まさに十人十色の社長のいろいろな考えや
価値観を聞くことができるというもので、
主催をさせていただいている私自身も
相当学びになるなという感覚
なんですね。
■弊所の理念である
世界中に幸せの『わ』を拡げ続けるという
ミッションのもと、
このTEAM MURATAXに集っていただく
お客様についても、
割と同じようなベースがあるような
感じがしていて、
そういう点において経営の方向性に
近いものがあるというようなことも
感じているところです。
<弊所のミッション・ビジョン バリュー>
■そのような中で感じるのが、
起業当初はただがむしゃらに売上を作る
ために動いてはいくものの、
ある程度の利益を担保することが
できれば、そこから先は、
『純粋に自分がしたいこと』
にフォーカスして、
そことビジネスの照準を合わせて、
自らがしたいこととズレることのない
経営を心掛けていくと良いのかな
という感覚です。
■これは私自身のことでもあるのですが、
開業当初は売上がゼロからのスタート
でしたので、
とにかく売上を作ることが先決で、
そのため、とにかくただひたすらに
動き続けるというようなことを
していました。
それこそまさに「血のにじむような努力」
と言うべきもので、
毎晩毎晩誰かと会い、食事をご一緒し、
そこからさらに深い縁に繋げていくという
取り組みを数年間行っていたような
記憶があります。
■そして大変ありがたいことに、
信頼関係が積み上がっていき、
結果として私自身も大好きなお客様たち
とのご縁をいただくことができ、
ご一緒に仕事をさせていただくことが
できているという状況です。
当然税理士としての税務サービスを
提供するのが本業ではあるのですが、
こういったTEAM MURATAXに
関しては、
本業とは全く関係のないことですので、
本来的にはやる必要がないというものに
なるでしょう。
■また、TEAM MURATAXを開催して
参加費をいただいていることも
ありませんので、
(かかるのは食事代実費のみ。)
そういった面においては、
決して売上に直接繋がるものではない
と言えます。
しかしながら、このTEAM MURATAXを
私が開催させていただいているのは、
まさに世界中に幸せの『わ』を拡げ続ける
ことに根差すことであり、
弊所のスタッフのみならず、対外的な
お客様同士も繋がりを持ち、
そこから経営のヒントを得ることができて、
そしてその経営のヒントも同じ理念に
根差したものからきていることから、
幸せの『わ』を拡げる要因となり得ます。
■現に、お客様同士が横の繋がりを生み、
そこからまた新たなビジネスに繋がって
いるということも少なくない状況です。
このTEAM MURATAXについては、上述した
「自分が純粋にしたいこと」にフォーカス
した結果生まれたものであり、
私はこの時間が仕事を超えて好きな時間
になっているんですよね。
■そして、利益目的でビジネスをすることも、
利益は経営の永続のために当然大切で
あるため、必要なのですが、
そのような視点のみに入ると、ただ単に
仕事上の繋がりで終わってしまう
ということにもなりかねないものであり、
私の感覚としては、そればかりでは
どうしても空虚な気持ちになるところが
あります。
■逆に、
自分がしたいこと…上述したことで言えば
TEAM MURATAXの開催については、
たとえ利益に繋がらなくてもそれをしたい
という欲求が強いものであり、
場合によっては、その純粋に自分のしたい
ことを追求してやり抜いていくことにより、
そこから本来的なお客様の満足が向上し、
思いがけず売上に繋がっていくということ
もまた、考えられるかもしれません。
■そのような点において、
自分のしたい純粋なことを貫くような
仕事をしていくということは、
ある一定の場合において、
大変重要ではないかと私は考えています。
経営が進んでいくと、いろいろな経営の
ステージの変化が現れるかと思うのですが、
そのステージの変化に柔軟に対応するような
形で、自らの心に正直に、そしてまっすぐに
誠実に、
経営の歩みを続けていきたいものだな
と考える次第です。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・起業当初においては、
ただがむしゃらに走り続けることにより
売上を作っていくことが必要であろう。
・そういった血のにじむような
努力の甲斐もあり、
今のビジネスが作られているという
ことはないだろうか。
・そういったステージは当然必要では
あるものの、それを超えたタイミング
においては、
場合によっては自分自身が純粋にやって
いきたいことに集中して仕事にしていく
と良いかもしれない。
・そういった心境により仕事をする
ことにより、その純粋さもお客様に
伝わるものであり、
それが信頼を生み、結果としてそこから
お客様が派生的に拡がっていく
ということも考えられるものでは
ないだろうか。
・大切なのは、その経営のステージに応じ、
自らの想いを明確に把握して、
その変化に対応するが如く、
経営者としてその都度経営を見直して、
柔軟に経営を進めていくことである
と言える。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。