2024年12月19日経営者として意識すべき【サンクコストの罠】
家族内にインフルが蔓延しており、
私自身もちょっとだけ違和感を感じだして
います・・
ただ、病は気から!
間違いなくこの違和感は気のせいなので、
とにかく気持ちを前向きに、
取り組んでいこうと思います!
(もう夜ですが・・笑)
さて、本題です。
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■経営者として日々活動をしていると、
場合によってはいろいろな商品や
サービスを買い求めることが
あろうかと思います。
商品やサービスは、ごまんとあるもので、
自社に合った商品やサービスを
買い求めようとしても、
なかなか理想とするところに到達しない
ということが少なからずあるのでは
ないでしょうか。
今日はそんなことについてお話をして
いきたいと思います。
■上述したように、
言わば相思相愛という感覚での商品や
サービスとの巡り合わせは案外
少ないもので、
時には失敗しながら、だんだんと正解に
近づいていくような感覚があるのでは
ないでしょうか。
私自身も現在においてもなおそのような
状況で、開業当初においては、
会計ソフトや申告書作成システムを導入して、
5年間のリースとして約130万円ほどのものを
契約したものの、
それがどうしても使い勝手が良くなく、
結果として半年ほどで使わなくなった
ということがありました(泣)。
■そして、ここ最近においても、
これはいいなと思い契約したサービスが、
自分自身の理想とするものと異なっている
ものであったため、
これも早々に使うことをやめたという
ことがあります。
私自身は、そのように見切りをつける
ことがある意味得意なのかも
しれませんが(誇れることではない気も
します)、
人によっては「せっかく大きなお金を
払ったんだから…」
ということで、本来的に使う必要がない
とわかっていながらも、
そこに労力と時間を費やしてしまうという
ことがあるのではないかと感じています。
■こういった、
せっかくお金を払ったんだから…
という感覚で、本来的に必要のない行動を
とってしまことを、
俗に『サンクコスト』の罠にハマって
しまっているという表現をされます。
サンクコストとは埋没費用と呼ばれるもので、
本来的には不必要とわかっているものの、
せっかくお金を払ったんだから…という
上述した感情のもとに、
その投資を回収すべく、労力と時間を
費やしてしまうことなんですね。
<サンクコスト(埋没費用)>
■結局のところ、そのように労力や時間を
費やすことが、
結果として経営者としての自分の時間を
食い潰しているということは、
念頭に置いておかなければなりません。
その労力と時間を、本来的に注力すべき
対象に注ぎ込むことにより、
場合によっては経営の改善や生産性の向上
が達成でき、結果として売上が増えたり
経費が少なくなったりすることも
考えられます。
■こういったサンクコストの罠に入っている
ということは案外少なくないように
感じますので、もし自らの理想とする
商品やサービスに出合えないとした際は、
このサンクコストの罠という点に十分注意
をして、
その後の経営者としての行動を本来的に
必要なものに費やすことを意識し、
真の経営者としての決定をしていきたい
ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・費やしたお金が多額であればあるほど、
サンクコストの罠にはまってしまう
可能性は否定できないのでは
ないだろうか。
・そのお金を費やした対象に労力と
時間を費やすと、
結果としてその労力と時間も本来
注ぎ込むべき対象に注ぎ込まれていない
ということになるため、
結果として大きな損をしてしまう結果と
なってしまうことが想定される。
・大切なのは、損失は早期に切り捨てて、
真に経営に実りある決断をすること
であるため、
そのようなことを念頭に置き、
経営者として最も大切な判断と行動が
できるように心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。