2025年4月9日「足したら必ず引く!」トレードオフの重要性
ここ最近、日中がかなり暖かくなってきて、
本格的に春という感じですね。
この時期はどうしても花粉症も
ひどくなりがちで、その点は困ったもの
ですが…笑
さて、そんなことから今日の本題です。
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■トレードオフの重要性
4月に入り、暖かくなり、
春を感じる季節となりました。
こういった気候の変化により、
私たちは「衣替え」の時期を迎え、
新たな衣服を増やすことが多いですが、
その一方で、増えた分の服を処分せず、
物が溜まってしまうことが
よくあります。
物が増えると、
無駄な認知コストがかかり、
最終的には経営や人生にも悪影響を
与えることも。
そのため、何かを足したら必ず一つを引く、
いわゆる「トレードオフ」を意識することが
大変重要です。
■逆トレードオフの実践例
これは逆トレードオフとも言える
ことかもしれないのですが、
弊所での実践として、
「電話を置かない」という決断をしました。
税理士としての義務がありますので、
電話番号は設置していますが、
お客様からかかってくる電話の頻度は
2週間に1回程度になっています。
その浮いた時間が出ていますので、
その反面として、お客様とのやりとりは
チャットワークで手厚く行い、
これにより、時間効率が大きく向上し、
履歴が残ることで双方の認識の齟齬も
なくなっている感覚です。
さらに、電話代も最低限で済んでいます。
従来は楽天が提供していた
SMARTTalkというサービスを無料で利用
していたのですが、
現在は「LaLa Call」というサービスを
利用しています。
月額料金は110円ですが近い将来440円へ
値上げとなるようです。
<LaLa Call>
https://lalacall.jp/charge/
この決断により、
従来の固定電話に比べてかなり低コスト
となりました。
こういったことにより、時間の他経費も
大きく削減することができ、
経営効率化にも大きく貢献しています。
■経営の効率化と「引く経営」
「トレードオフ」の概念を
取り入れることにより、
余分なものを引き、シンプルにすることで、
経営の効率化を進めています。
新しいものやサービスを追加する際、
必ずその増えた分と同数を引くことを考え、
経営資源を最適に活用していきます。
過度な物や業務が増えると、
その分認知リソースを消費し、
結果として生産性や効率性が低下します。
そのため、トレードオフを重視し、
無駄を省く経営を心がけていきたい
ものです。
引く経営については、ぜひ過去の記事も
ご参考ください。
<2024年12月17日【多動+厳選】という
相反するようで繋がる考え>
https://muratax.com/2024/12/17/8474/
■まとめ
経営において、何かを追加したら
必ずその分を引くという
「トレードオフ」が重要です。
便利なものが溢れる現代で、
不必要なものに手を出してしまいがち
ですが、
その結果、時間効率や生産性の低下に
つながることもあります。
そのため、経営者として常に
トレードオフを意識し、
最適な意思決定を行いたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営において、何かを追加したら
必ずその分を引くことを意識すべし。
・トレードオフの考え方を取り入れ、
経営資源を最適に使うことが重要。
・便利なものに手を出す前に、
本当に必要なものかを見極めるべし。
・経営効率と生産性向上のため、
無駄な認知コストを削減することこそ、
真に大切なことである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。