2025年5月14日【自社に最適な法人化】を考える
今日は、面談がほぼ立て続けに 4件あった一日でした。 疲れも感じますが、しっかり睡眠を 取って、明日に備えたいと思います。 (と言いながら、もう少し仕事します笑。) さて、本日の本題です。 (もう目がしばしば…笑) ================== ■個人事業主から法人へのステップ 弊所では、個人事業主と法人との契約が おおよそ1対3の割合でありますが、 事業が順調に拡大していく中で、 個人事業主から法人化を進めるケースが 少なくないかなという感覚です。 ■法人化のメリットと健康保険料 法人化を進める最初の理由の一つは、 国民健康保険料の増大への対応です。 そのためにマイクロ法人を検討し、 事業が順調に伸びたタイミングで 個人事業の一部を法人化することが あります。 しかし、これは健康保険料の問題を 解決する一面に過ぎません。 税務や社会保険料の最適化とともに、 経営面も十分に検討する必要が あるわけですね。 ■法人化の対外的信用力 個人事業の全てを法人化(いわゆる法人成り) をすると、個人事業主時代では あまり見向きもされなかった取引先が 法人という形態を取ることで、 その信用力が高まり、交渉が進展することが あります。 法人という安心感があることで、 取引先と契約を結びやすくなることが 多くなるわけです。 ■法人化による売上・利益の増加 法人化を検討する際は、税務や社会保険の 最適化だけでなく、 法人化によって売上や利益が どのように増加するかを 総合的に考慮しなければなりません。 場合によっては、マイクロ法人を飛ばして 最初から法人で一本化する選択肢も 視野に入れた方が良いでしょう。■税務最適化だけではなく 法人化を考える際、税務面の最適化だけに 目を向けがちですが、 それだけではなく、法人化することで 得られる経営的なメリットを 考慮することが重要です。 法人設立のメリットとして、 対外的な信用力が高まり、 受注の増加や雇用の安定にもつながること があるため、 税務や社会保険料以外のメリットも しっかりと視野に入れて検討したい ところですね。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・個人事業主から法人化を検討する際、 マイクロ法人か法人化(法人成り)かの 選択肢がある。 ・法人化は税務や社会保険の最適化 だけでなく、対外的な信用力や 売上の増加にも寄与することも。 ・法人設立時には経営面も加味し、 その選択が最も有利な方法となるように 慎重に判断を行うべし。 --- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。