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トップページ ブログ > 税務について > 【お金の管理を徹底して】経営改善を!

2025年7月28日【お金の管理を徹底して】経営改善を!

今日は週明け月曜日ですね。

今朝は5時半からジョギングをスタートして、大変気持ちの良い朝を迎えています。

本来は5時から開始したいところですが、
30分遅れたとはいえ、早い時間に動き出せると始業前の時間を長く感じられて、すごく有意義に過ごせますね。

さて、本日の本題です。

お金は“混ぜるな危険”——視覚的に分けることの大切さ

今回のテーマは「お金はしっかりと分別して把握しましょう」ということです。

どういうことかというと、

本業で得たお金と、それ以外の事業や納税用のお金などを、同じ口座でまとめて管理してしまうと、
視覚的な区別ができず、結果的に無駄遣いを招いてしまう、ということなんですね。

複数事業をしているなら、口座も分けるのが鉄則

例えば、飲食店と小売店の2つの事業を運営している場合、

それぞれに別の口座を設け、売上や経費の出入りをきちんと分けて管理しないと、
どの事業がどのくらい儲かっているのか(お金が残っているのか)分からなくなってしまいます。

同じ口座で管理していると、何となくお金が増えているように見えるかもしれませんが、
それは小売店が好調な一方で飲食店が赤字で、小売店の利益を飲食店が食いつぶしている状態かもしれません。

その意味でも、事業ごとの分別管理は必須と言えるわけです。

納税資金は死守すべし!

もう一つ気を付けたいのが、納税のための資金を事業用に使ってしまうことです。

特に消費税がその典型ですね。

消費税は「預り金」的な性質があり、
売上時に預かったものを、あとで税務署に納付する義務があります。

この消費税を他のお金と一緒に同じ口座で管理していると、
増えたお金に見えても、実際は納税のための資金が膨らんでいるだけかもしれません。

もし、この預かっていた消費税を事業に使ってしまうと、
いざ納税のときに資金が足りなくなる、という事態が起こり、
それが資金ショートの原因となることも、実のところ少なくないんですね。

ですので、事業ごと・納税用などで口座を分けて、
視覚的にしっかり管理するのがオススメです。

通帳を分別にはネット銀行を積極活用

管理のしやすさでいえば、ネット銀行が非常に便利です。

法人であれば、社会保険料の引き落としに対応している「GMOあおぞらネット銀行」がオススメですし、

<GMOあおぞらネット銀行>
https://gmo-aozora.com/business/

個人事業主であれば「住信SBIネット銀行」が非常に使いやすいです。

<住信SBIネット銀行>
https://www.netbk.co.jp/contents/

この住信SBIネット銀行には「目的別口座」というバーチャル口座機能があり、
納税用の積立なども一つの通帳で分けて管理できるため、とても便利なんですね。

https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/purpose/

つまり、事業の資金や納税資金など、
お金の用途に応じて別口座やバーチャル口座で管理することで、経営判断や資金繰りがずっと楽になります。

このようなことを意識して、ぜひ資金の管理を徹底し、
経営判断に役立てていくようにしましょう。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・事業主として、別事業や納税用などの資金の用途の違いに応じて、それぞれ別の通帳を使い分けるべし。

・別の通帳でなくても、住信SBIネット銀行の目的別口座(バーチャル口座)を活用することで、
一つの通帳で効率的に管理できる。

・経営者として「お金は経営の血液」という意識を持ち、
お金を分別して、適切に使い分けることを日頃から心がけたいものである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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