2025年8月3日TEAM MURATAXで得た【経営の着想】
今日は日曜日ですね。
今日は午前中に、他の子を持つ家族とそれぞれの仕事について
共有し合う会を企画しています。
子どもたちにとって、こういった
他の仕事を聞く機会はなかなかないので、
今からすごく楽しみです。
さて、本日の本題です。
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過日のことですが、
TEAM MURATAX(お客様の会)を開催しました。
今回も前回と同様に、
読書会を第1部として、第2部で懇親会という流れで実施。
書籍は引き続き「エッセンシャル思考」で、
今回はそのPART2の内容を扱いました。
読書会のテーマは「5つのエッセンス」
テーマは、
「孤独」「洞察」「遊び」「睡眠」「選抜」の5つ。
今回は、各自が心に残った一節をホワイトボードに書き出し、
それを基にそれぞれの考えや価値観を
共有するスタイルで進行してみました。
「孤独」と「遊び」に潜む、経営のヒント
中でも「孤独」については、
普段の忙しさに流されて
考える余裕がないという課題がそれぞれに見えて、
だからこそ、思考のためのスペースを確保し、
あえて意識的に時間を天引きすることが重要だというお話も。
また「遊び」に関しては、
AIに「あなたは偏屈なおじさんです」、「あなたは経験豊富な占い師です」などと役割設定をしてやり取りを楽しんでいる、
というお話もありました。
それが気分転換になるだけでなく、仕事のヒントや思考の整理にも役立っているとのこと。
まさに新しい発想で、私自身目から鱗でした。
選ぶ力を鍛える「90%ルール」
「選抜」では、書籍にあった
「この服をもう一度お金を払って買うかどうか?」という問いを例に挙げ、
「90%ルール」を導入することも議論し合ったところ。
つまり、「90%以上OKということがなければ、それ以外は全てNO!」とすることで、
本当に大切なものだけを選び抜けるという考え方です。
「記憶の配当」──今、この瞬間に価値を置く
そして少し話は逸れますが、
「DIE WITH ZERO」に書かれていた
【記憶の配当】というテーマも出ました。
<2024年7月12日「DIE WITH ZERO」に見る【今の生き方】について>
https://muratax.com/2024/07/12/7927/
人は老いていずれ死ぬという現実を前に、
自分の人生はもちろん、
家族との時間も有限であることを認識すれば、
体が動くうちに思い出をつくる行動が
いかに大切かが見えてきます。
数字だけじゃない。「本質」に向き合う時間
我々経営者は、ついつい売上や利益ばかりに目を奪われがちなもの。
でも、こうした「エッセンス」を見極め、
やるべきことに集中して、
時間や労力を投下することが本質的に大事なことなのではないかと、
改めて考えさせられました。
この「エッセンシャル思考」の続きもまだありますので、
今後もTEAM MURATAXの読書会の中で、
お互いの学びを深めていきたいと思います。
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…余談ですが、懇親会は税込3,000円の飲み放題付きのコース料理でした。
となりの席の声や、人が動いた際に心地良い(?笑)振動があることを除けば、
美味しい料理とステキな店員さんで、良いお店だったなと感じました。
それなりに良い立地のお店なので、どうやって利益を出しているんだろう?
と参加者の皆さんとともに訝しがっていたところです笑。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・TEAM MURATAXの読書会で
「エッセンシャル思考」PART2を題材に議論したところ。
・「孤独」「洞察」「遊び」「睡眠」「選抜」と、
どのテーマも経営者にとって耳が痛い話ばかりであったが、
今の経営のリソース配分は本当に最適なのか?などということを、
改めて問い直す機会になったところ。
・経営者として常に現状を俯瞰して、身の丈にあった経営戦略を立てていきたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。