2025年8月5日ランチを通じて感じた【自身の仕事の醍醐味】
今日は税理士試験初日!!
受験生の皆様、本当にお疲れ様でした!!!
今でも当時の緊張感を覚えています(滝汗)。
税理士試験は残り1分が勝負を決めることもありますので、
2日目、3日目がある方は是非最後まで粘り強く頑張ってほしいところです。
<2025年7月4日税理士試験の厳しさから考える【在るべき仕事】>
https://muratax.com/2025/07/04/9142/
また、今日は午前と午後とでそれぞれリアル面談をさせていただきました。
その合間にお客様とランチをご一緒でき、
リラックスしたランチの時間を通して、さまざまな経営のお話を伺うことができたのは、
私にとって大変楽しく学びの多い時間でした。
さて、そんなことから今日の本題です。
税務を超えたところにある「経営の共鳴」
冒頭に書かせていただいたように、今日は税務面談のあと、
少しリラックスした空間でランチタイムをお客様と過ごさせていただきました。
<本日の様子>
https://www.instagram.com/p/DM-EdaKy0Oo/?img_index=1
私自身が「幸せだなぁ」と感じるのは、
こういった税務以外の場で経営のお話を聞かせていただける時間なんですね。
お話の中で興味を持った点をさらに質問したり、深掘りしたりしていく中で、
お互いに新たな気づきを得ることができる。
その瞬間に共鳴し合える感覚が、私は本当に好きだなと実感しています。
経営者が抱える“孤独”と向き合うということ
経営者というものは、どうしても孤独な存在になりがちです。
チームで動いていても、最終的には「自分の会社を経営する」という責任を担っているのは、経営者ひとり。
それゆえに、経営のことを相談できる相手が少ないという現実もあるのではないでしょうか。
だからこそ、私は経営者の方々との関わりが大好きですし、
その対話の中で今までに見えていなかった経営の着想が生まれることに、
何よりのやりがいを感じているんですね。
「TEAM MURATAX(お客様の会)」を開催しているのも、まさにその想いからで、
やっぱり、人と人とのつながりが何よりも好きなようです笑。
視点の違いが経営に光をもたらす
そんな関係性の中で改めて感じるのが、「自分以外の視点を取り入れる大切さ」なのかなと。
私たちの判断や解釈は、これまでの半生をもとに下されるものですが、
結局それは「ひとつの見方」にすぎないことも多いんですよね。
でも、他人の視点が加わることで、自分では思いつかないような発想や着眼点が浮かぶこともある。
そういう意味で、経営においては、第三者の視点を積極的に取り入れていきたいところかなと、私は思うところ。
非日常から得られる「思考の余白」
このようなことは、リアルでの人との出会いのみならず、
読書や映画、芸術といった非日常の体験からも得られるものです。
普段の生活からは少し離れた世界を体験することで、
経営に必要な新しい視点が得られることもあるでしょう。
私自身、芸術にはあまり縁がない(センスがない?笑)方なのですが、
過日ふと思い立って福岡市美術館で開催されていた「山下清展」に、家族で足を運びました。
そのときの独特な感情の動きや表現から、非日常を感じるとともに、
「経営にも変化が必要だな」と感じさせられる体験になったことを、今でもよく覚えています。
本質的な経営とは、「考える時間を持つこと」
結局のところ、経営における判断というのは、その人自身の半生に基づいた解釈であることが多く、
だからこそ自分だけで完結してしまわないように、
外部の視点を取り入れる姿勢が大切なんだと思うところです。
経営者は忙しさに追われ、つい「経営そのものを考える時間」をないがしろにしてしまいがちです。
だからこそ、意識してそうした時間をあえて天引きして、第三者の視点や非日常の世界に触れ、
そのようなことを通じて「経営者としての本来の仕事」に向き合う時間を、
ぜひ意識的に作っていきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者の判断は、多くの場合その人自身の半生に基づいた一視点に過ぎないものである。
・だからこそ、他者の視点や非日常の世界からの刺激を取り入れ、思考の枠を壊していくことが大切であろう。
・業務に追われる日々の中でも「経営そのものを考える時間」を天引きし、まだ見ぬ経営の希望ある未来を見据えたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。