2025年8月27日【非日常の気づき】を経営に活かす!
今日は大分への出張で、長時間の電車移動が続いています。
博多から大分まで、2時間20分。
博多から新大阪までとほぼ同じですね笑。
このような、時間と場所が拘束される機会はなかなかないので、これを好機と捉えて、普段やることのできないことに取り組んでいこうと思います。
さて、本日の本題です。
経営者の本来の仕事は「経営全体を見渡すこと」
経営者として動いていると、どうしても日々忙殺され、本来的にやるべきことをないがしろにしがちなものです。
通常業務は当然のようにまわっていくわけですが、「経営全体を見渡す」という経営者本来の仕事は、意外とできていないことはないでしょうか。
この「経営全体を見渡す」ということは、決して単一の要素ではなく、複数の要素を絡めていく必要があると、私は考えています。
…というより、「結果として複合的につながっていくことになる」という言い方が適切なのかもしれません。
また言い方を換えれば、通常業務という日常を離れた「非日常」すべてのことが、経営を見渡すことにつながるということになるかなと、私は思うところ。
さらに他の角度から見ると、非日常のことを経営につなげていこうとする姿勢を保つことで、まだ見ぬ経営の未知の世界が見えるのかなというところです。
カフェで感じた「お客様の明らかな【不】の浮上」
先日のことですが、とある大手のカフェで、席が多く空いているにもかかわらず、待ち時間が長かったということがありました。
この原因は明らかで、店舗についてすぐに、来店したお客様は発券機で番号札を発券することになっていたんですね。
ちなみに、店員さんはそこまでバタバタしていない様子。
そして、キッチンや受付などがひと段落したタイミングで、内部的なオッケーが出て、ようやくお客様を席へご案内する…というような流れに、私には見えたところ。
このことを「お客様の立場に立って」考えた際、「まずお客様を席にご案内する」ことが最優先ではないのかなと、私は考えます。
内部的な効率性を重視するがあまり、お客様のことを忘れ去ってしまっているのではないかと思ってしまうわけですね。
そして、食事が終わると「早く帰ってくれ」という店員さんのさりげないようで明らかな立ち振る舞いが笑。
おそらくこの一連のことで、リピートする方はかなり減ってしまうだろうなーと、俯瞰して見ていたわけです。
このことを通しての気づきが、経営のことを考えて動いているようで、実のところは【お客様に「不」の要素を与えてしまっていることがあるのかもしれない】ということ。
ちょっとしたことなのですが、このことを通じて、自社が本当に「お客様の立場に立って」経営を組み立てることができているのか、ということを考えることができたというわけです。
カラオケ店に学ぶシステマチックな満足体験
そして、先日の記事でも書かせていただいたカラオケ店では、全てがシステマチックに、流れるように商売が動いていました。
待たせることなく、会計もスムーズ。
さらには時間延長もスマホから。
こういった形で、経営の効率化をはかりながらもお客様に最大の満足を与えていく仕組みは、経営として考えた際、痺れるものがありましたね。
(喉もかなり痺れて、しばらくはニワトリ声でしたが。)
このように、今回のカフェと先日のカラオケ屋さんを比べると、大きな気づきがあるわけで、このことは自ら気づこうとしないことには気づけないということなんですよね。
そのような視点を持ち、日常以外の非日常は全て経営につなげていくというルールを自らの中に持ち、日々経営の改善を心がけたいものです。
==================
《本日の微粒子企業の心構え》
・日常以外の非日常すべてが、経営における気づきの宝庫である。
・非日常の出来事をすべて経営につなげていく!という気概を、経営者として持ち続けたいところ。
・非日常を積極的に感じるべく、日常から脱する時間を作ることを心がけ、経営のさらなる進化を目指したいものである。
---------------
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。