2025年9月2日現状からの【売上アップ】を考えてみる
今日の福岡はかなりの雨模様です。
今日はちょうど事務所でのリアル面談があるのですが、こういった面談以外の際は常にリモート勤務によりスタッフとともに仕事を進めることができています。
天候や暑さに左右されずに仕事ができるというのは、リモートワークの大きなメリットだと改めて感じますね。
さて、本日の本題です。
ターゲットを明確にすることの重要性
今日は、「自社の商品やサービスを適切に届けるべき人に届けられているかどうか」ということについて、お話してみたいと思います。
この点については、ターゲットをきちんと定められていない、あるいは定めていても的確に到達できていないケースが少なくないように思います。
ターゲットは自社の強みを活かせるお客様に絞ることが大切ですが、対象を広げすぎると力が分散し、結果的に本来届けたい相手への価値提供が弱まることも。
「提供しない!」覚悟も必要
また、ターゲットを明確にした後は、「そのターゲット以外の属性にいる方には、商品やサービスを一切提供しない!」という覚悟も必要かなというところ。
中途半端に広げてしまうと、自社の強みが薄れてしまうためですね。
<2021年5月21日経営者として【決める】勇気を持つ>
https://note.com/muratax/n/na4a7b69f0fd1
ターゲット内の未到達層へのアプローチ
一方で、ターゲット内でありながら自社の商品やサービスに「まだ手が届いていない人」に対しては、どうすれば届けられるかも考えたいところです。
これは上述したことと矛盾するようですが、ターゲットを広げるという意味ではなく、既存のターゲット層における未到達層へ労力や時間を極力増やさずにアプローチする、という視点です。
その典型的な方法が、オンラインサロンなどのサブスクリプション契約です。
本来の商品価格には手が届かない方であっても、低価格なサブスク商品であれば利用できる可能性があるわけですね。
大切なのは、新たな労力や時間を追加で投下するのではなく、既存の仕組みの延長で提供できる形を模索することです。
追加負担を抑えつつ広げる工夫
逆に、追加の労力をかけすぎてようやく売上になるような仕組みであれば、最初から提供対象を限定することに留めて、それ以上のことは何もしないのが得策かなと、私は考えます。
だからこそ「どうすれば手が届いていない人に、こちら側の追加の負担を少なくアプローチできるか」という問いが重要になるわけです。
サブスクは突破口になり得る
サブスク契約は、業界によってはまだ前例が少ないかもしれませんが、他社がやっていないからこそ、自社の強みを活かした突破口になり得ることが考えられます。
まずは「可能性を考えること」。
これは経営において何より大切ではないでしょうか。
<2024年5月6日『非日常』から生まれる【経営のヒント】>
https://muratax.com/2024/05/06/7711/
そのようなことから、まずターゲットを明確にし、その上でターゲット内の未到達層に対し、時間や労力を大きく変えずにサービスを届ける方法をぜひ模索してみましょう。
《本日の微粒子企業の心構え》
・経営における商品やサービスのターゲットは明確にすべし。
・ターゲットに該当しない層には「提供しない!」という覚悟を持つこともまた重要である。
・ターゲット層内でまだ手が届いていない人に対して、極力労力や時間をかけずに届ける方法を考えて、新たな売上アップを目指してみてはいかがだろうか。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。