2025年9月8日映画「国宝」を観て痛感した【仕事の在り方】
今日から月曜日ということで、新たな一週間のスタートですね。
福岡は雨模様ですが、この雨が先週の出来事を良い意味で洗い流してくれて、また新たなスタートを切ることができるようで、すごく新鮮な気持ちです。
雨は嫌われがちな存在ですが、捉えようによっては有難いものに感じるところ。
有難い・・有ることが難しい。
そのように考えると、何事にも感謝の気持ちが湧いてくるようです。
さて、本日の本題です。
映画「国宝」で得た気づき
過日のことですが、映画「国宝」を観てきました。
<国宝>
https://kokuhou-movie.com/
3時間を超える大作であったのですが、私の母をはじめ、友人やお客様などあらゆる方から「国宝は観た方が良い!!」と勧められていたこともあり、どうにか時間を捻出して行ってきたというところです。
一言で言うと、「本当にすごい作品だった!」というところです(語彙力…汗)。
具体的に言うとネタバレになってしまうため避けますが、一つの芸を徹底的に追求するということの凄みを感じたところ。
そして、そのためにはあらゆるものを捨てて、その芸に秀でるために徹底的に没頭する覚悟を持つことの大切さを感じたというところです。
トレードオフの重要性
この「あらゆるものを捨てて」というのは、先日の記事でも書かせていただいたトレードオフの関係に似ているなと私は思っており、やはり何か特別なことを成し遂げようとするには、時間や労力や認知の面から必ずこのトレードオフの考えを採用して、そのことに集中するという姿勢を貫かなければならないのだろうと思ったところ。
<2024年12月3日足すのではなく【引く経営】を考えてみる>
https://muratax.com/2024/12/03/8426/
そしてこの芸に秀でていくということは、どのような仕事であっても共通することではないでしょうか。
税理士業務における専門性
私に関して言えば税理士としての仕事である一方、その「税」という分野にはかなりの奥深さがあります。
その方の置かれた状況によって税の解釈や最善解は異なりますし、場合によっては社会保険料や資産運用の観点からも複合的に捉えなければならないことが少なからずあります。
さらに、税のみならず経営面でのメリットを鑑みて、たとえ税的に不利になったとしても、経営にとってプラスになる方向をお客様と見出していくことも少なくありません。
そして何より、この「芸(=仕事の技)」については常に勉強を重ね、インプットを続けてブラッシュアップしていくことが必要だなということを、この国宝を観て痛感した次第です。
税務についても常に最新の税制があり、それに対応していくためには継続的な学習が欠かせないということがあるんですよね。
学び続ける姿勢の大切さ
話は変わりますが、私が10年ほどお世話になっている美容師の方は、常にカットやカラーの勉強を続けていて、それが楽しくて仕方ないとおっしゃっています。
そのこだわりの結果、多くのお客様がリピーターとして訪れているようで、私自身もその姿勢を伺うたびに身が引き締まる想いです。
<339 hair & make>
https://339japan.com/
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000271674/
こうした取り組みは、通常業務に没頭しているだけではなかなか時間を取れないものです。
だからこそ積極的にインプットや職人としての技をブラッシュアップする時間を意識的に設ける必要があると私は考えています。
経営者としての決意
結局のところ、どのような仕事であれ、その分野の専門性を極めていくことは大変重要です。
今回、国宝を鑑賞したことで、そのことを改めて再認識しましたので、私自身も積極的に税のプロフェッショナルとしての専門性を磨いていきたいと心を新たにしたところ。
そして、この国宝をまだご覧になっていない方は、ぜひ一度足を運ばれることをオススメします。
何かしらのご自身の中での化学反応が起こるはずですので。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・国宝を観て、芸に秀でることの覚悟と大切さを再認識したところ。
・我々経営者も、自らの専門性を磨くため、知識のインプットと能力のブラッシュアップを続けることが必須であろう。
・日々の経営に追われる中でも、仕事のプロフェッショナルとして常に高みを目指し、積極的に成長の機会をつくりたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。