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トップページ ブログ > 余談 > 【壮絶なオトナの世界】に翻弄された過去

2025年9月20日【壮絶なオトナの世界】に翻弄された過去

今日は土曜日ですね。

福岡は朝からかなり雨が降り続いており、気温としては比較的涼しいかなという感覚です。

今朝は毎週土曜日に企画しているウォーキングの日でもあったのですが、

ウォーキングの時間は雨も降らず気持ちよく歩くことができ、爽やかなスタートを切ることができています。

そんな中で今回は土曜日ということで、私の過去についての続きのお話をしてみたいと思います。

<前回の記事-2025年9月14日私が「税理士の門を叩いた」過去の話>
https://muratax.com/2025/09/14/9398/

夢が砕けた1年目

先日の記事でも書かせていただいたように、私は大学3年生の頃から税理士試験を志します。

当時はヤマザキのケーキドーナツを片手に、専門学校で勉強していた記憶があります笑。

なので、ケーキドーナツは初心に返る道具(?)でもあるんですね(照)
https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/cakedonut.html

税理士試験は、その登竜門として「簿記論」と「財務諸表論」という会計系の2科目があります。

まず、初年度としてはこの簿記論と財務諸表論を攻めることに決めました。

結果として、丸一年勉強をして大学4年生の夏に受験をした際は、残念ながら2つとも不合格…。

学校内のテストでもそんなに良い点は取れてなかったので、今回は完全な敗北だったなという感覚です。

家庭環境とマイナス思考の背景

そして、その次の税理士試験までの間に両親が離婚することになります。

当時の私は全く知る由もなかったのですが、父が度重なるギャンブルなどにより借金を繰り返していたということを、ある日に洗い物をしていた母が涙を流しながら話してくれたんですね。

よく考えると、これまでの私のマイナス思考は、そういった家の中の負のオーラに満たされた結果だったのかなという感覚です。

一言では言い表せないような、私を作り上げてきた過去が、その母の涙に凝縮されていたなという感覚でした。

ただ、負のオーラとは言え(笑)、これは決してマイナスな経験ではなく、
苦労を知ることができた良い過去であり、この過去が今の私を作っていることもあります。

(単純なプラス思考ではなく、本当にそう思っています。母には心から感謝ですね。)

施設でのボランティアと会計経験を通じた大きな気付き

そしてそのタイミングで、とある子ども向け施設でボランティアをしながら会計をすることになります。

その会計の仕事は7年ほど続けたのですが、その会計に携わる中で、表では決して見えていなかった大人のウラの世界を知ることになります。

いろいろな権力がウゴめいていて、結果としてその施設がトップの良いように利用されていたということを知るんですね。

そのことに反発した私は、それをどうにか覆そうとするため、有志とともに孤軍奮闘します。

有志といっても、当時40代や50代の方ばかりでしたので、20代前半の私からすると、人生の大先輩です。

そして、いわば敵になっている方々も、50代や60代の人というところ(滝汗)。

そんな中で、若者の私が反旗を翻したものですので、その敵からの刃は一気に私の方に向いてきます。

北九州でしたので(?)、考えられないような嫌がらせや暴力や脅しがあったりだとか…本当にいろいろなことがありました。

信念を貫いたことによる喜び

そのような中で、信じて自分の信じる道を突き進んでいると、不思議とそこに共感して深く寄り添ってくれる方が。

一言では言い表せないような壮絶な体験で、心身共に相当疲弊していたのですが、深夜3時頃までに及ぶ作戦会議なども経験して、信念を貫く大切さはこの時に学んだかなという感覚です。

(若かったが故にできたことですね。今でも若いですが(誇)。)

税理士試験合格!・・そしてあってはならない「勘違い」

そして、税理士試験の勉強に再び打ち込んでいたのですが、

とある瞬間に勉強の中で稲妻が落ちるような衝撃があったのを今でもよく覚えています。

その瞬間に、簿記論と財務諸表論の会計の多くの部分が繋がったような感覚があり、
その直後から全国模試で二桁や一桁に入るような成績を取るようになります。

そのような状況でしたので、2年目の夏については簿記論・財務諸評論ともに合格できたんですね。
(これは受かった!という確信がありました!笑)

このことは大きな勇気になり、それと同時に甘い考えに繋がることにも…(汗)。

「2科目がこんなに簡単に通ったんだったから、税理士試験なんて余裕だな!」と。

しかしながら、それは大きな間違いだったということに長い年月に渡って気づかされます。

ボディーブローのようにじわじわと効いてくる感覚です。

初めての税理士事務所への就職

その合格したタイミングで初めての税理士事務所への就職をします。

この就職をしてから実際の仕事に関してはいろいろな試練や気づきがあったため、これはまた後日の記事に譲ることにします。

というわけで今回は、税理士試験の最初の2科目に合格したことと、私の人生の転機となったとある施設での経験についてお話をしてきました。

本当に山あり谷ありだなと、過去を振り返っていて痛感しますね笑。

また週末に続きを書きたいと思いますので、お付き合いいただけると嬉しく思います。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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