2025年10月27日痛みを想定して人に任せる覚悟を
今日は週明け月曜日ではありましたが、朝イチから夜10時近くまで面談という日でした。
Zoomとリアルの面談もあったため、ずいぶん移動にも疲れたなという感覚です。
さて、程よい疲労感の中、本日の本題です。
睡眠不足が経営にもたらすリスク
今日のリアル面談にて2社の顧問のお客様とお話をしていたのですが、かなりお忙しくされているというのがお二人に共通していることでした。
睡眠不足は避けたいですよねー、なんていうことを面談の中でお話していたところ。
睡眠不足により、注意力が散漫となってしまい、事故や経営上のミスを引き起こしてしまうことも考えられます。
これは私自身が痛感していることで、過去に何度も睡眠不足で仕事をした結果、内容が間違っていたということが少なくありませんでした。
もちろん、そういったその場のミスは、寝起きのクリアな状態で確認することでリカバリーしていたわけですが、いずれにせよ睡眠不足は大敵と言えるでしょう。
重要な経営判断「やめる・任せる・仕組み化する」
では、そもそもなぜ睡眠不足になるのか。
これは、仕事量が自身のキャパを超えているからに他なりません。
ただし、その多すぎる仕事は効率化により対応できる可能性もあります。
大切なのは、経営者自身がプレイヤーに終始してしまっていないかということ。
自分が全ての仕事を抱えている状況では、遅かれ早かれ限界がきます。
その限界を想定した上で、
・やめる
・任せる
・仕組み化する
という選択肢を検討する必要があるわけですね。
<2025年10月23日経営改善の「3STEP」を考える>
https://muratax.com/2025/10/23/9534/
痛みをあえて取り、人に任せる決断を
中でも「任せる」ということは、経営を伸ばすために大変重要ではないかと、私は考えます。
もちろん教育には時間もコストも必要ですが、数ヶ月後や数年後には大きな戦力になっている可能性があるわけですので。
そのようなことから、短期的な支出より中長期的な見返りを見て経営判断を行いたいところです。
そもそも、自分一人で回すスタイルを貫くのも選択肢ではありますが、それが想定外の苦しさにつながっているのであれば、人を頼る方向へ舵を切るのも経営の一手かもしれません。

限界になる前に判断する
そして、人を任せる決断はキャパの限界に達してからでは遅いということも知っておきたいところ。
限界に達している段階では、教育に使う時間も労力も残っていないことが往々にして考えられます。
そのような背景から、経営者として常に全体を俯瞰し、限界が見え始める前の段階で早期に動いていくことを心がけたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を行き詰まりを解消するには「やめる・任せる・仕組み化」を検討する。
・人に任せることは、短期的な損はあるかもしれないが、同時に将来の利益を生む大きな力になる可能性を秘めている。
・限界に達すると打てたはずの手も打てなくなるため、経営全体を俯瞰し、早期の英断を行うべし。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






