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トップページ ブログ > 経営のこと > 微粒子企業が目指したい【ファンマーケティング】

2025年11月12日微粒子企業が目指したい【ファンマーケティング】

今日は週半ば水曜日ではありますが、昨日から家族旅行に出かけています。

当初は沖縄に行く予定だったのですが、ちょうど当日から台風が近づいた影響で天候は大荒れ…ということで、急遽行き先を変更して東京方面に行くことに。

昨日は横浜で、今日は思い切って(&腹を切る思いで…滝汗)ディズニーランドに来ているのですが、今日はそんなことからお話を続けていきたいと思います。

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ディズニーランドについては、これまでに数回訪れているのですが、毎回その世界観に感動するばかりです。

まず、ディズニーランド全体においてのストーリーや世界観があり、その一つひとつのアトラクションもまた、それぞれの世界観があるなというところです。

こういったことは細部において作り込まれており、アトラクションのスタートからゴールまで完全にそのことが徹底されているなという感覚。

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そして何より素晴らしいなと思うのが、今回の例で言えば「プーさんのハニーハント」というアトラクションに行ったのですが、そのアトラクションの中の細かな演出が最高であったこと。


〈プーさんのハニーハント〉

そしてそれが終わって、出口のあたりにプーさんのグッズが所狭しと並べられているショップにつながっていたことなんですね。

これは戦略としてすごく上手だなと私は(恐縮ながら)感じており、プーさんのアトラクションを通じてプーさんのファンになっていたところに、そういったグッズ販売を持ってくるという流れ。

ただ単にグッズ販売のお店を設けているというより、プーさんに対する感情が最高に昂っている状況において、そのようなグッズがずらりと並べられているため、どうしてもそのプーさんの世界に入り込まざるを得ないということになるわけです。

その結果、プーさんのグッズが売れ、物販としての売上が立つという構図なわけですね。

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これは、以前の記事でも取り上げた「ベビタピ」にも似た仕組みがあると感じます。

〈2024年10月16日話題の『ベビタピ』に見る経営のヒント〉
https://muratax.com/2024/10/16/8266/

ベビタピの場合、タピオカの購入までに1時間半ほど並び、そのタピオカを買う場でサインをもらい、その後ショップに誘導するという導線が組み込まれていました。

つまり、単にタピオカを購入するだけでなく、その体験全体に「ストーリー性」があり、いわばファンビジネスのような仕組みになっているわけです。



ディズニーランドにせよ、ベビタピにせよ、強烈なファンを作ることを心がけて、そのファンの方に商品やサービスを買っていただくという仕組みづくりは、本当に美しいビジネスの流れだと(恐縮ながら)私は感じるところ。

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我々微粒子企業にとっても、低価格で勝負するのではなく、ファンに寄り添った商品やサービスを提供することを考えることこそが、すごく大切ではないかと私は考えます。

そのようなことを今一度念頭に置き、自社のビジネスを俯瞰して、自社にとっての最良な経営の進むべき方向を模索してみてはいかがでしょうか。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・東京ディズニーランドのアトラクションには、全体を貫く世界観があり、その細部にまで工夫が凝らされている。

・アトラクション体験からグッズ販売への導線づくりは、まさに感情の高まりを活かしたファンビジネスであると感じたところ。

・我々微粒子企業においても、低価格競争ではなく、ファンに寄り添った商品やサービスの提供を通じて「世界観」を届ける経営を意識したいものである。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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