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トップページブログ > 経営のこと > 【売上アップ】で第一に考えたいこと

2025年12月23日【売上アップ】で第一に考えたいこと

12月最終週も、今日を含めて残すところ4日となりました。

今日からは終日ほぼ面談が立て続いていく予定ですので、
通常業務とあわせて、時間管理をより意識しながら進めていきたいところです。

さて、本日の本題です。

経営者が必ず直面する「売上の悩み」

私は仕事柄、さまざまな業界の経営者の方とお話をさせていただく機会が多いのですが、

やはり話題として多く上がってくるのが「経営の課題」です。

その中でも特に多いのが、「どうやって売上を上げていくか」ということなんですよね。

売上については、一般的に

【単価 × 数量 × リピート率】

という算式で表されます。

仮に売上を2倍にしようとした場合、
単価、数量、リピート率のそれぞれを約1.3倍にすることで、理論上は到達することになります。

参考記事↓
<2021年3月28日【微粒子企業が考えたいマーケティング】をざっくりと>
https://note.com/muratax/n/n6ac1680800de

理論と現実の大きなギャップ

ただし、これはあくまでも数字上の理論であり、
実際にはそう簡単にいく話ではありません。

数量を増やそうとすれば、仕入れが必要になるケースもあるでしょうし、

サービス業であれば、新規顧客をどう獲得するかという課題に直面します。

リピート率を上げるためには、満足度の高い商品やサービスを提供することが重要ですが、
それをどのように実現していくかという点で、多くの方が難しさを感じるところでしょう。

最もシンプルなのは「単価」

そう考えると、超絶にシンプルなのが「単価」であるはず。

単価を上げるという点だけに着目すれば、
理屈の上では、他の要素を増やす必要はありません。

…ただ、上げるだけ笑。

とはいえ、実際には感情的な抵抗が強く、
単価を上げることが難しく感じられるのも事実でしょう。

ただ、ここで低価格路線を選択してしまうと、
それは大企業がひしめく価格競争の世界に自ら飛び込んでいくようなものです。

そこに広がっているのは、
我々微粒子企業が目指したいブルーオーシャンではなく、まさにレッドオーシャンです…(滝汗)。

価格を下げれば、その分、数量やリピート率を上げなければならず、

結果として人件費や広告費といった追加コストが大きくかかることが想定されます。

つまり、価格を下げるという選択は、
他の要素を引き上げる必要が生じ、そのために余計な経費がかかってしまうということなんですね。

低価格が呼び寄せる“別のリスク”

さらに、低価格のもう一つの問題点として、

【低価格を強く求めるお客様が集まりやすくなる】

という恐ろしいことが。

そのようなお客様の中には、
いわゆる「モンスター化」してしまう方も少なからず出てくることが多い印象です。

結果として、本業とは直接関係のない対応に時間や労力、ストレスがかかってくることになり、
経営に集中できなくなってしまうことも考えられます。

微粒子企業が選ぶべき戦略

こうした点を踏まえると、やはり我々微粒子企業にとっては、

「まず単価を上げていく!」という選択が、
最も力を入れるべきことではないかと、私は考えます。

価格を高く設定することで、売上の増加に直結するだけでなく、
様々な面で過度な負担を生む顧客との関係を避けることにもつながるわけです。

価格設定は最初が肝心

また、一度低価格で提供してしまうと、
そこから価格を引き上げるのはとても難しい…という現実もあります。

そのため、新たに商品やサービスを提供する際には、
最初から高価格での提供を前提とした設計をしていくことをオススメしたいところです。

これが我々微粒子企業の生きる道ではないかと。
(Byパフィー)

もちろん、価格は商品やサービスの価値と釣り合っていなければなりませんので、

その価値を磨いていく努力は欠かせません。

ただ、まずは「単価を上げる」というゴールを設定し、
そこから逆算して価値を高めていくという考え方が、とても重要ではないかと思います。

価格を上げる勇気が経営を変える

価格を上げることに対しては、どうしても感情的な抵抗が生まれがちですが、

ここまで述べてきたような視点を踏まえた上で、
ぜひ一度価格を上げていくことを検討してみてはいかがでしょうか。

近年は、物価高や各種コストの上昇により、経費そのものが高騰しているのも現実です。

そうした状況も含めて総合的に考え、価格の見直しを行い、
より安定した経営を目指していきたいものですね。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・売上は「単価 × 数量 × リピート率」という算式で表されるのが一般的である。

・その中でも、最も取り組みやすい要素が【単価】である。

・単価を上げるというゴールを設定し、そこに紐づく価値を高める思索を重ねながら、経営を組み立てていくことを心がけたいところ。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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