2026年1月27日【利益と人】を見据えた経営戦略
今週は、償却資産申告書と年末調整の最終的な処理を詰めるため、面談は極力入れていない状況です。
今週いっぱいは、このような申告系の業務に最大限の集中力で取り組んでいきたいところ。
ただ、ウォーキングと筋トレは忘れずに、健康維持にもしっかり務めてまいります(!)。
さて、自分を制したところで、本日の本題です。
利益が出ない本質を捉える
経営を考えるにあたり、経営者として気になるのが、やはり利益の状況でしょう。
当然のことながら、企業が存続するには利益は必須であるため、
この利益を適切に得ていくことは必要不可欠ですよね。
ただ、その利益を得ていくためのルートとして、
そのルートが適切なものかどうかは、
適宜定点観測しなければならないものと、私は考えます。
どういうことかといえば、
場合によっては、頂戴している代価に対して、こちら側の提供している商品やサービスが過剰になっているということが、
見受けられるかなというところ。
代価と提供価値のバランスは崩れていないか
具体的には、商品に関しては、従来の価格の見直しをしないまま、ここ最近の物価高などに対応せずにそのまま価格が据え置きになっているとしたら、
どうしても、頂戴している代価とその提供する商品が均衡している状況からは
程遠いものになってしまっていることでしょう。
また、サービスの内容に関しては、
こちらが提供しているサービスが、本来のサービスの提供に加えて、余分なものが載ってしまっている、
ということも、往々にして見受けられます。
この余計なものというのは、(語弊を恐れずに言うならば、)
迷惑なお客様に対してのクレーム対応であったり、
限度を超えるようなフォロー体制であったりということ。
そのようなことが通常なこととして行われているとしたら、
そこに携わるスタッフをはじめとした人が疲弊していって、
結果として人が離れたり、そこにまた代替する人を入れたりなどということで、
経費がかかりすぎてしまっているということにも、つながっているかもしれません。
その利益が誰かを犠牲にしていないだろうか
経費がかかるというのは、金銭的な面から見たものなのですが、
何より、自社のために奮闘してくれているスタッフが、
そういったことを通じて退いてしまっているということは、
なんとも悲しいことではないでしょうか。
場合によっては、そういったことを通じて、知らず知らずのうちに体や精神が蝕まれてしまい、
人生を良くない方向に持っていってしまう可能性もあるでしょう。
理念なき経営は、顧客も利益も歪ませる
そういった背景には、少なからぬ場合、
【経営理念や、商品やサービスの提供すべき価値が、明確に言語化できていない】
ことがあるように私は感じています。
逆に言えば、これを明確に言語化することにより、
自社のターゲットを明確にすることができ、
【そのターゲットに該当しない方については、お客様ではない】
という判断をすることができるわけですね。
当然、こちらとしても、
代価を頂戴するのと引き換えにサービスを提供するわけですので、
こちら側から契約をお断りするという選択肢は、
経営者として持っておくべきではないでしょうか。
「お客様は神様です」ということは、
【自社の理念やコンセプトに合う方】
というフィルターを通過して初めて言えることではないかと、私は考えます。
そのようなことから考えると、こういった「自社にそぐわない」方に対して、
NO!と断る勇気を持つことができているかどうかということは、
最終的に、企業の利益に大きく直結すると言わざるを得ません。
利益が残らない体質に見える落とし穴
また、業務フローを見直した際に、
その業務一つひとつを棚卸ししたところで、
業務が過多になっていることも、見受けられるかもしれません。

その業務過多になっている場合においては、
何度も書かせていただいているような「経営から引く」という行動を取らないことには、
どんどん余計なものがはびこってしまって、
コントロールの効かない経営体制になってしまうことが、考えられるでしょう。
<2024年12月3日足すのではなく【引く経営】を考えてみる>
https://muratax.com/2024/12/03/8426/
そのようなことから、「利益」というたった一言ではあるのですが、
その利益が上がっていない原因は何かということを、
経営理念などのベースの部分から考えて、
経営者にとって最も今すべきことを、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者として、自社の理念などにそぐわない顧客に対して、断る勇気を持つことは大変重要である。
・経営全体を見渡して、業務過多になっている部分があるとすれば、それを即座に取り除いていく努力をしていきたいところ。
・特に、経営理念や、自社の提供する商品やサービスのコンセプトを明確にすることは大変重要であるため、そのようなことを再考察して、経営をより改善し、真の意味でキレイな利益を得ることができるように動いてみてはいかがだろうか。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






