2026年2月3日法人設立を考えるラインについて
今日は変な時間に目が覚めてしまい、そのまま仕事に入っています。
こういった日はタイミングを見て適切に仮眠を取らないと、
免疫が下がって良くないですね。
ただでさえ、このようなこともありどうしても疲労が溜まってくるものですが、
昨日ご紹介させていただいたシャクティマットの2日目を迎え、なんとなく調子がいいような感覚です。
<2026年2月2日さらなる健康への取り組みとして>
https://muratax.com/2026/02/02/9885/
<2日目の所感>
https://www.instagram.com/p/DUQPvb1k7pY/
さて、そんな前向きな気持ちを携えて、本日の本題です。
確定申告後に増える「法人設立」の検討
個人事業主の方については、この確定申告の結果を受けて、
来年以降の節税や税務の対策を考えられる方も多いのではないでしょうか。
個人事業主の方が税対策を考える際に、選択肢として挙がりやすいのが「法人設立」です。
そこで今日は、この法人設立を検討すべきタイミングについてお話をしていきたいと思います。
まず検討したいマイクロ法人という選択
法人設立については、過去の記事でもたびたび書かせていただいているように、
まず負担が重くなってくる国民健康保険料の削減を視野に入れた、いわゆるマイクロ法人の設立が考えられます。
マイクロ法人とは、法人を設立した上で、個人事業とは別の事業として売上を立てていく法人のことです。
個人事業主として複数の事業を営んでいる場合には、
そのうちの一部を法人に移すことができないかを検討したいところ。
マイクロ法人を検討する利益の目安
このマイクロ法人で最小限の売上を作り、最小限の役員報酬を設定し、
なおかつ利益も最小限に抑えることができれば、法人税の負担は最低限で済みます。
また、役員報酬を低く抑えることで、健康保険料や厚生年金保険料についても最小限の負担で済むという点が、
マイクロ法人の大きなメリットなんですね。
このようなマイクロ法人については、個別ケースにはなるのですが、
【年間ベースでおおよそ350万円程度の利益】
が出ている状況であれば、まず検討してみる価値があると考えています。
完全な法人成りを考えるタイミング
次のタイミングとして考えられるのが、
個人事業主の事業をすべて法人に移す、いわゆる「法人成り」です。
法人成りについては、各人の状況によって異なる部分はありますが、
ひとつの目安としては、
【年間の事業所得の利益が1,100万円を超えてくる頃】
が検討ラインになるかなというところです。
逆に言えば、先ほどお話しした350万円から1,100万円までの間については、
マイクロ法人と個人事業主を並行して運営していく方が、
トータルの税負担で見ると有利になるケースが多いと考えられます。
ただし、この点については、扶養の有無や売上・利益の構成など、
個々の状況によって結果が大きく変わりますので、十分な注意が必要です。
とはいえ、このあたりの分岐点に差し掛かったタイミングで、
税理士に相談するというのは有効な選択肢であるということは言えるでしょう。

法人成りで大きく変わるお金の感覚
また、完全に法人成りをすると、すべての売上は法人に帰属することになります。
そのため、生活費などの個人として使うお金は、
法人から役員報酬として受け取る必要があります。
【法人のお金は個人が自由に使えるものではない】
という点は、個人事業主との大きな違いですね。
この感覚の違いについては、法人成りを検討する際に、しっかりと理解しておきたいところです。
法人設立の「正解」は一つではない
このように、一口に法人設立と言っても、
マイクロ法人と個人事業主を並行させる形と、完全に法人一本化する形の二通りがあります。
どちらが正解かは、その方の状況によって異なるということは、
くれぐれも念頭に置いておきたいところですね。
というわけで今日は、個人事業主の方が法人成りを検討する際の、
大まかな利益のラインについてお話をさせていただきました。
ぜひこのような考え方を踏まえて、
決して損をすることのないよう、適切な税務対策を心がけていただければと思います。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・法人を設立するといっても、マイクロ法人と個人事業主を並行させる方法と、法人一本化する方法の二通りがあるものと心得ておくべし。
・目安となる利益として、(個別ケースにはよるものの、)350万円から1,100万円程度までは、マイクロ法人と個人事業主を並行させた方が有利になるケースが多い。
・完全に法人成りをする際には、役員報酬の設定などを含めて全体を俯瞰し、決して損をすることのないよう、真っ当な節税対策を心がけたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






