2020年3月25日非日常を継続させることの大切さ
【本日の活動】
・確定申告業務
・法人の決算業務
・法人の月次業務
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■今日は一日中事務所に引きこもって、
ひたすら仕事をする日。
3月も終わりに近づき、
決算や銀行対策など、
いろいろとやることが山積みで、
この一週間は
かなり追い込まれることになる見込み。
今日一日事務所にいるのには
もう一つ理由があり、
それはニンニクの匂いが半端ないから
ということなのです。(汗)。
昨日は、
記事にも書かせていただいた通り、
東京からお見えになったお客様に
全身全霊をもって
おもてなしをさせていただきました。
その最後が、
少人数でのディナーだったのですが、
韓国料理であったため、
ニラやニンニクを
かなり多く食べさせていただき、
今日になってかなりの臭いが
出るだろうということで、
周りの方々にとっての
公害にならぬよう(汗)、
事務所に引きこもることにした
ということもあるのです。
■その昨日見えられた東京の方は、
役者さんでもあり、
声優さんでもあり、
いろいろなことに関する表現者
としてのお仕事をされている方。
いろいろお話を伺っていると、
自身が舞台に立って、
表現者として演じている中で、
会場との一体感が
生まれるそうなのですが、
一たび会場から観客の方々が退場すると、
【瞬時に日常の世界に引き戻されてしまう】
という現実を目の当たりにしたとのこと。
その方にとっては、
そのことが大変残念で、悲しくて、
この心が動いた感動を、
この瞬間だけではなく、
人生においてずっと継続してほしい
という気持ちがあったそうです。
その感動を継続することが、
結果として、
自分にとって幸せな人生につながるのだから…
ということをおっしゃっていました。
■確かに役者さんは、
自らの演技を通じて観客の方々を
感動させるのが仕事のように
思ってはいたのですが、
日常から離れさせて、
その舞台の世界に引き込んでいく
ということが、
そういった舞台の魅力とも言えますよね。
ただ、
その非日常的な空間を、
その場のもので終わらせるのではなく、
そこに観客の方が感動したのであれば、
その感動はその人自身の心が
動いたものであり、
その心が動いた、
自分にとって最高な感動の瞬間を
今後の人生において
継続していくことができるとしたら、
こんなに幸せなことがないだろう
ということですね。
■思い起こしてみれば、
私自身もそうなのですが、
学校などの教育を通じて、
上から言われて行動するという習慣が
良くも悪くも集団生活などで
身に付いており、
それが経験となり、
【その経験の結果が今の自分を作り上げている】
という状況。
そのことが良いか悪いかは別として、
上述したような非日常的空間を
自分の気持ちの中で持続させることにより、
そういった過去の経験も
少なからず書き換えることが
できるのではないか
と思うのです。
■これは結局のところ、
経営者の経営に対する想いにも
直結するものであり、
何のためにこの仕事をしているのか、
経営者である自分自身が
どのようにして目の前にいる
お客様を幸せにできるのか、
と考えていくことが、
すごく重要なことなんですよね。
とは言え、
日常の仕事に忙殺され、
考える時間を失ってしまうとしたならば、
こういったことを思索する時間が
奪われてしまっているという状況。
これこそが、
非日常的空間に自分を送り込んだとしても、
すぐさま日常の空間に引き戻されてしまい、
ただ日々を漫然と
過ごしていってしまっている
結果となっていることが
少なからずあるのではないでしょうか。
■昨日はそんな形で、
東京のお客様から思いもよらぬ形で、
経営についてのヒントを
いただいたような気がします。
想いを大切に、
お客様の立場に立って、
などということは、
日常的に考えていること
ではあったのですが、
舞台などを通じての
非日常的空間に感動した自分を、
そのまま継続していくという発想は、
今までに全くなかったので、
大変勉強になった時間でした。
■新型コロナウィルスの影響もあり、
あまり大々的には
開催できなかったのですが、
やはりこういった
【生の人間同士の触れ合い】
というものは、
すごく大切なものですね。
参加されていた皆様も、
その方から高いエネルギーを
いただいたようで、
すごく満足されていた様子でした。
本当にご縁に感謝。
さらにこういった良きご縁を、
多く世の中に拡げるべく、
これからもっと努力していきたい所存です。