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トップページ ブログ > 経営のこと > 微粒子企業が利益(儲け)を出す際にまずに考えるべきこと

2020年5月16日微粒子企業が利益(儲け)を出す際にまずに考えるべきこと

こんばんは。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

==================


■「いち、にぃ、しゃぁぁん、
 すぴーどぅぴどたちょぉん@.’/#?’&」

 我が家の三女はとてもおてんば。

 我が家の毎朝・毎昼・毎晩
 (つまり常時…)
 の恒例行事として、

 【ひたすらダンスを踊り狂う】

 というものがあります。

 その中で三女は、

 時に髪の毛からタオルをぶら下げたり、

 時にスカートをドレス代わりにしたり、

 時に急に水着を着てひとりで恥ずかしがったり、

 本当にいろいろなことをしでかします。

 今日は、真っ赤なモップを振り回し、
 家の中を大躍進(!)。

 時にそれを長女と次女にぶち当て、
 長女と次女を華麗に泣かせながら、
 家中を席巻して回ります。

 もはや暴君…

 この真っ赤なモップを久しぶりに
 見たのですが、

 『これってあまり使ってないよな…』

 と、ふと思いを馳せることに。

 すれ違った人が
 再度振り返って確認するほど
 人目を引くような艶やかな
 真っ赤なモップは、

 家の中を極めてきれいな状態に保つ
 ことを想定して、
 ダスキン様からレンタルしているもの。

 …期待を裏切ることなく、
 このレンタルモップを使うことはほぼせず、

 家の中では、しばしば埃たちが
 喜びの舞いを舞っている状況(汗)。

 『これって、何かもったいなくない?』

 と思ってしまいますね。


■さて、あなたは自らのビジネスの中で、

 または、日常の生活の中で、

 このように

 【ムダにお金を払ってしまっている】

 ということは、ないでしょうか。

 仮に、このモップのレンタル料が、
 毎月2,000円とすると、
 年間で24,000円。

 毎月の支払いは少なく感じるのですが、
 塵も積もれば…と言われるように、

 トータルするとまあまあな金額に
 なっているものです。

 商売をして儲かるという構図は、

 売上(収入)から経費(支出)を引いて
 残ったものが儲け…
 つまり利益となってくる
 というもの。

 【収入−支出=利益】。

 ざっくり言うと、こうなるはずです。


■ということから考えると、
 儲けを出すためには、

 ① 収入を増やす

 ② 支出を減らす

 の2つの方法があることがわかります(^^)

 では、どちらの方が簡単でしょうか。

 いろいろな考えはあるかもしれませんが、

 一般的には②の

 【支出を減らす方】

 ではないでしょうか。

 ①については

 【お客様が自分の商品やサービスを
 購入してくれない限りは、
 増やすことができないもの】

 である一方、

 ②については、

 【相手は関係なく自らの意思で
 減らすことができるもの】
 
 であるため、だからですね(^^)

 もちろん、

 広告や自己投資などの支出をすることにより
 収入につながることもあるため、

 必ずしも全てにおいて言えることでは
 ないのですが、

 基本的な考えとして、

 【支出を減らしていく】

 ということは、

 微粒子企業の心構えとして
 しっかりと持っておきたいものです。




■ここで、

 『微粒子企業とはなんぞや』

 という定義をさせていただくと、

 【上場企業とは正反対のもの】

 と考えていただければ良いかと思います。

 私を含め、

 世の中の大半はこの微粒子企業と呼ばれる
 事業主であり、

 【上場企業とは正反対の性質であるもの】

 と客観的に捉えることが大切。

 正反対ということを考えた時に、
 
 上場企業は

 【多くのお金を持っている】。

 では、微粒子企業はどうかと言えば、

 【お金がない】(汗)。

 極端な話に聞こえるかもしれませんが、

 微粒子企業の経営を考えていく際には、
 
 【上場企業の反対を行く思考を持っておくこと】

 が必要であると言えるのです。

 (これはあくまでも、私の持論では
 あるのですが、
 これまでにこの税理士の仕事を通じて
 200人以上のお客様である経営者の方と
 接することにより得た感覚であり、
 大方は謝っていないはず(^^)。)


■要は、微粒子企業は
 基本的にお金を持っていないため、

 まずは

 【手元にお金を残す努力をしていく】

 必要があるわけです。

 そのための第一歩として、

 【支出を減らしていくこと】

 を強く強くお勧めいたします。

 一番怖いのが、

 村田家のダスキンのように、

 毎月毎月知らず知らずに
 課金されてしまっているもの。

 これは本当に怖いものです。

 よくある例を、

 ここでピックアップしてみましょう。


 ・新聞の購読料

 ・衛星放送の視聴料

 ・ Wi-Fiの利用料

 ・スマホアプリの継続課金

 ・生命保険

 ・浄水器などのレンタル

 ・定期購入の健康食品

 ・ ◯年間のリース契約

 ・自動車保険料


 …あなたの身の回りにおいても、
 結構あるのではないでしょうか。


■そして、特に注意していただきたいのが、

 【これから独立しようとされる方】

 の支出について。

 一般的に、
 これから独立しようとされる方は、

 ある程度まとまったお金を準備しているため、

 【支払おうと思えば支払うことができる】

 という環境が少なからずあります。

 手元にお金があるばかりに、
 必要のない買い物をしてしまっている

 ということが本当に多くあるのです。

 そのような事情から、

 私が顧問をさせていただいているお客様で、
 これからスタートアップ!という
 経営者の方については、

 「なるべくお金を使わないように…」

 とかなり口うるさく
 お話しさせていただくようにしています。

 もちろんケースバイケースではあるのですが、

 意外と本来は必要ないものに
 お金を使っているということは
 よくあることなんです…


 「その新聞の契約、絶対に必要ですか?」

 「その生命保険の金額、
 今の状況で本当に必要ですか?」

 「その5年リースの機械の購入、
 このスタートアップの時期に
 本当に必要でしたか?」

 「その毎月500円かかっている
 そのアプリの利用料…
 しっかり利用していますか?」

 このように考え直してみると、意外と

 【ムダと言えるお金を払い続けている状況】

 があるのではないでしょうか。

 …ちなみに上記は全て
 私に当てはまるものです(滝汗)。

 もちろん、解約すべきものは
 解約してはいますが、

 開業当初に多額の借入をして、
 会計ソフトの5年リースを
 130万ほど組んでしまい、

 その会計ソフトは半年ほどしか
 使っていないものの、
 毎月リース料を払い続けているのです(泣)。

 
■微粒子企業として、

 【手元にお金を残していくということ】

 は何よりも重要です。

 その手元に残ったお金をもとに、
 
 【あなたのお客様の幸せに貢献するための
 本来の経費を使っていくべき】

 ではないでしょうか。

 この記事を読まれたら、今すぐにでも、

 今支払っているものを
 全てピックアップして、

 【それが本当に必要なものかどうか】

 を再検討されることを
 強く強くお勧めいたします。


■そして、この検討する際に大事なのが、

 【お金を使わないという前提】

 でどうすれば上手くいくか、
 ということを考えるということ。

 例えば、

 毎月新聞の購読料を払っているとしたら、

 まず新聞の購読をやめることを前提として、

 『では、新聞の購読に変わる情報収集の方法
 としてはどのようなものがあるだろうか?』

 という問いを立てる必要がある

 ということです。

 方向性を決めてしまえば、

 必ずや結果はその方向の通りついてくるもの。

 今回の新型コロナウィルスのことを
 考えてみても、

 あれだけ

 『在宅ワークなんて無理だ!』

 と言っていた会社が、

 今やほぼ在宅ワークに切り替えている

 という状況。

 ある程度の組織でさえ、

 決めてしまえば意外と簡単に
 動くものなのです。

 そうなると、

 我々微粒子企業の超身軽な状況は(汗)、
 ある意味恵まれているのではないでしょうか。


■大切なのは、

 【決めること】!

 その決めたことに基づいて
 行動を移していくと、

 結果は自ずとついてくるものです。

 ぜひ、今支払われているお金を再度見直して、

 【お金を使わない】

 という選択をしてみてくださいね。





 三女にも、

 【だいすきダスキンを手放す選択】

 を迫ってみたいと思います。





…おそらく、モップで攻撃されて

 撃沈させられるとは思いますがね… (汗)。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・儲けを出すために必要な第一歩は
 【支出を減らすこと】!

・毎月の継続課金ほど怖いものはない。 
 塵も積もれば山となる。
 今一度ムダに払ってしまっているお金を
 見直すべし。

・特に【今お金を持ってしまっている】
 これからスタートアップの方は要注意!
 意識的に財布の紐を固くするべし。

・【お金を使わない!】と決めることにより、
 自然とその方向にピントが合い、
 最善策が導き出せるもの。


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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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