2020年7月22日意図的に紡ぐ経営における出会いと別れ
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■昨日のことになりますが、
村田佑樹税務会計事務所は、
創立3周年を迎えました。
新型コロナウィルスの影響により、
天神に構えていた事務所を退去しての
3周年を迎えることになったわけですが、
退去と聞くと
残念であるような気持ちもする一方、
実際のところ、
今回の騒動を通じて、
自らの仕事の仕方を見直す良いきっかけとなり、
現在は、
『在宅ワークをいかに極めていくか』
ということに力を入れています。
スタッフにおいても、
3月から完全に在宅ワークに
切り替わっており、
現在のところ
そこまで差し支えがない状況です。
■この3年、
経営者として動いていくにあたって、
やはり、
経営者の仕事は
【変化をしていくこと】
であるように思えてなりません。
今回の事務所退去は、
私にとって
本当に大きな転機であったわけですが、
その他にも、
従来の会計ソフトから
クラウド型の会計ソフトに変えたり、
面談をオンラインに切り替えたり、
スタッフについても、
一般的な媒体からではなく、
知人を通じての紹介により
採用させていただいたり…
いわば
『税理士事務所としての常識』
を取り払ってきた
3年間であったように思います。
■税理士の仕事の他にも、
・独立企業に関するコンサルティング
仕事を超えた面で行けば、
・教育についての講座の企画
・学校づくり(これは挫折しましたが(汗))
・夫婦や家族のあり方を見直す
イベントのようなものの企画…
本当に色々なことをやってきましたし、
今もやり続けています。
これはひとえに、
私自身が
経営者の先輩から学ばせていただいた
【経営は変化していくべきである】
ということを実行してきた賜物なのです。
『ストレスがない』ということは
『変化をしていない』ということであり、
『変化をしていない』ということは、
『その時代の波に取り残されてしまう』
ということ。
時代や経済は、
その時々により移り変わっていくものであり、
『経営が変化していない』ということは、
『その時流に乗ることができていない』
ということだと思うんですよね。
■また、
人はその成長に応じて、
お付き合いをさせていただく
人の層も(良い意味でも悪い意味でも)
変わっていくように思います。
小学生は小学生の友達ができ、
中学生は中学生、
高校生は高校生、
大学生や社会人は、大学生や社会人と
友人関係が結ばれやすくなるでしょう。
一方、
高校生が小学生を見たときには、
それは極めて子どもの存在であるように感じ、
距離を置くことがあるかもしれませんし、
逆に、
小学生が高校生を見たときには、
自分には手の届かないような
圧倒的なオトナだ!といった
感覚を持つのではないでしょうか。
(高校野球の『お兄さん』など)
いずれの場合にせよ、
高校生と小学生が友人関係になる
ことはなかなか考えにくいはず。
このことと同じように、
経営においても、
『付き合う人の層は変わっていくもの』
であり、
これが変わっていないとしたならば、
それはもしかすると
『変化していない証』
であるかもしれません。
(もちろん、全てがそうだとは
言い切れませんが…)
ということから考えると、
経営の要所要所で
しっかりと『定点観測』をし、
現在の得意先や
お客様との関係についても
見直す必要があるかもしれません。
■繰り返しますが、
【経営はその成長により変化していくもの】
であり、
『経営の変化は、人付き合いの変化』
にも繋がってくるわけです。
そして、
以前の記事でも書かせていただいたように、
『真空』を意識的に作ることにより、
そこに違和感が生じ、
その『真空』を埋めるべく
次なる事象が入り込んでくるもの。
そのように考えると、
今の経営者である自分にとって
『違和感のある事象は、
可能であれば排除していくべきである』
と私は思うんです。
それはもしかすると、
お客様かもしれませんし、
現状の経営システムであるかもしれませんし、
仕事以外の
趣味や家族との時間であるかもしれません。
■いろいろと述べてはきましたが、
要は、
【経営は変化していくもの】
であり、
【しっかりとその時々に応じて
柔軟に変容していくべきであるもの】
ではないかと私は思っているわけです。
4年目に入るこれからにおいても、
しっかりと
その状況に応じて変化変容をし、
今のお客様はもちろんのこと、
まだ見ぬ未来の多くのお客様について、
よりそのお客様の幸せに貢献できるよう、
しっかりと邁進してまいります。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者の仕事は、
【変化をすること】である。
・変化していくことは、
時に、人間関係の見直しも強制される。
小学生と高校生が(一般的に)
合いにくいのと同じように、
経営においても、
お客様の層は
その時々に応じ変わっていくものであり、
意図的に変えていかなければならない。
・そのように作った『真空状態』は、
自然と埋まってくるものであるため、
積極的に
経営の要所要所で『定点観測』をし、
意図的に真空状態を作り出すべし。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。