2022年6月22日微粒子企業に求められるのは【日々の微差の積み重ね】なり
■最近は、
朝と夜にいろいろな本を読み漁っています。
本を読もうとするとどうしても
税務やビジネスの分野の
書籍を探してしまうのですが、
少し趣向を変えて『ランキング』
をチェックするようにしました。
そんな中で
【きみのことが だいすき】
という絵本があり、
どうやら売れていたようですので
購入してみた次第です。
きみのことがだいすき
実際に読んでみると、いわば
【毎日の心の処方箋】
のようなイメージ。
これは、
日々傷つきながら闘っている(?)
我々微粒子企業の
経営者にとっても有用ではないか
と感じたところです。
■その中の一つに、
次のようなものがありました。
(…書籍の内容ですので、
少しぼかした感じで
書かせていただきたいと思います。)
私なりに要約すると、
【行動をとる際は、
少しずつでいいんだよ】
ということ。
【自分にとって
「そのくらいであれば
進むことができる」という程度の
少しのステップでいいんだよ】
ということでした。
■経営において、
その経営の改善をしようとすると、
どうしても
「ドカンと一発!」
といった心境になってしまう
というものではないでしょうか。
かく言う私自身も、開業当初は、
広告やその他の『飛び道具』
的なものを利用して、
「ドカンと一旗揚げよう!」
と思ったものです。
(若気の至り…
いえ、たった5年前です(笑))
もちろんそんなことは叶わず(汗)、
【結局は地道な努力が必要だった】
ということに気付かされることに…
■何かを成し遂げようとする際、
10歩先のゴールがあったとして、
急に10歩先を目指すのではなく、
最初は0.01歩先でも十分ではないか
とも思うんですね。
逆に
【最初から10歩先を目指したばかりに、
大きく失敗をしてしまう】
ということもまた考えられます。
自販機などで
硬貨をいっぺんに投入して、
硬貨が反応せずに戻ってくるのと
同じようなイメージで、
一気に叩き込んだとしても、
その反動が起こってしまい、
【結果として上手くいかなかった】
ということも往々にして
あるのではないでしょうか。
そうではなく、しっかりと
【一つひとつの硬貨を的確に入れて
反応していることを確認して、
最終的に10枚の硬貨を入れ終える】
というような行動をとれば、
失敗は最小限に、
最短で成功の道に進むことができる
というもの。
(もちろん、失敗も大きな経験では
ありますが。)
■どうしても、
一攫千金を目指してドカン!と
動いてしまいがちなのですが、
そうではなく、
【重心を低くして、一つひとつ着実に
少しずつの積み上げをしていく】
ということ。
ウサギとカメの中の
カメのようなイメージ
とも言えるかもしれません。
そしてその一つひとつの積み重ねが
後に大きなものとなり、
【その結果、初めて売上に繋がる】
ということが、少なからずあるもの。
■経営においての『飛び道具』的なものは
上述したように
【広告】
であると言えるでしょう。
しかしながら、
広告費を投じても、
【その使った広告費の多寡によって
勝負が決まってしまう】
ということが通常ですので、
【我々微粒子企業の資本力からすると、
それは厳しい手法ではないかな】
というところなんですね。
(あくまでも一般論です。)
したがって、この
『きみのことが だいすき』
の絵本にも描かれているように、
【一つひとつ重心を低く、
着実に自分にできる第一歩を進んでいく】
ということが重要ではないか
と思う次第です。
■私自身、
これから大きな第一歩を踏み出そう
としているのですが、
この絵本を読む中で、
一度立ち止まり、やはり
【小さな積み上げをしていく方法で
結果として大きなことを成し遂げよう】
と考えさせられた次第でした。
何度も申し上げますが、どうしても
ドカン!と進んでしまいがちなもの
なのですが、
これは往々にして
【希望的観測】
であることが大半…
そのようなことから考えると、
微粒子企業家として、
しっかりと重心を低くして、
着実な行動を積み上げていくように
心掛けてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を考えるにあたっては、
一攫千金的に『ドカン』と
動いてしまいがちであるが、
【往々にしてその成果は
得られないのが通常である】
ということを心得ておくべし。
・資本力の厳しい
我々微粒子企業家にとっては、
【一つひとつの微差の積み重ねによる
行動の積み上げが後に功を奏す】
と言えるもの。
・上述した微差の積み重ねをできる人は
案外少ないもの。
そのように考えると、
これを積み重ねたその先には、
【思いもよらぬブルーオーシャン】
が待っているかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。