2023年1月20日私が考える【微粒子企業の戦い方】とは
今日は面談が2本。
いずれもお人柄が見て取れるような社長で、
そのお人柄からビジネスが
派生している様子。
経営はやはり人ですね。
最近よくこの心境になります。
出会い、ご縁に心より感謝です(^^)
さて、本題です。
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■私はよく
自らのことを『微粒子企業』
と呼んでいるわけですが、
大抵の場合、我々のような
起業家に関しては、
いわゆる中小企業や大企業にも
満たない
【小さな会社や事業者】
であるように思うわけです。
それをあえて『微粒子企業』と
呼んでいるのですが、この
【微粒子企業であると
自覚することがまず大切】
なのではないかと
思っている次第。
■どうしても
大企業などになると、
その母体が大きいことから、
【チーム全員でビジョンを共有し、
全員が同じ方向に向いて歩んでいく】
ということが数の論理からして
なかなか難しいというものでしょう。
したがって、
【経営者が進んでほしい方向と、
現場のスタッフが進もうとしている方向に
ギャップがある】
ことが、少なくなさそうです。
しかしながら、
このギャップを埋めるために、
【大企業ならではの低価格戦略により
勝負していくことができる】
という面もあるわけですね。
■もちろん、全部が全部、
理念と現場が貫していないとは
言えないものの、
全体を見渡してみた場合、
理念に精通している人
とそうでないとの割合を考えると、
【そうでない人】
の方が大きくなっているのではないか
と思っている次第です。
■そうなると、
最終的なお客様に対する
商品やサービスの提供に関しても、
【経営側が持っている想い】
と、
【その現場で仕事をしている
スタッフとの想い】
に差異があることから、どうしても
【満足のいく商品やサービスの
提供ができていない】
ということが考えられるわけですね。
ここが我々微粒子企業の
【勝ち残れるポイント】
だと私は思っていて、言ってみれば、
【大企業などが太刀打ちできない
部分で勝負をしていく】
ということが最も有用な
戦略であるのではないかと。
■ではそのためには
どうすれば良いか
ということなのですが、
大企業が手が回っていない部分…
つまり上述した最終的なお客様への
【商品やサービス品質を
徹底的に良くしていく】
ということなんですね。
具体的に言えば、
【人を大切にする】
ということ。
どうしても大企業だと
お客様との直接の関係が、
現場のスタッフを通じてはいるものの
往々にしてシステム化されているため、
【多少なりとも温度感のない対応に
なってしまっている】
ということが少なくないような
気がしています。
■この点こそが我々微粒子企業の
【持てる技術を生かしていくべきところ】
で、その持てる技術こそが、
【お客様に対しての手厚いサポート】
であったり、
親愛なる対話相手であることであったり、
本音で語り合うことができる関係
であったり…といった感じで、
【人との繋がりを大切にすることこそが
我々微粒子企業の歩むべき道ではないか】
と私は思っているところ。
■現に
経営が右肩上がりに成長している
お客様(経営者)に関しては、
この『お客様との関係』をすごく大切に
されているんですね。
先日のご面談でも、
従来オンラインで繋がっていたお客様が、
遠方からその社長に会うために
お越しくださったり、
その他にも、いろいろなところから、
その商品を買い求めに見える…というよりは、
【その社長に会うために
どうにか時間を作れないか】
ということで、お客様の方が
動いているという状況だった
そうなんですね。
このお話には私も大変感動したところで、
感動したと同時に、やはりこれこそが
【微粒子企業にとっての、ひいては
事業を営む者全体にとっての
歩むべき道ではないかな】
と思ったところです。
■どうしても
目先の業務に追われていると、
こういった
お客様に対するサポート
が手薄になってしまうのですが、
上述したような根本面を見据えた際は、
【お客様に対する手厚いサポート】
がないことには、我々微粒子企業は
その他大勢の企業に太刀打ちできない
ように感じる次第。
■業務が繁忙になっている時期
だからこそ、
こういった点を今一度見直し、
経営全体を俯瞰して、
経営者として取っている行動が、
根本的なお客様に対する商品や
サービスを通じての
【最も大切な品質の提供に
繋がっているかどうか】
を確認して、今一度その経営の歩み方を
見直したいものです。
(自戒を込めて…)
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《本日の微粒子企業の心構え》
・この記事の中であえて
『微粒子企業』と呼んでいるのは、
いわゆる大企業と意識的に
区分けをするための意味であり、
【微粒子企業は微粒子企業なりの
経営戦略がある】
と意識しておきたいところ。
・我々微粒子企業に求められるのは、
【お客様に対する手厚いサポート】
ではないだろうか。
大企業がそれを実行することは、
母体が大きく、数の論理的に難しい
と考えられるため、
見方を変えれば、これこそが
【微粒子企業の圧倒的な優位性】
ではないだろうか。
・どうしても業務が詰まってくると、
自転車操業的に業務をこなして
しまいがちであるが、
そのような時こそ経営を俯瞰し、
よりお客様に対して
【手厚いサポートや品質向上をするには
どのようにすれば良いか】
ということを思索すべきものと
心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。