2023年11月29日【『交流』するはずが『拘留』されてしまっている】という不都合な真実
9月決算あと2件!
終わりは見えているものの、
終わり切れていないという状況(汗)。
かなり高いところから俯瞰しながら、
通常業務と並行してしっかりと
進めてまいります。
さて、決意表明をしつつの・・
今日の本題です。
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■以前の記事の中で、交流会などに参加して
『人付き合い』という名目で、
お相手の商品やサービスを購入する
ことにより、結果として
【自分が損害を被っている可能性がある】
といったお話をさせていただきました。
損害と言うと大げさではありますが・・
<2023年11月27日【人付き合いでお金を
使うこと】の意味するところ>
https://muratax.com/2023/11/27/7174/
今日もそのことに続けて
お話をしていきたいと思います。
■どうしても創業当初や開業当初は
【ゼロからのスタート】
である状況ですので、
人脈づくりは必須であると言えるでしょう。
■場合によっては、
ネットビジネスなどにより
(ネットワークビジネスではなく、
インターネットで完結するビジネス
のことです。)
人脈がない状況で売上を作り出すことも
可能であるのでしょうが、
そのようなことを除くと、通常の場合
【人と人との繋がりが商売に発展していく】
という流れが通常であろうかというところ。
そんな中、当然人との繋がりを求めて
行動をしていかなければなりませんので、
場合によっては
【交流会などに参加して人脈を繋いでいく】
ということを考えるものでしょう。
場合によっては、青年者会議やライオンズ
クラブやロータリークラブなどといった
【経営者の団体に参加する】
ということも考えられるかもしれません。
■そういった会合への参加を通じて
次第に人間関係が育まれていき、
【結果としてそれが信頼として積み上がり、
売上に繋がる】
ということが想定されます。
しかしながらその一方で、
いわゆるGive&Takeの関係も
考えられるわけで、参加するからには、
【その会に寄与するような
行動をとっていかなければならない】
ということもあるのではないでしょうか。
■代表的な例としては、
上述したロータリークラブや
ライオンズクラブ、商工会議所などの
【役員になり、会の運営をしていく】
といったこと。
こういった会の中核としての
動きをすることにより、
【次第に人間関係が強固になり、
結果として商売に繋がっていく】
ことが考えられるわけですね。
■しかしながらその一方で、
こういった会に参加することにより、
自分自身の動きがかなり制約されて、
【結果として経営の運営自体に
支障をきたしている】
ということも少なからずあるというもの。
そして場合によっては、
そういった会の役をすることを通じて、
その運営に伴う飲食代や会費など、
【多額な費用負担が必要になる】
ということも。
■時間が奪われてしまう上、
そういった支出も出るとなると、
売上とこういった動きや経費との
バランスを慎重に考えないことには、
【会に参加していることで、経営が回らなく
なるという本末転倒な事態】
になることも想定されます。
■こういった事態を避けるため、
『交流』と『拘留』は区分けする
必要があるということを認識して
おくようにしましょう。
『交流』とは、当然人と人との繋がりを
求めて人同士が交わっていくような
動きなのですが、
『拘留』ともなると、そこに参加した
ばかりに経営者としての動きを縛り付け
られてしまい、
【全くもって身動きが取れない状況】
になるということが考えられます。
そして往々にして、
少なからぬ方について、
【想定外に拘留されてしまっている】
ということが見受けられるというもの。
私自身もそんな時がありました。
(ちょっと怖い文面になってきましたね(滝汗))
■どうしても日々の動きで
当然のように動いていると、
そのような自分の行動が見えなくなって
しまいがちなものなのですが、
適宜様々な経営者の方の話を聞いて、
【自らが身を置いている状況が
自分にとって適切な環境であるか】
ということは、定点観測しておくべき
ではないでしょうか。
そういった定点観測をすることにより、
【その時の自分自身のレベルに応じた
経営者としての行動】
を心掛けることにより、適切な経営の
行動が見えるというもの。
■どうしても、こういった点において
前が見えなくなってしまいがちなものですが、
そんな時にこそ自らを俯瞰する時間を取り、
【現在動いている状況が今の経営にとって
適切なものであるか】
ということを確認していくようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人脈を広げるため交流会や会への参加を
することが考えられるが、それが
【『交流』ではなく『拘留』】
になってはいないだろうか。
・会に参加するなどということは、当然
【その会の運営に寄与する
ことが求められる】
ため、そこから得られるメリットと、
【その会へ参加することによる動きの制限
や支出を総合勘案する必要がある】
というところ。
・経営者として真に大切なのは、
【お客様の幸せに寄与することである】
と言えるため、
適切に経営者として自らを俯瞰する
時間を設け、
【時間的にも労力的にも、
金銭的にも損のないような動き】
を目指し、なおかつ、
【さらなるお客様の幸せに貢献できる
ような行動】
を取っていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。